行田市南河原馬見塚の地名の由来は『新編武蔵風土記稿』によれば、旧南河原村東部の御堂塚付近に、その昔馬市が立ち塚の上から馬の良しあしを見分けたことによるそうです。また当地の住人に馬見塚塚三河を名乗る武士がいたそうです。
神明社のご祭神は大日女貴命、伊勢の天照大神に当たります。
明治の神仏分離により寺の管理を離れ村社となっています。
当地に伝わるササラ(獅子舞)が市の無形文化財に指定されています。獅子の太鼓の胴に文化四年(1821)の墨書きがあり江戸後期の二五〇年前から奉納されているといわれています。
神明社で棒術から「岡崎」「花掛かり」を舞ったのち村を廻ります。諏訪神社にて「稲穂」薬師様で「岡崎」、不動様で「ぶんなぐり」西善院では「鐘巻」をそれぞれ奉納します。
現在9月第二土曜日に実施されており、今月配布の市報行田にも案内が載っています。
私の住む星宮地区池守から星川を挟んですぐの地域です。これまでこうした民俗芸能に興味を向けることがありませんでした。このほか行田市内には6つのササラ(獅子舞)が県または市の無形文化財に指定されています。それぞれの地域が保存会などで大切に継承されています。