乃木坂46・堀未央奈（ほりみおな／21）＝2期生のカリスマとしてグループの中心で輝きを放つ逸材。大きな期待に応えるべく満を持して発売する1st写真集『君らしさ』（11月24日発売／主婦と生活社）は、乃木坂46のソロ写真集で初となる水着姿での表紙も話題（※セブンネット限定版）を集め、発売前重版が決定した。堀未央奈史上最高の“萌え”を存分に凝縮した作品と謳う写真集はどんなできなのか？――――モデルプレスは堀本人に中身の見どころはもちろん、撮影エピソードやメンバーの反応、今後の目標など、たっぷりと話を聞いた。
同作は堀が20歳から21歳になる直前にアメリカで撮影され、水着やランジェリーにも挑戦。少女から大人へと少しずつ表情を変えていく瞬間を克明に追った。ミステリアスかと思えば笑い上戸、ストイックなのに食いしん坊、もちろんお馴染みの“もぐもぐ”顔も収録。あるがままの姿をのびのびと披露している。堀は今年5月から女性ファッション誌『ar』のレギュラーモデルに起用されており、写真集は同誌のスタッフチームが制作を手掛けた。
水着カットが表紙になった理由
― 発売を直前に控えた今の心境をお聞かせください。
堀：ずっと写真集を出すことを目標にしていたので、20歳のときに撮影をして21歳になったタイミングで発売できるのはすごく嬉しいです。しかも『ar』のスタッフさんとアメリカに行って撮影できて、それが本当に楽しくて。素の自分がたくさん出ていると思います。カットごとにメイク、洋服、撮影場所、テーマが全部違うので、ページをめくるたびにいろんな私が出てきます。今は早くそれを楽しんでもらいたいなっていう気持ちでいっぱいです。
― 水着カット含め、先行カットが続々と公開され、すでに大きな話題になっていますね。
堀：メンバーやスタッフさん、いろんな方から感想をいただくんですけど、皆さんすごく褒めてくださるので、そういう声を聞くと、頑張ってよかったなって思います。
― 今回、水着カットが表紙になるのは乃木坂46で初ですが、堀さんご自身で決めたんですか？
堀：そうですね、水色が好きで、水色の水着を着ているカットが、パッと目を引くなって。いろんな写真があるなかで、一番自然に笑っているとも思いましたし、堀未央奈ってわかりやすい、表紙にいいなって思ったので「表紙がいいです」とぼそっと言ったんです。そしたら採用されました（笑）。
堀未央奈、水着＆ランジェリー撮影を振り返って…
― 水着だけではなくランジェリーなどでセクシーショットにも挑戦していますが、大胆な露出に抵抗はなかったですか？
堀：恥ずかしい気持ちはありましたが、乃木坂46全体の写真集で一度、水着の撮影をしたことはありましたし、それにせっかくの初めての写真集ということで、恥ずかしいよりも良いものにしたいっていう想いの方が強かったです。
― ちなみに一番最初に撮ったセクシーショットはどれですか？
堀：（完成した写真集を手に取りながら）ちょうどこの通常版の表紙です。ランジェリーの上にファーを着ているカット。露出のある撮影はこれが初めてだったんですけど、う～ん、振り返ってみてもやっぱりそんなに恥ずかしくなかったかもしれないですね。ただただ外からの日差しが暖かかった記憶（笑）。
写真集に“エア・ミオナ”登場？
― では一番楽しかった撮影は？
堀：ずっと楽しかったんですけど、この芝生の上で走り回っているときは特に楽しかったですね。「自由に動いていいよ」って言われたので、私、自由に動きすぎちゃって（笑）。そうしたら躍動感ある写真ばっかりになりました。これは特にエア・ジョーダンを絵に描いたような感じになって。ロゴみたいじゃないですか（笑）。
― エア・ミオナってことですね（笑）。
堀：そうです！エア…それだとなんか偽物みたい（笑）。でも本当にピカソとかが書きそうなフォルムみたいですごくお気に入りです。
堀未央奈が写真集で成長したこと
― 乃木坂46の方々が続々と写真集を発売して、かつ大ヒットしていますが、他の作品は意識しましたか？
堀：西野七瀬さんの写真集は個人的にも持っていますし、他のメンバーの写真集も今回、改めて見直しました。みんながどんなこだわりを持って撮影したのかなって考えながら。
― “乃木坂現象”なんて言葉も生まれていますが、数字へのプレッシャーはありますか？
