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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

体験を深める主役は何だろうか?(心の健康度 ② 2/10)

2014-04-24 | 第三章「無意識の世界」

 本当の体験とは再生とか、脱皮とか、そういうものに繋がる貴重なものではないだろうか。そして、体験により成長があり、今までと違った世界が開かれていく。特徴的なのは・・・

 1.未知の自分の潜在的問題が顕在化し、自分でその回答を見出していく。そして、その回答は「~を~する」といったような簡単なことの本質を含んでいる。それゆえ、ある体験は経験してしまえば、何だということだが、個人にとっては実に意義深い転換点につながり、それからの人生に影響力を及ぼす。

 2.体験は思考や行動とも関係あるものの、やはり感情に眼をつけるのが体験過程を滑らかに進めるには良いようだ。

 今日は、この中で、2についていろいろ考えている。感情と思考、思考と行動、行動と感情、は深いつながりがある。さらに、人には意識の世界があると同時に無意識の世界もある。

 体験過程の歯車はどこからスタートすべきなのだろうか。U先生から教えていただいたのだが、やはり湧き起こった感情(ストレス曲線)の意義を考えるのがポイントで、最終的には、その意義(ポジティブな意味)が明確になったところで終わる。

 この冬、古代の歴史小説を読んだりして、どうしても大津皇子にゆかりの場所に行きたくなった。そして、当麻寺や二上山、そして鳥谷口古墳に3月12日に訪れる(何かの不安感から旅行という行動にでたのだろう)。それから、その意義をさらに試行錯誤していくのだが、実に意味ある偶然といっても良いことも重なり、復活祭の日程に重なるかのようことが進展していく。

 湧き起こる感情は、無意識と意識の世界の両方から発現するようで、しかも、それは何らかの原因(理想と現実)を秘めているようでもある。そして、その感情に向き合う中で体験の核心があらわれてくる。今回は、10歳の時に溺れそうになった体験とも深く結びついているようで、未完の体験を完成させていくパズルのようでもあった。

 写真は御岳渓谷。美しい様々なスミレなどの野の花。新緑中でもみじの花やクルミの花なども美しかった。

   

   

   

心の健康度 ② 2/10

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