生杉だよりⅡ

滋賀県高島市の山奥、朽木生杉での日々の暮らしや風景を日記代わりに記録します。(PARTⅡ)

ニュージーランドの旅(6)オークランド

2019-01-29 21:25:49 | 日記
今日はクウィーンズタウンから北島のオークランドへ移動。人口150万人の都市で国全体の1/3の人が集まる大都会です。
と言っても中心街はコンパクトでぶらりと歩いて回れる感じですね。


一方港町でもあり、ニュージーランドらしく本格的なヨットが並んでいます。


大型客船の寄港も多いそうで、この日も数隻の大型客船が来ていたようです。まさに巨大なホテルが浮かんでいるような感じです。


夕食は港の見えるレストランで。


メイン料理はグレイフィッシュ(伊勢海老?)。「焼き、蒸し、グラタン風」と3つの調理方法から選べます。私は「焼き」で、ポテトの量が半端ではありません。


少々ハプニングも、ビール2杯とワイン1杯を注文したのですが、会計時にはビールのみの$20のみの支払い。あとで家内が気づいてお店の人に言うと注文時に伝票にチェックされていなかったようで「正直に言って頂いたのでサービスします」とのことでした。$15もしたのですがありがたくご馳走になりました。


食後は町を散策しながらホテルへ帰ります。この建物は免税店ですが、昔は税関の建物だったそうです。
ニュージーランドでは大都市でも一部のスーパーや飲食店は別にして、通常の商店は5時にはきっちり閉店します(5時にはレジを締めて帰れる状態)。入ろうとした地元のブランド物のアウトドアショップも5時過ぎにはすでに閉まっていました。
日本人の感覚とはだいぶ違いますが、働きすぎ(?)の日本人も仕事とプライベートをはっきり分ける習慣は見習うべきですね。


ライトアップされたタワー、中国の新正月に合わせてこの時期は赤くライトアップされているとのこと。


明日は飛行機で帰るだけ、ニュージーランドの旅もこれで最後です。
あっという間でしたが、実際に経験してみないとわからないこともたくさんあり有意義な1週間でした(長時間のフライトは大変ですが)。
特筆すべきはニュージーランドの治安の良さでしょうか。人口はかなり違いますが、殺人や強盗などの凶悪犯罪はまず発生しないとのこと。最近は物価が上がり住みにくくなっている部分もあるようですが、生活スタイルも含めて周囲の環境に追われず人間らしい生活をしているなと感じました。そういうところが治安の良さにも表れていると思います。
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ニュージーランドの旅(5)テカポ湖など

2019-01-28 21:18:59 | 日記
朝から小雨模様ですが、今日はお昼過ぎの出発なので、ホテル近くのお手軽コースを1時間余り散策しました。


ピークは過ぎているようですが花もいくつか見られました。




散策後、ビジターセンターも見学し、ホテルの喫茶で休憩。窓ガラスにも「ヒラリー卿」の顔が。


再びバスで移動、プカキ湖のミルキィブルーと青空が美しい。湖面の黒い部分は雲の影です。
ニュージーランドは空気が綺麗なのですが、その代わり紫外線量は平地でも日本の5,000mほどの高地に相当(5~7倍)とのデータもあるそうです。日焼け止め、サングラスは必須ですね。


1時間半ほどかけてテカポへ移動。「小さな教会」で有名なようですが。
ここは澄んだ空気を利用して天文台がいくつか設置されています。ツアーでも「星空観察ツアー」が開催されており、それだけを目的に何もないテカポに宿泊する人もいます。


テカポ湖、こちらも綺麗ですね。プカキ湖よりも少し色が濃いように感じます。


テカポから折り返してクウィーンズタウンへ戻りますが、プカキ湖畔の車窓からマウントクックの頂上付近も見えました。距離にして50kmはあると思いますが、空気が澄んでいるので綺麗に見えます。


ニュージーランドはワイン(主に白ワイン)でも有名で、道路沿いにもワイナリーが点在していました。こじんまりしたワイナリーが多いそうです。


写真ではわかりにくいかもしれませんが、広大な牧場に細長い巨大なやぐらのようなものが設置されています。おそらく1~2kmくらいの長さはあるのでは。これは巨大なスプリンクラーになっており片方の端が固定されていて、全体がコンパスのように回転しながら水を撒いていきます。牧羊だとそれほど水は必要なく枯れ草でも大丈夫ですが、牛の場合は食べる草の量が違うので常に水を供給してやらないといけないそうです。広い牧草地はただみたいなものかもしれませんが、道路工事で使うような大型の機械も動いていますしそれなりの設備投資が必要ですね。


今日は夕食はフリーなので魚料理の店で単品料理を注文。量は十分なのですが、それでもビール・ワインなど注文すると二人で1万円近くでした。


数日前からビルの壁に絵をかいているお兄さん、仕事を終え今日の成果をスマホで記録していました。


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ニュージーランドの旅(4)Mt.Cookへ

2019-01-27 21:05:34 | 日記
今回の旅のメインともいえるMt.Cookへ。
今日も山岳部を長距離移動、とても人が住めるとも思えないような景色がどこまでも続きます。(実際にほとんど人は住んでいませんが)


