今日は敬老会踊り隊(?)のメンバー7人で、とある施設に慰問に参りました。
ど素人の私の踊りで慰問とはおこがましいのですが、ベテラン勢に交じって私は芸人見習いです。(笑)
実を申しますと、私の両親は浪曲師で、私も幼いころは一緒に旅回りしておりました。
けれども、私は一度も舞台に立ったことがありません。
一座の子役にはおひねりが飛んで、それがとても羨ましかったのですが、
「芸人は苦労するから」と、私は学齢期になると親戚に預けられてしまいました。
ですから、人前で踊るなんて、運動会と盆踊りくらい。
20年前に敬老会の接待当番で踊ったのが初舞台だったのです。
今年は人数合わせで引っ張り出されて、濃い化粧と衣装で、芸人ごっこのような不思議な感覚です。
私を芸人にしたくなかった天国の両親は、今日の私をどんな気持ちで眺めたでしょうね?