堀：100冊だけとかだったらショックですけど（笑）、今はそんなにないかもしれません。でもたくさんの方に見ていただけたら嬉しいなとは思っています。今までいろんな撮影をしてきましたが、そのなかで一番満足している作品になったので、ファンの方はもちろん、ちょっと気になった方にも、ぜひ見ていただきたいです。
― 写真集の企画が立ち上がって撮影して完成して、もうすぐみんなの手に届くというところまできましたが、この期間で自分が成長したなって思えることはなにかありますか？
堀：たくさんの方が写真集の先行カットや表紙を見て「楽しみ」とか「いいね」って言ってくださるのを聞いて、素直に自信を持つことはできたかもしれないです。これまでも自分のことを内面的にも外見的にも好きになろうっていう努力はしてきたんですけど、どうしても昔から自分のことが好きではなくて。でも今回、早く写真集の中身を見てほしいなって思うんです。自信を持って「見てください」って言えるようになったのは、ちょっとした成長なんじゃないかなって思います。
“堀らしさ”を本人が語る
― タイトル『君らしさ』の由来についてはなにか聞いていますか？
堀：まだ聞けていないんです。でも秋元さんはたぶん、私らしくいていいんだよ、と言ってくれているのかなって。これまでいろんなことがあって、これでいいのかな、って思うことは正直ありました。周りから浮いているな、と感じて悩んだことも。そんなとき、周りに合わせた方がいいのかなって考えることもあったんですけど、でもやっぱり、自分のそのまんまを貫いた方が絶対にいいと思いますし、自分らしさを失ったら個性がないというか面白みがないと思うんです。なので改めて少し背中を押してもらえたというか、タイトルはすごく気に入っています。
― せっかくなので堀さんが思う“堀らしさ”を教えていただきたいなと…。
堀：絶対に聞かれると思っていました（笑）。なんだろう…私もよく自分が分からなくて。私にはいろんな自分がいる、例えば変にテンションが高いときもあれば、急に真剣になったり、ガッと集中していたり。きっと周りの人もこいつなんなんだって思っていると思うんです（笑）。
― 堀さんに対して「ミステリアス」という言葉がよく使われるんですけど、堀さん自身、それをどう思っていますか？
堀：そうなんです（笑）。でもミステリアスとか不思議っていうひと言で完結するんじゃなくて、もうちょっと私を知ってほしいな、見てほしいなっていう思いはあります（笑）。
― 最近、先入観が大きくなりすぎて「本当の私は違う！」と思ったことはありますか？
堀：私、甘いものが好きそうってすごく言われるんですけど、好きじゃないです（笑）。あとホラー映画が好きって言うと、仰天されます。「意外だね」って（笑）。そう言われることがすごく多いので慣れてはいるんですけど、甘いものが好きっていうのは、見た目では決めてもらいたくないなって思っています（笑）。
堀未央奈が“3分に1回”気になること
― 写真集には12ページにわたるロングインタビューも掲載。学生時代は“前髪が命”で3分に1回くらい、必ず持ち歩いていた折りたたみのくしで前髪を整えていたとか。当時はパッツン前髪だったのもあると思うんですけど、今はどうですか？
堀：今も気にはする方だとは思うんですけど、ファッション誌では無造作な前髪とかも多いですし、逆にちょっとスカスカな感じが可愛いっていう時代なので、そんなに気にならなくなりました。でも私、おでこが結構広くて、ずっとおでこはNG！って言っていて（笑）。『ar』をきっかけにおでこを解禁したので、その卵っぽさ、“卵らしさ”がいいと言っていただけることも多いです。卵らしさ……待って！“君らしさ”と“卵らしさ”が被っちゃった、どうしよう、ここちょっとカットしてください（笑）。“卵らしさ”ってたくさんの人に言われちゃう絶対（笑）。…（開き直って）卵っぽい、卵らしい私も見てもらえたらいいかなって思います（笑）。
― （笑）。今、3分に1回くらい気にしてしまうことはありますか？
堀：日焼けと、あと唇！自分でも気になるんですけど、人の感想もすごく気になっちゃうくらい唇が重要。口紅、グロス、リップクリーム、唇の色身は常に気にしています。
（右から）渡辺麻友、柏木由紀（C）TBS
（左から）渡辺麻友、柏木由紀（C）TBS
（左から）渡辺麻友、柏木由紀（C）TBS
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至福の表情（C）モデルプレス
