放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

かんぬき、ではなく、かんばつ

2022年03月31日 18時19分27秒 | バイク・旅の話題


このところ気になっていることばがある。貫通している林道のことを、かんぬき、と呼ぶことだ。漢字では『完抜』とかく。これを、かんぬき、とよんでいるのだが、かんばつ、のまちがいだ。kanbatsu

貫通している林道、行き止まりではなく、通り抜けられる林道を、完抜林道(かんばつりんどう)とよんでいた。これは林業関係者のことばか、道路整備者の用語だったとおもわれる。40年ほど前のバイク雑誌には、完抜林道、ということばが、林道の紹介記事によくつかわれていた。そこにルビなどふってなかったが、だれも、かんぬき、というよみかたはしていなかった。



それが最近、ツィッターでかんぬき林道をはしってきた、とか、かんぬきしてきた、かんぬけしてきた、のようにつかう例が散見される。漢字のよみかたには音読み(中国読み)と訓読み(日本語読み)がある。漢字の熟語は音音読み、訓訓読みとそろえてよむものである。音訓読みの、かん+ぬき、ではおかしい。かん+ばつ、の音音読みだ。完成は、かんなり、ではなく、かんせい。完走は、かんはしり、ではなく、かんそう、だ。

ウェブ雑誌の記事にも、かんぬき、ということばをつかうライターがでてきたので、とても気になっている。

かんぬき、ではなく、かんばつ、だ。
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2021キャンプと車中泊のまとめ

2022年01月12日 18時14分22秒 | バイク・旅の話題


2021年のキャンプと車中泊についてふりかえってみた。何十年もなかったことだが、2021年はキャンプはしなかった。ホームページの副題に『ひたすらキャンプ・ツーリング』とつけているくらいキャンプがすきなのだが、現在はキャンプ・ブームで、野営場は大混雑しているから避けたのである。キャンプ場にいる全員が焚き火をしているのも、前回のキャンプ・ブームのときに、皆がコールマンのツー・バーナーでビーフシチューをつくっていた光景とだぶって見える。はやりものにのってやっている人間がいなくなるまで、キャンプはひかえるつもりなのだ。



一方で車中泊は29泊した。車中泊も流行のきざしがみえるが、このまま沈静化してほしいとおもう。



車中泊はバイクをつんでいったトランポ・ツーリングが13泊。



トランポでゆくと雨も暑さも関係ないからとても快適である。



スキーが9泊。



そして家内との旅行が7泊である。約1ヵ月間ハイエースに寝泊りしたのであった。



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クラッチワイヤーが切れたバイクで走る方

2021年10月09日 09時14分51秒 | バイク・旅の話題


クラッチワイヤーが切れてしまったバイクではしる方法をご存知だろうか。先日『セローのクラッチ、ブレーキの予備レバーを購入』という記事を書いたところ、掲示板でベテラン・ライダーの皆さんとトラブル対応の話でもりあがった。そこでクラッチ・ワイヤーが切れたバイクで走る方を話題にしたのだが、知らない人もいると思うので、ここでまとめておくことにした。



私はクラッチ・ワイヤーの切れた、スズキGSX400FとカワサキZ750GPではしったことがある。むずかしいとかんじるかもしれないが、やってみると意外と簡単だ。

1 バイクには乗らずに、ニュートラルでエンジンをかける。
2 エンジンのかかったバイクの左にたって、ハンドルをにぎる。
3 サイド・スタンドをはらう(サイド・スタンドをはずさないとエンジンがかからない安全装置がある場合は2と3は逆になる)。
4 エンジンのかかったバイクを押して走る。
5 5メートルほど走ったところでバイクに飛び乗り、ギヤをセカンドにガチャンと入れ、エンストしないようにアクセルをあける。
6 バイクが走りだしたら、クラッチをつかわずにシフト・アップとダウンをして走行する。ギヤ・チェンジの際はアクセルをもどして操作するのがコツだ。
7 信号で止められそうになったら、ニュートラルにして停止し、バイクから降りて左にたつ。
8 信号が青になったら、またバイクを押してはしり、飛び乗ってセカンドにいれて走行する、というのを繰り返してゆくのである。

これで自宅やバイク屋まではしることができて、トラブルに対応することができた。これはクラッチ・レバーが折れてしまったときにもつかえる手である。

私はバイクに飛び乗ったらギヤをセカンドに入れたが、ローギヤに入れる、という人もいる。トルクのある大型バイクはセカンドだとおもうが、小さなオートバイはローでもいいのかもしれない。また、セルのあるバイクは、ローにいれたバイクを、セルでエンジンをかけながら発進させて、シフト・アップしてゆくという方法もあるようだ。ただし、これは私はやったことがないから、じっさいのところはわからない。いずれにしても、いざというときに知識があるとあわてなくとすむ。もしもの場合はおためしあれ。



