イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

受験勉強と普通の勉強!

2010-01-24 | 第四章「愛とゆるし」

 このところ、高校時代のことを思い出すことが多かった。私の通っていた高校は昔からイギリスのイートンハーレー校をモデルにしていたこともあり、当時かなり独特の校風であった。授業も100分授業、土曜日は隔週休み。授業も生徒による発表授業が多かった。徹夜して準備した記憶もある。

 今考えてみると、授業は決して受験向けのものでなく、学問の楽しさを学ぶためだったようだ(そうでない授業もあったが)。逆に、受験勉強という観点では、かってに自分でやってくださいという授業も多かった。

 さて、私も入学試験、入社試験、資格試験と、沢山試験を受けたものだ(失敗も結構あった)。50代後半でも受けた。その一方、結構いろいろ本を読んだり勉強したりした(勉強をしなかった時期もあるが)。仕事の実務(英語や企画関係など)に関係するものなどもあったが、歴史や哲学の本も読んだりした。そして、最近10年間は「生き甲斐の心理学」を学びながら指導を受けつつ、いろいろ勉強を楽しんでいる。

 そんな訳で、受験勉強と普通の勉強の違いがだんだん明確になってきたようだ。ポイントは受験勉強は明らかに普通の勉強と違い、点をとる勉強であるということだ。これも考えようによっては、生きる上で大切な訓練といえる。

 受験勉強のポイントは、点をとるためのものであるので、試験にでそうな問題を勉強するということである。そして、出そうな問題の解答が受験の環境下でできるようになる。そんなことではないかと思う。何を勉強するか、限られた時間等の資源の中で何をやるのか。このあたりがポイントだ。

 最近は大学受験で「隣の人の鉛筆の音がうるさい」などのクレームを試験官に平気でつける人もでてきてるようだ。不思議な世の中である。受験はある条件内での競争であるという、基本的な理解不足を露呈している。そういうことも含め、受験勉強とは何かを良く知ることは大切である。そして、時に積極的に挑戦したらと思う。昔読んだ、糸川英夫著「糸川英夫の入試突破作戦」は素晴らしかった。受験というものに最適化した勉強方法というものがあり、それを楽しんで書かれている。

 しかし、如何に受験で成功しても、普通の勉強の楽しさ等を知ったほうが良い(豊かな人生を送る上で)。そして、普通の勉強の楽しさを知るには、楽しんでいる(苦しみながらも)人を知ることであり、さらに楽しんでいる良き師と出会うことだと思う。

(感謝の領域<生まれる前の歴史>6/60)

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