散歩に行ったり、遺跡に行ったり、旅行に行ったりし、湧き起こる感情を楽しむ。そんな楽しみ方を覚え始めたのが2013年の、生き甲斐の心理学を広めるNPOでの奈良旅行だった。中でも印象的なのは畝傍山の登山口に近いところにあった小さな神社。かなり古い神社で、その祭神がどなたかについても諸説があり、今でも謎の神社という感が強い。初めて境内に入った時は不気味さを感じたものの、綺麗な紫陽花が咲きウグイスが良い声で啼いていて、引き附けられるような魅力も感じた。一緒に行った仲間は良い感じがしないと言う人が多く通り過ぎようとしたが、U先生が近くで太極拳の演舞をされたいということで、そこにしばらく留まり太極拳をしたりした。
後でU先生からお聞きしたが、足下の枯葉の蔭に大きなミミズや蛇も蠢いているものの、清らかな朝日が差しこみ不思議な体験だったそうだ。怖い、不気味という感情の裏に心を洗い清める精神作用があるのではと言われてたのが印象的だった。
実は、そんなことを思い出して、昨日は日が落ちてから家の近くの縄文後期の遺跡がある場所を散策した。淋しいところに小川の水が流れる音がして、怖くもあり清らかでもあった。少年のころに夜に豆腐を買いに行くお使いを頼まれ、怖くて走って行ったことを思い出した。いい歳をしても同じように怖いものは怖い。しかし、怖ければ逃げるというだけでなく大きな意味も隠されているように思う。
湧き上がる感情は、生育史とか体調などとも関係するが神秘的な領域もあり、その意味を考えることはとても大切だと思う。これから暫く、わき上がる感情について、縄文の旅も絡めていろいろ考えて行きたい。
湧き上がる感情 1/10
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森 裕行 | |
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