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ぐっさんのバイクはDR650SE

2021年07月31日 18時39分32秒 | バイク・旅の話題


         
画像はバカリズムのツィッターより拝借しました


BS日テレで放送していた、バカリズム、大人のたしなみズムをたまたま見た。今回のテーマが房総ツーリングだったからだ。よく走りにゆく千葉の引き出しが増えればいいな、という軽い気持ちで視聴したのだ。

番組がはじまってみると、案内役はぐっさんこと山口智充氏で、ぐっさんはマツダのトランポにバイクを積んできていた。そのバイクがDR650SEだったのである。番組を見ていた私はのけぞって驚いてしまった。



画像はバカリズムのツィッターより拝借しました


ぐっさん自身も、これはレアなバイクだと話していたが、まさかDRがテレビに登場するとは思わなかった。しかし思い返してみると、ぐっさんは愛車遍歴にも出演していて、変わった車が好みだと言って、珍しいマツダのバンをさがして手に入れたと語っていた。その嗜好がバイクに反映された結果がDRだったのだろうか。

ぐっさんのDRはダークなカラーで再塗装されているがノーマルのようだった。もちろんDR650だけでなく、他に何台も所有しているのかもしれない。以前バイク誌ではカワサキW650に乗っていると読んだことがあるから。しかしDRに乗っていると知ると、応援したくなるよね。

画像はバカリズムのツィッターから拝借しました。


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武蔵野ガレージセールへ

2021年04月12日 22時01分32秒 | バイク・旅の話題


毎月第一日曜日に開催される武蔵野ガレージセールにいってきた。バイクのパーツなどのフリー・マーケットである。場所は埼玉県川越市の荒川の河川敷にある、オフロード・ビレッジというモトクロス・コースだ。



セローででかけたがバイクの入場料は200円だった。



入口をはいるとエンジンの単体を展示している人たちがいる。



かなり年季の入ったエンジンだ。エンジンだけを楽しむようだが、なんだか盆栽のようで、私は良さがわからなかった。



こちらは原動機付き自転車。



古いパーツを売っている人がたくさんいる。



W1の白バイ。



ガラクタのような部品がならんでいるが、欲しい人には宝物なのだろう。



バイクも売っていた。



会場を何回かまわった。これは初期型ダックスのエンジンでしょう、と話している人がいる。エンジンを見分けられるのだからすごい。



ホンダCL72の部品。



こちらはシート。



灯火類。



レバーやグリップ。



コーヒー屋さん。BMWのイセッタかと思った。



しかしちがった。改造車のようだ。



みんなバイクが大好きなのだ。



ガレージセールののぼり。



来場者のバイク。これはホンダCL72?



スズキ・ウルフか。



ヤマハYDS?



W1。



私も以前乗っていたホンダ・シルクロード。ピカピカだ。



若者が、これってなんのエンジンなんだろう、と話していたが、CB250RSーZのだよ、と心のなかで呟いた。
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DR650RSEのカタログ

2021年01月30日 18時16分51秒 | バイク・旅の話題


ネットを見ていると、DR650RSEのカタログが売りにでているのをみつけた。



私のバイクはDR650RSだが、カタログはDR650RSEのものである。Eはエレクトリック・スターターの略で、セル・モーターがついているモデルなのだ。1992年ころの製品で、このカタログは手に入れたいと思った。



ダイナミック・アドベンチャー、砂漠のインペレーションと題されたカタログには、ビック・ボアのシングル・エンジン。エレクトリック・デコンプ付きのセル・スタート。デジタル・イグニッション。デュアル・バランサー・シャフト。デュアル・エグゾースト・マフラーなどの特徴が紹介されている。私のバイクはキック・スタートだから、このセル付きがうらやましい。



ブラックカラーのカタログ。



こちらは仏語のものだ。



このブルーもいい。



上の英語版と仏語のスズキ・フランスのカタログが微妙にちがうのがおもしろい。
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EPIガスストーブの買い換え

2021年01月12日 00時18分39秒 | バイク・旅の話題


2011年から使用してきたEPSのガスストーブがこわれたので買いなおした。



これまで使ってきたのはコンパクトなモデルなので、もう少し大きなものにしたいと思っていた。しかしICI石井スポーツに同じ製品しか在庫がなかったので、また同じものをもとめた。



