内藤礼 生まれておいで 生きておいで 展
を見に、上野へ。
なんと、内藤礼がこの博物館の展示物の中から縄文時代の土製品を選び、それを含めた作品空間を創るとのこと、
内藤礼と縄文、好きと好きの掛け合わせ
これは私のための展覧会か?(笑)
と、概要を知った時には驚きと興奮
混雑は避けたいなあ、ざわついていたらいやだなあ、と思っていたら、
日時予約制の上、会場の中は人数制限もあり、待ち時間はありましたがゆっくりと鑑賞することができました。
もちろん、写真はNG
9割の人がひとり
話をしている人はほとんどいなく、この世界感が好きな人ばかりで、みんな、自分の世界に入り込んでいました。
会場は2か所。
2か所とも2回鑑賞。
細部にこだわる先品が多いので、1回目は見逃しているものがないかと、目を皿のようにして。
2回目はゆとりをもって細部から全体を。
息をするのも緊張するような、展示でした。
展示空間をどこか神聖な場にしてしまう、さすがの内藤礼作品。
東京国立博物館との相性も素晴らしかったです。
考古館でいつもの土偶たちを見た後、本館に行くと、いつもは遮光器土偶が展示されているケースに黒駒土偶が!
レプリカは山梨で見たことがありますが、本物は初めて、
土偶ファン界隈ではなかなかの人気ものです。
国立博物館が所蔵しているのは知っていましたが、あまり展示されない貴重なもの。
こちらもうれしい驚きでした。
この展覧会は終了していますが、
銀座メゾンエルメスにて、同じテーマの展覧会が開催中です