20日から23日までU先生の「生き甲斐の心理学」の勉強会を中心に、奈良盆地の蒸し暑さと京都盆地の蒸し暑さを堪能?してきました。もちろん、聖地も訪ね、また素晴らしい典礼を拝見するなど心が洗われてリフレッシュしてきました。
今回、奈良の旅は、涼し博物館を中心にしましたが、やはり「源信」はよかったです。十年くらい前に延暦寺で合宿で勉強させていただいた時に、横川にも行き、そこで源氏物語にも出て来る横川僧都・源信の修行したお堂やお墓を拝見させていただき気になっていました。また、この数年の旅行で東北地方の浄土宗関係のお寺の芸術にも触れたり、折口信夫の「死者の書」、あるいは梅原猛氏のその解説などを読み、源信を学ぶ必要性をひしひし感じていました。
展覧会の感想ですが、エリクソンの心理学とちょうどピッタリと重なり感激しました。地獄と極楽が一つのテーマだったようですが、それはエリクソンでいうところの61歳を越えるところの、智慧・自我統合性・絶望感の世界だったようです。絵空物語のような地獄を、若いころは感じていましたが、そうでなく今ここの地獄が描かれていると意識すると、自分の中の絶望感がより鮮明になるようです。そして、その反対の自我統合感としての極楽。
とても新鮮でしたし、日本の縄文に至るまでの文化の神髄を見たようです。
時代 8/10
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森 裕行 | |
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