ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

甘えさせると甘やかす

2013-02-05 11:41:06 | 子育て

かじがやベビーマッサージ参加者からご質問を頂きました。

ご主人様が、子どもが泣くたびに抱くとわがままに育つとインターネット記事で読んだそうで、甘やかすなと言われたとおっしゃるのです。

お母さんとしては本当は抱いてやりたいのだけれども、わがままに育つのは困る。どうしたらよいか、というものでした。

赤ちゃんはなぜ泣くのでしょう。

お腹が空いたり、おむつがぬれたり、眠かったり、どこかが痛かったり、

言葉にできないから泣いているのではないでしょうか。

泣くという方法で、伝えているのではないでしょうか。

人は、甘えや訴えを受け止めてもらって、初めて安心を学びます。

甘えを受け止めてもらわなかった子どもは、感情が育ちません。

人の気持ちが分からない子に育ち、思春期に大きな問題が起こることが分かっています。

こひつじちゃんに同じ質問をしてみました。

「赤ちゃんが泣いた時、抱いてもわがままにはならない」という返事でした。

子どもが遊んでほしい時に何か別の物をあてがうと要求が満たされず、もっと構ってほしいと思いわがままになる、と何かで読んだそうです。

彼女は幼いころの自分を振り返って、わがままだったかも・・といいますけれど、今は気配りと我慢ができるようになりました。

人は機械ではありません。

初めから何でもできるわけではないのです。

抱くことで安心を与え、信頼が育まれて初めて我慢できるようになるのです。

甘えさせると甘やかすは、ちょっと違うと思います。

コメント
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