社会人となって4-5年経った頃だったと思う。日々コンピュータの営業をする中で、一日の激しい感情の動きを意識し、自分はおかしいのではと不安になったことがある。営業は人と接する仕事であり、典型的な感情労働とも言われる。朝一番で値引き交渉、笑顔の顧客に使用方法の説明、午後苦情処理、その後は受注が決定した顧客と打ち合わせ・・・こんな日々は様々な感情が激流のように通り過ぎているようだった。今、考えると自分がへんではないかと不安になったのも頷ける。
そんな私が、次に感情に深い関心を持ったのは、それから20年以上たってから臨床心理学に興味を持つようになり、「生き甲斐の心理学」を学び初めたころだ。プロセススケールもそうだが、この学問は思考・感情・行動のうち、もちろん思考が中心なのであるが、感情を実に大切にし研究している。そして、いくつかの感情に関わる理論を学んだ。
忙しかった当時の自分のような人に、一つアドバイスするとしたら何か? いろいろ調べたがU先生のブログにある、平安感の話が印象深かった。私たちは昔から森に親しんできているので、緑多いところを小鳥の声を聞きながら散歩をすると、何ともいえない平安感をもつことができる。それを意識すると良いということだ。
私の家の近くには縄文の森というような大木溢れる場所ではないものの、ハイキングコースのようなところは結構あり、今は一週間に一度は一人でのんびりと散歩をしてます。小鳥の声を聞いたりしているとなんとも言えない良い気分です。毎日それができなくても、週に一回くらいは、そんな散歩で平安感を味わうと、感情の基準みたいなものが自分の中にできるようで、感情生活?が安定してくるようです。
あしたから数回、感情についてもう少し思索してみます。
爽やかなこころ 2/10
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森 裕行 | |
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