ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

食物アレルギー~その後の経過と、自宅での経口負荷試験レポート~

2016-02-12 04:20:58 | 参加者の声

freddieさんにお会いした頃のベビーは乾燥肌で、「なかなかマッサージできない。落ち着きがない」とお話されていました。

とても勉強熱心で、自然派お洗濯もアロマスキンケアも実践中。お子さんはとても穏やかに健やかにお育ちです。

手作り保湿ケアがお医者様よりお許しいただけた時、2mg食べれた時、本当に本当にひつじも嬉しかった。

ただ、スキンケア実践交流会での国立病院受診を迷っていらっしゃるようなご発言が少し気になっていました。

少しでも良い治療をと思うのは当然ですが、ひつじの新たなご提案のきっかけになりました。

乾燥部分には一日数回も塗り直していると伺ったので、基礎ケアを見直すアドバイスを行いました。

その後、freddieさんが選択された精油は保湿力を高め炎症を鎮める新たな精油。

知識を活かしたご判断が、肌状態をまた一段階上引きげたのでしょう。

アレルギー克服は、家族への愛と日々の努力、何よりも最新の正しい知識が不可欠です。

日々の努力を想像すると涙が出ます。スキンケア仲間もこの大きな一歩を喜んでくださいますね。

情報をご提供いただいたBreadさん、ありがとうございます。

ワセリン保湿や除去食など古い知識の不勉強医しか知らないママさん、このくらいの肌荒れ普通と思っていたママさん、こちらも読んでください。

ひつじもまた頑張ります!



freddie


乳アレルギーをもつ息子は、今2歳5ヵ月。

これまで、ひつじ先生の元でナチュラルスキンケアを学び実践し続け、実践当初より息子の肌状態もかなり改善し、安定してきました。

息子はこれまで何度かアレルギー値推移を見るため血液検査をしており、1歳8ヵ月頃に小児科で経口負荷試験もしました。

この時は、ヨーグルト6ミリグラムで全身にじんましんが出てストップ。


お寄せいただいた原稿に量の目安になる写真を追記しました。
ひつじはミリグラムが測れないので、0.6グラムを測ってみました。
1グラムは1000ミリグラムなので、これで600ミリグラム。6ミリグラムって1滴にも満たないくらいの量でしょうか。


食事は今まで乳製品を完全除去してきましたが、この負荷試験後、お医者様から「お菓子やパンなど混ぜ物程度なら試してみてもいい」と言われていました。

しかし私は、どこからどう手をつければいいのやら…と食べさせる勇気が出ず、具体的にどう試してどう進めれ ばいいかも分からなかったので、

結局今までと変わらず、乳製品は完全除去して過ごしてきました。


そしてつい先日、ほぼ1年ぶりに経口負荷試験に踏み切りました。ちなみに、前回までとは違う小児科です。

息子が2歳を過ぎ、普段からどこか具合が悪い時は「のどがイガイガする」「少し苦しい」「肩のあたりが痒い」などと私にちゃんと伝えられること。

また、1歳代よりも確実に肌がきれいになっていること。何より、幼稚園入園までにちょっとでもアレルギーが改善されればいいな…と思い、時間的余裕をもって

1年かけてじっくり進めていきたかったこと。これらの理由から、もう1度負荷試験に臨もうと決めたのです。


今回からお世話になる小児科に初めて足を運び、今までの経緯を話して、息子の肌状態を見ていただきながらスキンケアについてもお話ししました。

このお医者様は、「肌状態に問題もないし、これから毎日食べすすめていけば、いずれ乳製品を食べられるようになるでしょう。さっそく自宅での負荷試験を開始しましょう!」と言ってくださいました。

この小児科では、重度のアレルギーでないかぎり、経口負荷試験を院内ではなく自宅で実施する、という治療方針です。



私はお医者様の指示のもと、翌日からヨーグルトを6グラム食べさせてみることから始めました。(本当は6ミリグラムから始めようと思っていましたが、私は何を間違ったのか6グラムのヨーグルトをあげてしまいました…。 これをお読みの皆さんは計り間違えのないよう慎重にすすめてください!)※


息子は朝ごはんのタイミングで6グラムのヨーグルトを食べましたが、アレルギー反応はまったく出ませんでした。口の周りに付いても赤くなったり腫れたりすることはなく、本人もおいしい〜と嬉しそう。次の日も、また次の日も問題なし。無事に6グラムはクリアーです。

このように同じ量を毎日食べて何もなければ、1週間後に倍量にして食べる。その量を毎日食べて何もなければ、翌週にまた倍量にする。それを続けていって、結果的に食べられる量が増えていくことを目指していきます。




翌週、12グラムに挑戦!食べてから10分後、「目が痛い」「喉が痛い」と言いだした息子。く しゃみを連発して鼻も詰まってきました。

呼吸に問題はなく、目の充血もなく顔色も良し。じんましんなどもまったく出ていません。普通に身体を動かしているのでそのまま様子をみようか迷いましたが、

体調が急変しても心配なので、念のためすぐに小児科を受診しました。

お医者様は「全身に症状も出ておらず、いま出ている症状もこのまま落ち着くでしょう。12グラムも問題ないと思います。」とのこと。

息子に出たアレルギー反応は、1時間ほどでおさまりました。

翌日から12グラムを毎朝食べましたが、アレルギー反応はまったくなし。これで12グラムもクリアーです。



現在は、さらに倍量の24グラムを食べ始めて3日経ちますが、やはり問題はありま せん。24グラムを食べた初日は、食べて10分後にくしゃみが少し出て、喉がかゆいと言いましたが、それも30分たたないうちにおさまりました。おそらく24グラムもクリアーすると思います。

このまま食べられる量が増えていって、日常生活に支障をきたさないレベルまで改善していければいいな、と思います。


息子は、毎日ヨーグルト食べたい!と言います。

1歳の時、腕に牛乳が1滴ついただけで、全身がじんましんでボコボコに腫れあがって泣いていた息子。そんな息子が今、毎朝ヨーグルトを嬉しそうにスプーンですくって食べているなんて…。夢をみているようで、たまに泣けてきます。

人からみれば、たった24グラムかもしれません。ですが、私たち親子にとっては 本当に大きな一歩なんです。



ここまで食べられるようになったのは、日々のスキンケアはもちろんのこと、息子の体内環境が整ってきて成長している証なのかな、とも感じています。

これからも、良い肌状態を保てるようケアを続けていきながら、乳製品で食べられるものの幅も少しずつ広げていければ、と考えています。

焦らずに進めていこうと思います。



追記

※お医者様からもっと少ない量での開始指示があったのかを確認したところ、以下のお返事がありました。

お医者さまからは、量は何ミリとか細かく計らなくていい。神経質にならずにお母さんの判断で。この子はスプーン1杯程度とか、それくらいからはじめて大丈夫だろうと言われ、特にg指定はされませんでした。

負荷試験を始める前の1年間の間で、私は何度か1g〜3gのヨーグルトをあげてみたことがあり、いずれもアレルギー反応は出なかったので、少なくとも3gまでは食べられるだろうと伝えたからかもしれません。

それでもスプーン1杯は少し心配だったので、前回の試験でストップした6ミリグラムから始めようと思って計ったつもりが…グラム表示で計ってしまっていました。気づいた時には全部食べていたので時すでに遅し。結果として6グラムから始めたことになります…。

コメント (2)
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