こわれたのは着火するボタンで、ここが反応しなくなってしまった。しかし約9年間も使用に耐えたのだから、耐久力はあると思う。



バイク・ツーリングで林道をずいぶんと走ったし、車中泊でも何度いっしょに旅をしたのかわからないほど行動を共にした。バイクでは振動にさらされ、車ではボンベに装着したままでコンテナに放り込んで移動したりした。



またこのガスストーブと旅をしようと思う。
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初乗りは墓参り

2021年01月02日 09時17分22秒 | バイク・旅の話題


2021年の元旦。バイクの初乗りは墓参りにゆくことにした。



墓仕舞いをすることが親族会議で決まっているお墓にゆく。正月からおしきみや花がそなえられた墓は清々しく感じられる。墓参りにゆくと、故人がとても喜ぶだろうと、この年になると感じるようになった。



朝は冷え込んだが昼前から日差しがあたたかくなった元日。最高気温は10℃だった。
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昔のカタログはタイムマシーン・石井スポーツ

2020年05月23日 15時33分49秒 | バイク・旅の話題


新型コロナ・ウィルスの外出自粛中に昔のカタログを見ている。左は2020年のMТ石井スポーツの最新版のカタログで、右は1978年のICI石井スポーツのカタログだ。



昔のカタログの巻頭をかざるのは、石井スポーツの看板商品の、手作り登山靴だ。当時の登山靴は革製ばかりで、ナイロンをつかっていたのは入門用のキャラバンシューズくらいだった。私はチロリアン・シューズを愛用していた。



当時の代表的な登山スタイル。膝下までのニッカーと呼ばれるズボンに(ニッカース、ニッカボッカとも言った)、ニッカホースというウールのロングソックスを組み合わせていた。ニッカホースの柄が豊富だったので、ここで個性を主張していたのだ。登山だけでなく、サイクリングでもこのスタイルは好まれていた。私は今でもニッカーを1本もっている。



当時のザック。今見るとレトロだ。私は左の27リットルの青い小型ザックをつかっていた。



当時のストーブはガソリンか灯油を使用するものばかりだった。左上からホエーブス、スベア、オプティマス、コールマン。右は上部がオプティマス。EPIなどのガス・ストーブは出たばかりで主流ではなかった。私は右のオプティマスを使用していたが、火口を固形燃料でプレ・ヒートしてから、ポンピングして着火する手間のかかるもので、扱いにくかった。着火に失敗するとストーブが火だるまになってしまい、消火が困難だった。そんなときは土をかけて、埋めて火を消したのだ。



登山用のテント。山用としてドーム・テントが登場し始めた頃。ドーム・テントは特別なもので、一般には三角テントや家型テントをつかっていた。

このころ自転車をかついで登山道を歩くのか流行っていた。パスハンティングと呼ばれていて、私もそんなことをやっていた。石井スポーツのチロリアン・シューズはそのときに使用していたのだ。チロリアン・シューズは革製のくるぶしまでの軽登山靴で、ペダルを踏むのと山登りの両方に適していたのである。

ICI石井スポーツは最近MТ石井スポーツと名前を変えた。扱う商品が多くなったからだろうか。それとも親会社が変わったからなのか。いずれにしても石井スポーツは私にとって特別な会社だ。アウトドア用品やスキー用品を買うために、今でも1年中お店に通っている。

昔のカタログを見ていると当時にもどってしまう。カタログもタイムマシーンだ。
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昔の雑誌はタイムマシーン・バイク編1

2020年05月17日 17時13分22秒 | バイク・旅の話題


新型コロナ・ウィルスの自粛中に、HPで2019年北海道トランポツーリングのレポートを作成しているが、昔の雑誌も読んでいる。この雑誌は1981年6月号のモーターサイクリスト誌とオートバイ誌だ。



はじめて新車で購入した中型バイク、スズキGSX400Fのテビュー記事がのっている2冊だ。何度読んだかわからないほど繰り返し手にとった。これに目を通してバイク屋で契約をしたのだ。



これも一時保有していたホンダ・シルクロードの広告。価格は338000円。いいバイクだったがパワー不足だった。



ナナハン対決。ヤマハXJ750、カワサキZ750FXⅡ、ホンダCB750F、スズキGSX750E。スズキのGSXはベコと呼ばれていたモデルだ。

昔の雑誌は文章が多い。そして広告が半数以上を占めている。情報が本だけだった時代は、皆むさぼるように文を読んだのだ。カワサキZ400FX、ヤマハRZ350、ホンダ・ホークⅢなどが紙面をかざっている。ホンダCB1100Rの新車価格は2200000円だ。ベネリは最近聞かなくなった。倒産してしまったのだろうか。

昔の雑誌は読んでいて飽きない。そしてその時代にもどってしまうタイムマシーンだ。
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