イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

生命の不思議さを考えつつ傲慢にならないように!

2010-01-25 | 第四章「愛とゆるし」

 私たちの生命は何処から来たのか?45億年前に地球が出来てから、まだ酸素もない時代に地球上に現れたようであるが、高校生の時に習った、オパーリン等の物質から進化したとする説が一般には受け入れられているようである。

 そして、この生命は、基本的な構造がウィルスも植物も動物も、人間も同じである。深海熱水孔や海底等の信じられないような環境でも微生物がいる。原始の地球上でも、深海熱水孔のような環境は想定されるので、生命の起源の候補として有力視されているが、隕石から74種類のアミノ酸が発見され、地球外から生命の種がもたらされたとする説もある。

 35億年くらい前には、葉緑素をもったシアノバクテリアが登場する。それから緩慢な生物の発展があり、5億4千3百万年前に生命のビックバンと言われるカンブリア紀となっていく。それ以降が化石でいろいろ馴染みのある世界と繋がっていく。

 こうした、大きな流れを考えていると、この世は何と神秘的で奥が深いのだろうかと、感動してくる。

 ところで最近、新聞やテレビを見ていると、日本の政治、小沢氏の報道が大きく報じられている。せっかく政権交代で国民の一般の感情も幸福曲線の方向だった(国民というより自分といったほうがよい)のに、また暗い感情に・・・と思う。

 また、マスコミ報道の仕方が冷静さを欠いているように思えてならない。きちっとした柱が全く感じられないのだ。自民党をたたき、民主党をたたき、一体どこに行くのだろうか。

 ギリシャ神話に、アラクネの話がある。機織りの名手アラクネが、工芸の神であるアテナと競い、神々をからかう図柄の敷物を織り、アテナの怒りをかい絶望のうちに死んでしまう。それを見たアテナがかわいそうに思い、アラクネを蜘蛛にしたという神話である。

 政治家もマスコミも決してアラクネのようになってはいけないと思う。静かに進行している情報社会(インターネット)への大変化がある。

 私もアラクネにならないように注意しよう。ギリシャ神話は今でも立派に通用する見識を示している。

(感謝の領域<生まれる前の歴史>7/60)

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