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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

歴男・歴女はエリクソンから考えるとどうか?(時間と空間の旅 ① 2/10)

2014-01-30 | 第一章「意識と知覚」

 昨日は四ツ谷での勉強会のあと、四ツ谷界隈の遠足をした。残念ながら男性だけの遠足となってしまったが、新宿歴史博物館でナウマンゾウの化石や縄文土器等を眺めたり、江戸時代の新宿界隈を楽しく学んだりした。

 そして、お岩稲荷田宮神社をお参りし、続いて、お寺の密集する地域を通り、四ツ谷の四つの谷のひとつを超えて西念寺にたどり着いたときは日も随分暮れていた。そして服部半蔵のお墓も参拝することができた。

 皆さん歴史にも随分詳しい。いろいろウンチクのあるお話もいただいた。幼い頃の私は、四ツ谷の単純な3次元空間に住んでいたが、歴男・歴女の年になると、これに時間軸が付け加わり、四次元空間をワープする旅になるようだ。

 自ずと、感じるものも違ってくる。深まってくる。

 さて、昨日の勉強会はエリクソンの性格形成論を結構楽しんだが、生まれ落ちてからの8つの区分の最後は61歳以上で知恵の時代と言われている。つらつら考えると、この年代は自分への理解を深める年代なのだと思う。そして、味のある統合感を見出す。絵画だけで全てを語れないが、老境の東山魁夷の作品やシャガールの作品に流れている統御感。これは老境ゆえの作品だなと思ってしまう。

 自分への理解は、自分の生まれてからの生育史だけではなく、両親、祖父簿、祖先・・・日本文化の理解も必要なようだ。自ずと歴男・歴女になってしまうのではないか?(ちょっと怪しいが)。自分やルーツの歴史を俯瞰し受容するなかで、自分が一層見えてくるのは確かだとおもうが。

 写真は梅のつぼみ。花が咲くにもつぼみが必要であり、枝も幹も根も必要。

時間と空間の旅 2/10      

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