イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

妻を「お母さん」と呼ぶのは変?

2007-02-01 | 第一章「意識と知覚」

結婚式のときに、妻の友人から「結婚してからも、オイとかオマエなどと呼ばずに、ちゃんと○○子さんと呼んであげてください」というスピーチがあった。

そして、結婚してしばらくは、○○子さん、あるいは○○子と読んでいたように思う。その後、子供(二人の娘)が生まれ言葉をしゃべるようになると。いつのまにか、家では「お母さん」と呼ぶようになった。

考えてみれば、家庭の中での役割がそのまま、呼び方になっている。自分のことも、いつのまにか「お父さん」と呼ばれるようになっている。自分の中で行動(言葉かけも)の基準がお父さんとしての行動になってきているのだろう。

そして、今、子供が成人した段階で、妻のことを「お母さん」と呼ぶのはどのようなものか、気になってきた。先日、家族団欒の時に妻を○○子さんと呼んでみた。さらに娘にこれから、○○子さんと呼びたいと娘に言ったら。

「お父さん、気持ちが悪い。二人の時だけにして。」と言われた。

呼び方ひとつでも、不思議な心のメカニズムがしのびこんでいるのだ。

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