皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

活気溢れる売り場にて

2017-06-09 22:18:29 | 物と人の流れ
大宮宮原にあるスーパー角上です。平日正午過ぎでしたが、買い物客で賑わっていました。私は初めて来店しましたが、北埼玉のスーパーにもテナント出店しているようです。店内は二百坪ほどでしょうか。普段買い物慣れしたスーパーと違い、鮮魚中心の生鮮のみの売り場です。店内の活気が全然違います。少し喧しく感じてしまいますが。鮮魚の品揃えは圧倒的で、売り場をかなり往復してしまうため、滞在時間がかかりました。
一般食品はドラッグストアーやDSで買い、生鮮品はここで買うという行動パターンになるのでしょう。県南から東京エリアの住宅街では、こういう購買スタイルになるのだと思います。但し一部おいてある日配食品(デイリー品)はやや割高でした。やはり売り手も買い手も、品質、価格のバランスをはかりながら店選びをする時代です。そのなかで生鮮品の売り場で活気を出すのは日本の歴史なのでしょう。
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千の風になって

2017-06-09 21:27:39 | 記憶の片隅
結婚して十三年になりますが、結婚式にご列席頂いたかたで、昨年亡くなったかたがいらっしゃいます。
たまたま夫婦そろって休みだったため、今日は墓参りにいくことが出来ました。義父の会社の上司であったかたで、子供がいなかったこともあり、妻が子供のころから、可愛がってもらっていたようです。
昨年春に亡くなったことを義父が会社の知人経由でハガキで知り、いつかお墓参りしたいと言っていたのが、今日叶いました。結婚祝いに頂いた食器を改めて出していました。人生の節目には手紙や記念品をいただくなど、家族のように可愛がってもらったようです。奥様に先立たれため、お一人で暮らしているなか本当に気にかけて頂いたようでした。
人は死後どうなるのか。真っ暗な闇の中に、何も聞こえない、何も感じることのない世界があるのか、子供のころから、死んだ後のことを考える事が怖くて仕方なかった。今でも死ぬのが怖い。でも人は死んでも尚、思いを残す。頂いた手紙や記念品を見ながらそんなことを思いました。
人生という長い旅。いつ終わるのかは分からないことがほとんどで、しかも手にしているのは片道切符であることは間違いありません。今日一日を精一杯生きる。次の世代に思いを残す。そうした時間を積み重ねていきたいと思います。
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