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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ルーツを求めて、しまなみ海道へ!

2015-08-12 | 旅・雑記帳

 昨日は、しまなみ海道の大島を中心に、ルーツをもとめる楽しい旅を味わった。この旅ができたのも、予備校時代からの友達Kさんをはじめいくつかの偶然も重なっているようで、心より感謝であった。

 しまなみ海道(広島県尾道市から愛媛県今治市)は、今まで何度か渡って四国の旅を楽しんだ経験があったが、今回私の3代前から以前に先祖が住んでいた大島を一日がかりで堪能したのだ。

 大島には、立派な今治市村上水軍博物館がある。能島村上氏の拠点の能島瀬戸がそばにあり、本屋大賞を受賞した和田竜さんの「村上海賊の娘」の舞台である能島がそばにあり、舟で潮流体験ができる。また、以前3代前までの戸籍を取得していて判った3代前の本家の住所。ただ、今治市関係の本家関係の情報が欠落しているので、まずは本家とされている現地に行ければと漠然と考えていた。

 

 まずは、村上水軍博物館。

     

 水軍関係の博物館としては、日本で唯一ということで、実際に舟や海賊衆のつかった道具、古文書など盛りだくさんであった。ただ、今回はざっとみるだけだった。期待していた縄文土器は残念ながら展示していなかった。縄文遺跡もしまなみ海道ぞいの島々に想像以上にあることを知り、また秀逸な注口土器があることも知っていたのだが。

 展示で、改めて感動したのは、戦国時代にカトリックの宣教師フロイスが村上武吉と会っている絵画が展示されていたことがあった。村上一族とキリスト教の関係は今まで調べて深いことを知っていたので、その興味は一段とました(私はカトリックでもあるので)。さらに、日本海海戦で秋山真之がT字戦法を使ったのは有名だが、それが村上水軍の兵法の影響もあるということにも驚いた。

 昼には、おいしい近くの漁港で取れた魚を食べ、続いて能島を中心にした宮窪瀬戸の潮流体験に。

         

国指定遺跡にしていされている能島には今回は上陸できなかったが、将来は一度行きたい。

そして、本家のあると思えるところに。Kさんの助太刀で明治時代では地番がないため、どこにあるかもはっきりしない目的地を絞り込んでいき(訪ねて、お聴きする)、最後には目的を達成した。まさか、実際に親戚に会うことができるとは思っていなかったが、できたのだ。

祖先が毎日見た風景を見ることができ胸が熱くなった。

残念ながら、200世代前の縄文時代の祖先の風景はわからないが、3代とか5代前の祖先が確実に見た風景をみることで、あるいは体感することで、自分をより知った気分になれ心地よかった。

Kさん有難う!

 

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