HITOMI NEW YORK(ヒトミニューヨーク)・天然石アクセサリー

アクセサリーブランドHITOMI NEW YORKデザイナー・長谷川仁美のブログ!

クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス さざめく亡霊たち

2016-10-27 10:11:33 | Weblog

東京都庭園美術館で開催中の、クリスチャン・ボルタンスキーの展覧会へ

 

ボルタンスキーと言えば、越後妻有の最後の教室。

心惹かれる作品で、何度か訪れていますが、最初に見た(体験した)時は衝撃的でした

新潟の山里の廃校になった学校を、そのまま使った巨大インスタレーション。

他の世界につながっている、異質な世界に入り込んでいくような作品です。

 

今回は、歴史ある旧朝香宮邸の建物を生かした展示。

大きな作品は新館の方で展示されています。

こちらの、アニミタス ささやきの森(映像作品)は

朝から夜までの、長ーい作品。

実際の時間と写っている画面の時間がほぼ同じとのこと。

昼間に行ったので、昼間の映像でした。

夕方も見たかったです。

そして、今、絶賛開催中の瀬戸内国際芸術祭の豊島に、

ささやきの森があります。

豊島には行ったことがありますが、ささやきの森は山の中で、時間がなく、行けませんでした

豊島、いいです

 

 

 

 


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ダリ展 国立新美術館

2016-10-26 12:43:32 | Weblog

タイトルもシンプルに、ダリ展

を見に、国立新美術館へ行ってきました。

 

総作品数250点という、ボリュームのある展覧会。

ダリの代名詞でもあるシュルレアリスムの、

幻想的で、奇怪で、不思議で、

見ていると、どこか、他の世界に連れていかれるような絵、

だけでなく、

初期の作品から、映像作品、宝飾品、などなど、幅広い作品たちを見ることができました。

ここまで、多才な人だったとは、、、時代の先駆けです。

描かれた絵だけでなく、ダリ自身も作品のような稀有な芸術家。

作品だけでなく、本人の魅力も感じることのできる、ダリ展でした

 


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大巻伸嗣 Memorial Rebirth

2016-10-22 11:52:08 | Weblog

上野公園で10月21日から23日まで開催中のアートイベント、TOKYO数寄フェス、

大巻伸嗣さんのMemorial Rebirthも参加、

これは、見逃せない

と、行ってきました。

 

Memorial Rebirthはたくさんのシャボン玉が空間を埋め尽くしていく、という作品。

横浜トリエンナーレをはじめ、色々な場所で開催されてきましたが、

見るのは初めて。

暗くなった公園の木々のまんなかで、

照明に照らされたピラミッド型とタワー状の装置から霧が流れ、

少しづづシャボン玉があらわれ、それがどんどん増えていって、

無数のシャボン玉が色を変えながら流れていくと、その場の空気感が特別なものに、

予想通り、繊細で、美しく、幻想的な作品でした

あっという間の30分。

やっぱり、大巻さんワールド、しみます。

ご本人もいらして、作品解説、監督など、されていらっしゃいました。

 

 

 

 


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アニマルフォトコンテスト

2016-10-20 08:03:19 | Weblog

弊社スタッフ、りーにゃさんが、動物写真家岩合光昭さん主催のアニマルフォトコンテストで、

ネコ部門 準グランプリを受賞しました

(昨年は入選でした。)

写真はこちらに掲載されています。

https://www.digitaliwago.com/event/?lm=animalphotocon03

おめでとうございます


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鈴木基一 江戸琳派の旗手

2016-10-19 09:29:02 | Weblog

日本画(特に江戸時代)が気になってきたので、

サントリー美術館で開催中の、鈴木基一 江戸琳派の旗手展へ。

 

初めて見る、夏秋渓流図屏風は大迫力。

日本画は、見ていると、ふつうは気持ちが落ち着いてくるのに、

これは、見ていると、どこを見ればいいのかわからなくなってきて、

だんだん不安になってくる、でも、目が離せない、そんな魅力のある絵でした。

 

ポスターにも使われている、朝顔図屏風は、メトロポリタン美術館で何回か見ていました。

最初に見たのは、日本画の知識が全くなかったころ、

尾形光琳の、八橋図屏風(カキツバタ)を楽しみに、日本美術エリアに行ったら、

あれ、燕子花が朝顔に変わってる、、、

しかも、鈴木さん、、、?

