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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

沖縄平和公園で感じ、前を向く力とは (生き抜く力 3/10)

2019-02-25 | 第五章「和解と平和」

 辺野古の問題で沖縄の話題が報じられているが、この時期に沖縄を初めて訪れ、平和祈念公園を訪れ、資料館で学び、平和の礎、平和祈念堂で祈りを捧げることができたことは貴重な体験であった。特に義理の伯父の名前を墓碑の中に見つけたときは、沖縄がとても身近に感じたものだ。

 人はどういうわけか、何かを信じるとストレス曲線が見えにくくなり、反対に幸福曲線が見える傾向があるようだ。例えばサムシンググレートを信じると、信じない人が気になることが見えなくなったりする。そんな中で、3.11の時は現地に行くなどの体験から、例えば罪悪感(原子炉の重大事故が起きる前に何かすべきだったのでは・・)を感じ、その意味を考える中で、幾つかの自分なりの変化があったように思う。

 罪悪感は、宗教の領域にも深く関係する神秘的なものだが、不健全な罪悪感は身を滅ぼすものの、健全な罪悪感は逆に自発性を発揮し目的をもって行動をするきっかけになる。

 今回の平和祈念資料館での学びは、今までもテレビなどで紹介された写真や録画を体系的に理解する上でやくだったが、何となく湧き起こってくる罪悪感から、どのような自発性と目的志向性を持つかという問いの前に立たされると呆然としてしまう。政治的にこの70年間の沖縄あるいは日本は、全体として何をやっていたのだろう。

 過去の大きな悲劇から、何となく湧き起こる罪悪感。それは、一般的な問いではなく私という非常に限られた存在に対するメッセージである。何もしてこなかったという後悔は、自発的に何かを目的として始めよというメッセージに繋がる。平和祈念堂には日本で最大の塑像の仏像が安置されているが、その心と活動はとても分かる。キリスト教でもヨハネの福音書にある罪深いサマリアの女が、イエスと出会うことで目的を持ち自発的に自分の平和への道を歩き出す。

 とはいえ、私のように高齢者となってしまうと、自分の道を深めることに繋げることはあるかもしれないが、何もできないようにも感じてしまう。しかし、その中でも祈ることはできる。

生き抜く力 3/10

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