
お正月の特売で買ったエアコンの取り付け工事が入りました。どこの販売店に置いても、標準取り付け工事費込みの価格で販売していますが、取り付け場所によっては追加費用がかかることは説明をうけています。室外機がベランダに無事に設置できるか心配していました。

屋内の設置は水平を確認しながら慎重に場所を決めます。配管の都合であらかじめ決まっていますが、いざ壁に穴が開く時は、大丈夫かと思ったりもします。

狭いクローゼットの配管でも、水を流すためわずかでも勾配がつくように通すそうです。

室外機です。狭いベランダですので、置いてみるとギリギリです。部屋の快適さのためには多少の犠牲が必要です。


一人手際よく作業してくれた業者の人は地元行田の人でした。つい、仕事の邪魔になるにも関わらず、あれこれ聞いてしまいます。基本的に販売店の業務委託で、すべて一人で仕事しているとのこと。勿論ご苦労も多いそうです。エアコンの取り付けのピークは梅雨明け前後。一人で1日10軒近く取り付ける事もあるそうです。やはり家電といえども当たり外れはあるらしく、機種によってはメーカー保証を過ぎて直ぐに壊れるものもあるそうです。長持ちすることを祈ります。

車には引き取ったエアコンが積んでありました。今は無くなってしまった三洋製でした。
どうしても取り付け工事費込みの総額ばかり気にしてしまいますが、 明細書を確認すると取り付け費用で一万五千円でした。設置の時間は約90分。とても丁寧で話していて気持ちの良い人でした。Amazonの進出によって、何を買うにも便利ななった反面、配送のコスト負担が軽視され、ヤマト運輸の問題が指摘されました。物に価格がつくように、サービスにも適正な価格があるはずです。多くの人の便利さのため、誰かが泣きを見る社会であってはならないと感じます。今年の大河ドラマ西郷隆盛。藩の財政のためには、百姓が犠牲になっても仕方ないといった藩政に、西郷が抗うところが描かれていました。そういう物語が好きなのは日本人だからでしょうか。それとも歳のせいでしょうか…