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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

般若寺と一本の牛乳でリフレッシュ!(こころの奈良 2/10)

2018-06-08 | 第二章「五感と体感」

 二番目の訪問地は平城京の鬼門の位置にある般若寺。近くには奈良阪があり、一度は行ってみたかったお寺である。場所的には東大寺大仏殿が小さく坂の下に見える場所だ。

楼門は国宝であるが、その前に明治13年に創業した植村牧場があるのが印象的だった。コスモス寺で有名だが、まさか秋のコスモスが咲いているとは思わなかったが、早咲きのコスモスが綺麗に咲いていた。

      

このお寺は、白鳳時代に創建されたとのことだが、正史が無くいろいろな説がある。頂いたお寺のパンフレットには高句麗の僧慧灌の創建とされているが、上宮聖徳法王帝説裏書きにあるそうだが、蘇我日向が孝徳天皇の病気平癒のために創建されたというものもあるそうだ。蘇我日向は兄弟の蘇我石川麻呂の娘と密通したり拉致したり、あるいは石川麻呂の変で山田寺で石川麻呂を自死させた本人であり、持統天皇に興味を私にとってはドキッとする説だ。

    

本堂で文殊菩薩騎獅像を拝見し、お庭の石仏や平和の塔などを拝見して安らぎを感じた。このお寺は福祉活動でも有名な忍性とも関わりがあるようで、以前行った竹林寺や極楽寺のことも思い出した。その後で、気になっていた植村牧場により、牛乳をいただいた。

結構暑い日であったので、一本の牛乳をおいしくいただいた。五感体感で好きなものに囲まれていると、自分の中のモヤモヤ感は落ち着いて行き、生き甲斐の心理学のストレス曲線の理論では、①不安感②怒り③身体症状④うつ⑤錯乱と感情を5つに分けるが、もやもや感の源流の①不安感が自分にとって掴みやすくなる。そして、不安感は理想と現実の把握のギャップということで、この理想と現実がまともなものかを検討できるようになるようだ。ここまで、不安感を意識化できるようになると、②怒り③身体症状なども一挙に消えていくようだ。

もやもや感は、「自分は何のためにいきているのか?」「生き甲斐は何か?」「自分の身体、心(生育史)、魂を大事にしているか?」こんな自問自答とも関係していたようである。自分の背骨を見直すには奈良は良い場所なのかもしれない。この般若寺も白鳳時代・奈良時代からと一時1000人を超す僧を抱えたりしたこともあるが、応仁の乱、近くは廃仏毀釈での栄枯盛衰は想像を絶するものであったと思う。しかし、それにも関わらず守られているお寺の正中線というか、その迫力は癒やしの力に変わるのかもしれない。

こころの奈良 2/10

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