めちゃくちゃ良い天気ですが、ガイドさんの情報ではMt.Cook付近はあまり良くないとか。


羊牧場での休憩タイム。子羊がすぐによってきます。可愛いですね。


プカキ湖岸からMt.Cook方面を望みます。ガイドの予想に反して良い天気のようですね。
このあたりの山域は西の海に近く標高の高い山域なので、基本的には湿った空気が入りやすく天気が良くないことが多いとのこと。
晴れたらラッキーだそうです。


今夜のホテルハーミテージにはかの有名なヒラリー卿の銅像がありました。エベレストへ登る前にマウントクックで訓練したそうです。


午後トレッキングの途中で雲が晴れ、氷河をまとった頂上が見えました。


これだけでも感動モノです。


ほとんど高低差の無いコースを往復4時間ほど歩きます。
昨日の体調ならとても歩ける状態ではありませんでしたが、今日は大丈夫。気持ちよく歩くことが出来ました。


後ろを振り返ると通ってきたプカキ湖方面の雄大な景色が広がります。


折り返し地点、マウントクックの頂上をまじかに臨む氷河湖です。頂上が見えたら絶景なのですが、贅沢は言えませんね。


高山植物もまだところどころに見られました。






ヒラリー卿の若かりし頃の写真です。
夕食はホテルのレストランでバイキング、ついつい食べ過ぎますね。


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ニュージーランドの旅(3)ワカティプ湖岸散策

2019-01-26 20:58:57 | 日記
体調は時差ボケでと風邪気味で最悪。
幸いにも今日は終日フリータイムで何も入れていなかったのでゆっくりします。(そういう日程になっているのかも・・・)
ゆっくり起きて10時頃からワカティプ湖岸を散策します。


天気も良く穏やかな雰囲気です。
歩いている人よりもサイクリングやジョギングの人の方が多いですね。


UFOのような雲も。


道沿いにはりんごや洋ナシのようなものも植えられていました。


ニュージーランドでは不動産価格が異常に上がり、住宅事情が大変なようです。賃貸事情も悪く、日本からのガイドさんもルームシェアーは当たり前、場合によっては他人とベッドシェアーしているケースもあるとか。不動産高騰の原因となっているのは主に中国マネーのようです(一部日本の有名人等の投資もあるそうですが)。
湖岸沿いではリゾートマンションらしき物件が立てられていましたが、値段を見るとおよそ1億5千万円くらい出しょうか。一般の住宅でも1億は出さないとというレベルらしいので大変ですね。


体調も良くないのでお昼過ぎに部屋に帰り、昼寝タイムに。(家内はスケッチブックをもって出かけましたが)
1,2時間ほど寝て少しは気分も良くなったので、夕食を兼ねて再び出かけました。


午後からは一転して風が強く、湖は白波が立っています。


ガーデンズという森林公園のようなところを通りましたが、皆さんいろんなことをやって遊んでいます。




観光用の現役の蒸気船です。今でも石炭を焚いて煙を出して走っています。


あちこちにいろんな遊具も配置され、子供たちも楽しそうに遊んでいます。




夕食は手軽そうなフードコートでケバブを。周りのレストランに比べるとかなり安いですが、それでも日本円で1,000円/人超でした。味は美味しかったです。


歯ブラシを忘れたので、スーパーマーケットで購入。一緒に缶ビールとおつまみのナッツも。合わせて$5~6、一番安く上がるパターンですね。


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ニュージーランドの旅(2)ミルフォードサウンドへ

2019-01-25 20:46:35 | 日記
今回は最後にオークランド1泊はありますが、ほぼ南島メインの旅です。
今日はクウィーンズタウンから日帰りでミルフォードサウンドへ。ミルフォードサウンドとは北欧などで見られるいわゆる氷河渓谷(フィヨルド)です。クウィーンズタウンで緯度は45度ほどで日本でいうと稚内位の緯度です。条件が良ければオーロラを見ることが出来るそうです。
ワカティプ湖岸の一般道を100km/時で走ります。一般道でも車が少ないのでほとんど100km/時の速度制限です。
広々とした草原と牧場の風景がどこまでも続き、ニュージーランドのスケールの大きさと人口密度の低さを実感します。


片道300km近くの日帰りツアー、ところどころで写真スポットを兼ねた休憩を取ります。


山岳部に入るとスケールの大きい岩山が。


500mを超えるような大岩壁があちこちに見られます。


2000mくらいの標高だと思いますが、分厚い氷河も見られます。


やっとミルフォードサウンドへ到着です。


早速クルーズ船に乗り込みます。


外海に出るところまで往復1時間半ほどのクルーズです。


オットセイも居ました。夜行性なので昼間は日向ぼっこしながら眠っているようです。


岸壁からはあちこちに滝が落ち込んでいます。ヘリやセスナのツアーもやっており、ヘリはサービスで滝のすぐそばまで飛んでいましたよ。


クルーズ船も滝のしぶきがかかるようなところまで寄ってくれます。ヘリツアーも含めて中国からのツアーが多いようです。


帰りは沢山の羊を眺めながら再び3時間を超えるドライブでした。
長距離ツアーなので今日は夕食はセットされていないのですが、長旅と時差ボケで最悪の体調。NZ時間7時(JPN時間3時)に行動開始しようとすると2時間前のNZ5時(JPN1時)に起きだして、NZ6時(JPN2時)には朝食をとるパターンになります。予想していたよりもこの時差は大変でした。
途中のドライブインでサンドイッチなど買い込んでホテルの部屋で夕食タイムでした。


長時間移動と雄大な自然でニュージーランドのスケールの大きさを実感した一日でした。
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