でも、なんだか似ているし、これもきれいだなあ、、、

なんて、思ってみてました。(

知らないって、ほんと、もったいないですね。

 

 

 

 


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名古屋ボストン美術館 俺たちの国芳 わたしの国貞

2016-10-18 10:35:11 | Weblog

あいちトリエンナーレに行ったついでに、

名古屋ボストン美術館 国芳、国貞展へ

以前、渋谷の文化村で開催されていた展覧会ですが、

人気がありすぎて、混雑が続いていたので見逃していました。

(混んでいる美術館は苦手なんです

今回は、人もそれほど多くなく、江戸の庶民にタイムスリップして、

ゆっくり、じっくり、と楽しんできました

 

ボストン美術館へは、2回行ったことがあります。

日本でも海外でも、旅に出たら、その土地の美術館、博物館には必ず足を運びます。

初めて行ったときは、日本の絵画の多さ(特に浮世絵)にうれし、びっくり

その当時は日本画にそんなに興味があったわけではないですが、

海外で、日本の美術に遭遇すると、それは誇らしくなるものです。

国芳、国貞の区別もつかず、歌川さんたちすごいなー、と

 

年を重ねてきたせいか、最近、日本画も気になってきました。

 


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愛知トリエンナーレ

2016-10-16 08:23:37 | Weblog

初、愛知トリエンナーレ行ってきました

名古屋エリアは徒歩圏内にまとめられていて、美術館、2館とその周辺のビルが主な会場。

 

最初に損保ジャパンビルで、大好きなアーティスト 大巻伸嗣さんの暗闇の世界を体験し、

あとは、気の向くまま、足の向くまま、巡ってきました。

気が付くと7時間くらい、見て、歩いて、

一日ですべての作品を回ることができました

美術館はひとりで行くのが好きですが、

今回は特にコースも決めず、ひとり、マイペースにまわれてよかったー。

 

メインの愛知県美術館は見ごたえがあったし、

栄会場は古いビルに作品が溶け込んでました。

長者町会場は、以前、名古屋の百貨店で販売したとき、2週間ほど滞在した、懐かしい場所。

名古屋市美術館は現代アートがメインの常設展も充実。

 

次の日は、もう一つの会場、岡崎へ。

初めての訪れる町は街歩きも楽しみ

運よく、期間限定の ペンタルム ルミナリウム 開催中で、

これは、ほんとに楽しかった。

大きなオブジェの中に入って、色、光、空間、非日常を感じることができる体験型作品。

時間制限があり、20分しかいられませんでしたが、もっと、中に滞在して、瞑想でもしたかったです。

 

豊橋には行きませんでしたが、

やはり、アートを見に行く旅、は、いいですねえ

 

 

 

 

 

 

 

 


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愛知トリエンナーレ

2016-10-11 17:55:55 | Weblog

愛知で開催中の3年に一度のアートの祭典、愛知トリエンナーレ。

前回は行かなかったので、今年こそは行きたいな、と、いろいろと調べていました。

ガイドブックも買い、回り方、作品、などもチェック

現地の地図もだいだいわかりました。

(名古屋はご縁があって、昔から何度も訪れたことのある街です。)

今回は名古屋、岡崎、豊橋、での開催なので、名古屋以外の街にも行こうかと、

ネットでも調べていたら、、、

ショックな記事が、、、

豊橋で、ラウラ リマさんのフーガという作品で問題がおきていました。

建物を網で囲い、100羽の鳥をその中に放ち、人間が鳥の世界に入っていくという作品なのですが、

(おもしろそうな作品だな、見たいな、と思っていました。)

鳥たちの飼育環境が劣悪で、100羽いた鳥たちが半減してしまった、とのこと。

情報を集めれば集めるほど、そのひどい扱いに悲しくなりました

ただ、来場された方の指摘で、少しづづ改善中だそう。

不幸な要因が重なっただけで、

アーティストさんは鳥たちのことをきちんと考えていた、と信じたいです。

 


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塩田千春 鍵のかかった部屋 

2016-10-07 08:18:00 | Weblog

横浜 神奈川芸術劇場で開催中の 塩田千春 鍵のかかった部屋展へ。

大量の赤い毛糸を張り巡らせた部屋は、力強い迫力がありました。

独特の世界観にに引き込まれます。

 

ただ、残念だったのが、長い時間、子供が声をあげて走り回って、作品を触って、毛糸を緩ませてまでいたのに、

監視員の方が注意しなかったこと。

美術館ではありえないです。

なんでだったのでしょうか、、、

 

このような、異界につれていってくれるような作品は、その空間全体が大切なのに、、、

タイミングがわるかったのかな。


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杉本博司 ロスト ヒューマン展

2016-10-02 08:16:19 | Weblog

リニューアルオープンした東京都写真美術館へ。

 

杉本博司さんの作品は昔から好きで、

時間の終わり展(森美術館 2005年)

歴史の歴史展(金沢21世紀美術館 2008-2009年)

直島の護王神社、メトロポリタン美術館、などなど、

色々な場所で作品を見て、そのたびに、新鮮な驚きを受けてきました。

 

今回も予想を超えた展示で、細部までこだわった奥の深い作品たち。

静かながら圧倒的なパワー。

会場を出た後も、しばらくは反芻してしまうような余韻の長ーい展覧会でした。

 

そして、写真美術館とは思えない演出。

学芸員さんのお話では、準備期間も長く、リニューアルオープン後だからできた企画展とのこと。

 

幅広い分野で活躍されている杉本博司さん。

ただいま、海が目の前に開ける美しい場所、江の浦(小田原)に新しいアートビルを建築中だそうです。

こちらも完成が楽しみです。

 

 

 

 


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