イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

セルフコントロールを楽しく!(魂で感じる ② 10/10)

2014-11-29 | 第十章「今ここでの恩寵」

 マッサンとエリーさんも広島の竹原に里帰り。エリーさんが日本人であったらという竹原弁のお母さんの言葉に思わず涙。私にとって、今回の話は、不思議にいろいろなことが重なる。今の縄文研究もぴったりつながる。私の母がキリスト教徒で父が竹原生れで仏教徒だったことも繋がる(私の宗教上のアイデンティティを思索する上で)。

 広島県の竹原は、「村上海賊の娘」に登場する浄土真宗の安芸門徒の伝統があるのか、信仰深い町である。そして、私の父方の実家はドラマに出てくる古風な街並み(保存地区)にはないが、その雰囲気はじわじわ伝わってくる。あのローカルな方言が、今や全国放送のドラマにでてくるとは全くの驚き。亡き父や祖父母が知ったら喜ぶだろう。竹原の歴史からくるエネルギーはマッサンにも充分伝わっているようだ。

 そして、エリーさんはケルト文化をひきつぐスコットランド人。

 しかし、今の考古学の常識では約6万年前に東アフリカを出立した人類がヨーロッパ、ユーラシア大陸、アメリカ大陸、ミクロネシアと世界中に散らばって行く。そして数千年前までの旧石器時代から新石器時代まで、宗教は世界的に地母神信仰というか女神が崇拝され、精神文化の共通性は高かったようだ。もちろん言語や風俗は地域によって違い、歴史的にはスコットランドはキリスト教を受容し、日本は仏教を受容していく。が、元をただせば、アフリカ出立時の一つの宗教、一つの言語だったと私は思っている。

 アフリカを6万年前に出立する時に北ルートで陸伝いにパレスチナ方面に抜けたという仮説もあるが、バベルマンデブ海峡を船で紅海を渡ってサウジアラビアに到達したという説もある。今日のエリーさんの歌は二人でボートで海を渡るというものであるが、何となく6万年前の旧石器時代の祖先がアフリカを出立したころを妄想してしまう。エリーさんは日本人にはなれないが、出会い同じボートに乗る。しかし、元をただせばアフリカ出立の祖先達のボートに繋がるかもしれない。

 まあ、ドラマの背景に我々が想像もできないような先史時代の話があるかもしれない・・・

 さて、朝から、このように現実吟味力を無くした文章を書いてしまっているが、思えばこれまでの数回のブログではセルフコントロールについて考えてきたのである。U先生のブログで、セルフコントロールの基本は平安感、役割、現実吟味力であると書かれていたのに触発されたからだ。そして、書いている中で、これらの3つの要素は、実にアイデンティティの問題と強く関係していることを学んだ。

 アイデンティティの問題は、次の自問自答が大切だ。①自分は何のために生きているか?②生き甲斐は何か?③自分の身体、生育史、魂を大事にしているか? そして、セルフコントロールの三つの基礎(平安感、役割、現実吟味力)を意識し、そして妄想も楽しんで今日も元気に過ごしたい。紅葉も、綺麗だ。

魂で感じる ② 10/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・クリック応援いつも感謝しています! o(^▽^)o