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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分に共感してみる、植物に共感してみる(苦手な人との付き合い方 6/10)

2017-11-18 | 第四章「愛とゆるし」

 苦手な人とうまくやっていくためには、共感力が重要だと思うのです。しかし、嫌う相手に共感などまだ早いし、多分できないでしょう。その前にやることがあるかもしれません。

 生き甲斐の心理学では、自己受容ということが良く言われます。これは、例えば苦手で嫌っている相手ではなく、嫌っている自分に共感することかもしれません。この自分への共感というのは、少し説明が必要でしょう。自分の感情を中心とした内的な世界に関心を寄せて、深く理解すると言ったことだと思います。まあ、嫌っているのも無理はないね・・など。そんな風に思えればよいと思います。

 共感というと、普通は同意とか賛同といった意味にとる方が多いと思いますが、心理学でいう共感は普通は日本語には無いといってよい概念の言葉emphathyを意味し、ネットで調べるとその意味が山ほど解説されてますが、感情移入的に理解するといったことなのでしょう。これは、私達が物事の良し悪しを判断する倫理道徳といった次元(賛否や同意など)の言葉ではないことを理解していただければと思います。

 そして、倫理道徳とは別にした、この共感を意識して、時々いろいろなことに共感してみると、別の世界が見えてくるようにも思います。何故か旧約聖書の一節を思い出す。「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である」新共訳 創世記1-31

苦手な人との付き合い方 6/10

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