イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

無意識と意識の比率は?(自己開示力 8/10)

2013-05-26 | 第三章「無意識の世界」

 無意識の世界は意外に大きな世界のようだ。ある研究によると、人間が意識しているのはせいぜい5%程度ともいわれる。95%以上が無意識なのである。

 スポーツをすると、息のつぎ方とか意識するが、通常は無意識である。眼の瞬きなんかもそうだ。意識してもコントロールできない器官もある。心臓を止めようと念じても止まらない。

 自分では意識していなくても、無意識に貧乏ゆすりをしたり、そんなこともある。ケアレスミスなども、無意識と関係があるかもしれない。歩き慣れた道をいつの間にか通って、目的地についてからハッとするということもある。

 変な不安感が湧いてきたり。それも無意識の働きが関係するらしい。過去の記憶が現実の生活の中で無意識に作用しているのだろう。

 生き甲斐の心理学を学ぶ前は、こうした無意識は何か得体のしれないもの、ちょっと離れたい話題。そんな風に思っていた。ただ、現在は自分のこころの健康の上で、あるいは自分の精神的な成長のうえで無意識を考えることは大事だと思っている。

 昨日の話ではないが、自分の中に様々な回答をみつけることはとても素晴らしいことだ。水が尽きない泉のように、自分をイキイキとさせる。それも無意識と大いに関係があると思う。

 無意識の世界は、フロイトによって発見されたと良くいわれる。勿論、近代の学問や様々な文脈の中で、その考えは間違いではないだろう。しかし、仏教でもキリスト教でも無意識という言葉は出てこなくとも、既に随分考えられているようにも思う。無意識は、大昔から人にとって大切に思索され、そして、やはり神秘の領域でもあるのだと思う。

 今月から来月にかけて、東北の遠野と奈良・飛鳥を訪れる。神社・仏閣や古代の遺跡などにも立ち寄る。それは、観光かもしれないが、神秘的な無意識との対話かもしれない。

 自己開示力 8/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ  <・・クリック応援いつも感謝しています. 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。