マッサンもウィスキー以外の道では、大混乱のようでエリーさんに頼りっきりのようだ。しかし、そのうちに好きな仕事を邁進するようになるのだろう。
さて、普通個性の美は日本では何となく避ける話題のようだ。それは、自分の個性の美をだいたいの人が気づいていなかったり、過小評価していることが殆どだからだと思う。
この10日間、人生で初めて個性の美をブログを通して集中的に考えてきた。そして、このテーマは、アイデンティティとか生き甲斐とかに関わる重要なテーマであると思うに至った。力不足であったが、最後に自分の個性を見つける方法(これは私にとってもとても大事)を整理してみたい(未完成だと思うが)。
それは、米田彰夫さんの『フーテン性』*1の定義に隠れていた、個性の見方だ。フーテン性は次の二つから成り立つとしていらっしゃる。
1.常識をはみ出した者。
2.故郷を捨てた者。
細かい言葉の定義は余り意味がないが、この二つをいろいろ思索してみる。自分にとっての故郷、それを捨てる時のこと。自分の常識とはなんだったか。そしてそれをはみ出すとはなんだったか。多分、この自問自答は大切な問いかけのようだ、一人で考えることで自分の個性の美に近づくことができるように思えてならない。
そして、点数を自分なりに考えて、100点のころはいつだったか。0点のころはいつだったか。今は何点か?などを考えるのも新しい自分発見に良いようだ。
最後にU先生の「生き甲斐の心理学」を深めるために、福祉業界で修業をし、その時知り合ったOさんのことを少し。自分の人生に大きな影響を与えた方は何人かいるが、個性の美とは何か。生き甲斐は何か・・・そんなことを教えてくれた恩人だったように思う。そのOさんが亡くなって一周忌のときに自費出版された本が今は自由にダウンロードできる。悔いのない人生とは何か。個性とは何か。福祉とは何か。そんな疑問に答えてくれる良い本だと思います。お時間があれば是非読んでください。
http://www.jswork.jp/dg/jsDBdatasearch.aspx?b=138
*1 米田彰男さんの『寅さんとイエス』からフーテン性の定義をお借りしました。感謝しています。
異文化と愛 ③ 9/10