今朝、ふと開いたオクタピオ・パスの「弓と竪琴」(岩波書店)304Pに次の言葉があった。
ことばはわれわれの内にあるのでも外にあるのでもない、それはわれわれ自身であって、われわれの存在の一部なのである。ことばはわれわれ自身の存在である。そして、まさしくわれわれの部分であるがゆえに、それは異質な、他者のものなのだ
なかなか朝から刺激的であったが、ことばとは何か、詩人とはなにか・・・そんなことを深く考える意味は大きい。以前、等価変換創造学会でcεの言語化の問題をまじめに思索したことがあるが、工学的発明や発見などの分野でも実は言葉はカギだった。
当然ながら、如何に生きるかを考える上でもことばは重要なのだろう。
言語化 3/10