さて、いつもの体育館では、様々な方々が公平に利用できるように参加者が工夫しています。
ひつじ達と別の女性4人グループがシェアしていたコートに、6時半位にやって来た中学生位の男子の数人が「何組で(使ってま)すか?」と交渉にやって来ました。
「じゃ、15分交代で」となり、女性グループ→ひつじ達→中学生男子と順番でコートシェアする事になりました。
それぞれのグループに「よろしくお願いします」とか、「ありがとうございます」と挨拶するのが一般的ですが、挨拶がないのは気になりませんでした。
さて、博士は3チームでシェアが決まってからやって来ました。
そこへやって来た別の中学生男子グループ。
ポップキャンディーを舐めているお行儀の悪い先輩風の子が一人いました。
先に来ていた中学生の知り合いのようで、最初の中学生男子グループの15分が終わってから、後からやって来た中学生グループが続いてプレイしていました。
汗を拭きにロッカールームに行っていたひつじは、いつの間にか4チームになっていて「あれ?」。
博士はいつものように、研究室の話やパソコンの話に夢中でした。
少しして女性グループが帰った時、ずっとコート脇にいた博士が「これで俺達2グループで回せるな」と言うので、
「中学生グループ2つだから3チームよ」と国際親善試合が終わった ひつじが言うと
「何だと?」
そして、ひつじが汗を拭きにロッカールームに行っている間に
「お前らちょっと来い!」と中学生男子を呼び
「使いたいなら使わせてやるから、ちゃんと挨拶に来いよ。勝手に使うな!」
と社会のルールを教えていたそうな。
さすが博士です。
こうした場合、まったく仕方ないなあ、とは決してなりません。絶対に譲らず折れません。
リチギな博士の説教場面を見逃しちゃったのは、ちょっと残念です。
中学生諸君、社会のルールを守らないとダメだよって叱ってくれる大人がいて良かったね。