イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅とストレス!(ストレスを再考する! 8/10)

2015-09-10 | 第一章「意識と知覚」

 昨日は、台風18号の到来の中、台風と旅のストレスの中、結構動き回ってしまった。午前中は、台風で半分あきらめ、宿泊地の高岡で一日過ごそうかと思っていたのに。

 さて、真面目に2日目のやや疲れた旅の中、考えたストレスは、ストレスの3分類だった。人間が身体、心(成育史)、魂(宗教の領域)から成り立つと仮定し、今感じるストレスは、このうちどれかということを意識してみるのだ。

 北陸には、30歳くらいまで何回か行ったことがあったが、それ以降考えてみれば、一度も行っていなかった。確か金沢大学がお城の中にあったはずの金沢城も観光地としてしっかりとし、昔のイメージとずいぶん変わった。妻も運転するのでドライブはさほど疲れないが、といって二日目なので、身体の疲れもそろそろ。そして、魂のうずき?か縄文というか何というか?

 この3分類で、観光を楽しみつつ、自分のストレスの傾向をウォッチングするのも楽しんでしまった。

 午前中は高岡市万葉博物館見学。今回の北陸旅行のきっかけとなった、万葉集と縄文の関係。そして万葉集を編集した大伴家持が越の国の国衙に5年勤務し、その国衙の付近にある博物館に行きたいと思ったからだ。この博物館では毎年10月になると万葉集の4500句以上を市民で3日かけ読む会を催すとのこと。文化が根付くというか・・・素晴らしいと思った。そして図書館も私が興味のある、考古学や民族学などの書籍も・・・

 そして強風と雨でほとんど缶詰状態で2時間くらい楽しんだあと、雨も止んでいたので金沢へ。兼六園も雨降りの状態だったが、昼を過ぎてから雨も上がり、期待以上にお庭を楽しみ城も楽しんだ。

      

  お城に行く前に21世紀美術館にも・・

      

結構歩き、身体からのストレス!

次は、金沢の街並みを拝見というか、東茶屋へ。

結構な人出と、最近の観光ブームを金沢で感じ、身体の疲れもあるが、魂からくる何かも。最近の観光地でよく感じる軽さというか。現代のサービス業は教育も医療も観光も、一般に何か軽い感じ、浅い感じ。

そして、日もくれたころ。やっと市内のチカモリ遺跡公園に行った。

     

縄文後期~のウッドサークルだが、たそがれ時のウッドサークルは何かを感じる時であった。3000年前以上のこの場所で、巨木をつかった祭儀が行われ、祖先が神に感謝し、何かを捧げ、祈る空間だった。それを思うと、疲れがいっぺんに飛んでいってしまったようだ(その前に、ちょっと昼寝もしたが)。

最後に、金沢はブームなので多くの観光客が来ているようだが、縄文関係は実に私たちくらい。こうした現状をあの世の縄文時代の祖先たちはどう感じているのだろうか?きっと、金沢に興味をもつかもしれないが(笑)。

さて、今日は観光しつつ帰るとしよう・・・

 

 



1 コメント

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Unknown (ジャック)
2015-09-11 13:12:17
共感することも多く、興味深く読ませていただきました。
金沢はよく行くのですが、チカモリ遺跡公園はまったく知りませんでした・・・。
これからも楽しみにしてます!

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