生杉当たりでもキクザキイチゲが咲いてきました。
可憐な花ですが、ネットなどで保護してやらないとすぐに鹿に食べられてしまいます。針畑では鹿の食害や河川の改修工事などの影響もあり消えつつあります。
イワナシも咲いてきました。
小さくてよく見ないとなかなか見つけられませんが咲いている姿は本当に美しいです。
天気の良い日が続いているので午後から少し畑を耕しました。（下の段だけ）
休憩時には昨日いただいてきた花芽でタムシバティーを。良い香りがします！
もう雪も解けているかなと3月30日、小入林道などの林道の様子をセローで見てきました。
小入林道から数百mのところではまだ若干雪が残っていました。
焼け尾地蔵手前のヘアピンカーブのところでは倒木。
雲海ポイントを過ぎたあたりでも。
土砂が結構押し出してきています。
小入峠手前４，５百ｍほどのところでは大きな倒木枯れ木が今にも落ちそうな状態で崖に引っかかっていました。非常に危険です。
小入峠まで行くと福井県側はまだ雪が結構残っていました（毎年の事ですが）。高島市の整備が入るまではパンクの危険などもあるので入らないほうが無難ですね。
今年は小入林道のタムシバが沢山咲いていて綺麗です。
タムシバティー用に花芽を少し頂いてきました。
そのあとブナ原生林方面の若走路林道の様子も見てきました。
小入林道ほどではありませんが、土砂などが出ていました。途中でイワウチワも見られました。
こちらもまだ高島市の整備が入っていないので、トイレは凍結防止のため閉鎖中になっています。もう少しかかりそうです。
知り合いからお誘いがあり、総勢7人で針畑の山歩きに出かけてきました。
朝は冷え込んで-2℃位、霜で真っ白でした。
まだ春の花の時期には少し早いかなとも思いましたが、今年は季節がだいぶ早いせいかいろんな花が見られました。
ダンコウバイ
キブシ
オオカメノキとも思いましたが、違うようです。
エンレイソウ
イワウチワ（トクワカソウ）
バイカオウレン
マンサク
こちらがオオカメノキだそうです。
アセビ
タムシバの白い花が青空に映えます。
いつもの漬物弁当。植物に興味がある人が多いのであちこちで植物談義が始まり、通常工程の倍くらい時間がかかります。いろいろ面白い話を聞きながら楽しい山歩きでした。
雪も解けて今年一回目のタネカラＰＪ作業です。
昨年秋にタネ拾いイベントなどで採取して保存して置いたタネを播きます。冷蔵庫で保管していたトチの実ですが、すでに季節を感じて芽が出始めていますね。ここから芽が出るんだとと感激。
こちらは土の中に埋めていたトチの実ですが、冷蔵庫ほどではないですが芽が出始めています。真冬の生杉の土の中よりは冷蔵庫の方が気温は高いので発芽が遅い目なのか？
小人3人を含む総勢11人で作業開始です。少しヒヤッとしますが雲一つない快晴で作業日和です。
トチの実、クルミ、ホウ、タムシバ、フサザクラなどのタネをポットやトレイに播いていきます。小人たちも熱心に作業していました。
人数も多いので、12時過ぎにはおおかた本日の作業は終了。うまく育ってくれますかね。
弁当を食べた後、時間の許す人は熊の谷を散策しました。生杉では花の時期にはまだ少し早いようですが、少しずつ春が来ているようです。
キブシ
ダンコウバイ
マンサク
ツノハシバミ、雌雄花があるようです。
イワナシ、まだまだ蕾ですが少しだけ開いていました。
畑ではこのところの陽気で春が芽吹いてきています。
行者ニンニク
ヤブカンゾウ
アサツキ
フキノトウ、他にもノビルが出ています。
上からヤブカンゾウ、行者ニンニク、フキノトウ
早速お昼に天ぷらで春の味わいを頂きました。
午後から家内を送り、堅田まで往復しました。針畑筋沿いではキンキマメザクラ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマなどが見られました。
