イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情のありようを識るとものごとが違って観える!(ストレス曲線をバネに ① 6/10)

2014-07-13 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 鎌倉の長谷寺で三途の川に居るという奪衣婆像に会った。内藤新宿のぞくっとする像も良いがこちらの穏やかな像も良い!

  

 こちらのお地蔵さんも、和むようなかわいいお地蔵さん。親しみがわく。

 さて、神社仏閣教会で出会うさまざまな感情。この4-5年いろいろ旅をしたが、特に奈良の長谷寺や室生寺に行ったとき曼荼羅図は感動的だった。描かれている沢山の仏さん・観音さんの顔が様々な感情を示していたのだ。それが、どこか意外。

 「生き甲斐の心理学」でも感情の曼荼羅ということを学ぶ。人生で出会う様々な感情のことである。それが、実際に曼荼羅図を観て腑に落ちようだ。

 感情について学んだり、さまざまな感情を実際に経験してくると、感情について不思議な感覚{悟り?)を抱くようになるのかもしれない。一つは、これからの人生、いろいろなことがあるにせよ出会う感情は今までの感情のバリエーションに過ぎないという達観。もう一つは、感情の曼荼羅図にあったように、感情そのものの美しさ(恐ろしい感情であっても)。もちろん感情が湧いた原因には肯けないことがあるだろうが。

 感情に対する深い理解も、日々の生活の中で役立つ。フランスの女性の哲学者でシモンヌ・ヴェーユが、高校生に哲学の授業をした講義録があるが、感情に関しても実に深い。私も習いたかったと思わせるものだ。

 このブログでも感情について『生き甲斐の心理学』をもとに、いろいろ述べているが、次の知識は重要だ①暗い感情は、理想と現実のギャップ。②暗い感情(不安、怒り、・・・)は人間の本質に根ざしている。③明るい感情(平安感、友好的感情・・・)は理想と現実が一致することによる得難い感情。以上の3つを自分の経験を踏まえ理解するだけでも違う。

 時に、自分の感情生活を振り返り、感情のありようをのんびりと眺めると、思わぬ発見があるかも。

ストレス曲線をバネに① 6/10

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