日本人の多くは死んだ後に残る魂の存在を信じているようだ。縄文時代からの伝統だろうと私は密かに思っているが、それがどのようなものかについてはボンヤリしているのが日本の現状だろう。
ところで、世の中には比較宗教学や比較文化論があり、特に欧米の大学では真面目に研究されている。U先生の生き甲斐の心理学もその影響が多大だ。もちろん心理学は宗教そのものではなく、現代の神学等の説を受けて展開するだけだ。
そして、次のような人間観を想定したりする。
A=B(X+Y)
A:人間そのもの
B:愛そのものので死ぬと身体から離脱する魂・生命体 (宗教の領域)
X:成育史からなる心 (臨床心理学の領域)
Y:身体 (医療の領域)
一言で言うと、人間(自分と置き換えてもよい)には魂があり、しかもそれは愛そのものといった肯定的なものだ。
Bなる魂・生命体がすべての人にあると信じてみると見えてくるものがある。マザーテレサがキリスト教信者であるなしに係わらず見捨てられた人を大切にしたのはなぜか、8世紀の光明皇后の仏教伝説もある。
ちょっと脱線してしまったが、肯定的なBを信じると、どうも人は元気になるようだ。この文脈の中から、WHOの健康の定義の中でスピリチュアルなるものを付加するか否かの議論が盛んに行われたりした。また、日本では余り知られていないが死刑廃止の世界的潮流も関係あるかもしれない。
健全な心を考える 4/10
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森 裕行 | |
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