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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

疑惑感をふっとばす!意思力、意地力、石力・・・ (心の世界は今も縄文時代も 2/10)

2020-08-14 | 第一章「意識と知覚」

 2-4歳のころに疑惑感・恥辱感の原型が出来ると言われている。わたしの場合は母に連れられて幼稚園に初めて行き遊んでいると、窓の外に母が門をそっと立ち去る姿が見えた時だ。その後のことは覚えていないが、幼稚園の先生に宥められて再び遊びはじめたのだろう。成長し大人になっても、疑惑感や恥辱は時に湧き起こる感情である。こうした感情に対して私たちは心理学者に教えられなくても、意思力や自律性で身を整える術を知るようになる。

 私もそうだが、湧き起こる感情は日本での生活の中では抑制、時には抑圧ぎみになるものだ。しかし、感情は理性とはまた別の次元で本人の真実を語るところがあり、感情をどのように捉え意味することを思索するかは大事だ。若い頃であれば、進学はどちらにするか。専攻はどれにするか。就職はどこにするか。人生の節目には必ずといって良いほど選択の時がある。そのときにAに決める。こころの深い深いところからAに決めれば悔いはないが、なんとなくBさんに誘われてとかで外してしまうことがあったり、何かメンツにとらわれて選択してしまうことが多々ある。それも人生を楽しくする要素かもしれないが遠回りであることは確かだ。人生後半戦になると切羽詰まってくるようだ。

 私の事例は父親も建築科を卒業し建設会社で働いていたし、祖父も設計事務所で働いていたので、本を読んだり父や祖父の仕事を垣間見ながら本音では建築に熱い気持ちになれなかったところがあるが建築科を受験した思い出がある。「生き甲斐の心理学」の影響があれば少しは違った選択になったかもしれないし、現に担任の先生は違うことを言われていた。比較するのもおこがましいが、夏目漱石は当初、建築家を志していたようだ。それが友人の影響で文学となり、中年になって大小説家となった。

 疑惑感・恥辱感に悩む時に、自律性と意思力を発揮する。そのとき変な意地力にならないようにする必要があるのだろう。

 さて、この数日縄文時代の男性器に似た石棒を考えている。6月ごろから国立の緑川東遺跡の1m以上の石棒4本を何回も見学に行った。そして、先日は「石棒 Zoom in 」(縄文ZINE CHANEL)の講演会にも参加させていただいた。縄文中期に岩山から膨大な数の石棒を切り出し祭儀で使った大きな石棒。土器や土偶はどうも女性が作ることが多かったようだが、石棒は材料が堅い石。男性が切り出し叩き、そして磨いて作ったのだろう。

 男性の強い石力!もちろん女性にも強い意思力はあると思うし、そういう方はたくさんいらっしゃる。

 多摩にも縄文からの石力は今だに続いているように思える。道祖神なども縄文時代の大遺跡のそばにあったり、今年はコロナ禍で行事は中止になったがくらやみ祭りは重量級の神輿や直径が2m以上の大太鼓が賑わう。因みに大太鼓は昔はこんなに大きくなかったが、町々による競争が激しく日本にない大木を海外に求め輸入して作ったとされる大太鼓もある。石力、健全?な意地力も健在なのだろう。

心の世界は今も縄文時代も 2/10 

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