イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

北極星は動かない星!

2007-02-22 | 第二章「五感と体感」

この二日間、伊勢・志摩に小旅行をしてきた。日本の一番有名な聖地、伊勢に行きたいと思ったのは、昨年中途半端に伊勢に行った反省もあるし、じっくり行きたいという妻の想いがあった。

昨晩は、海が見える鳥羽に宿をとった。夜中にふと目が覚めて、何の気なしに窓を開けると、柄杓の形の北斗七星と北極星(ポラリス)が目に飛び込んできた。

東京では、八王子ですら、目に星ぼしが飛び込んでくるということは無い。都会の光が夜空の星を消しているのである。

久しぶりに、美しい星ぼしを見た時は大きな感動を覚えた。

少年のころに天体観測に興味をもち、北極星が動かず、その周りを北斗七星の柄杓とカシオペア座をはじめとする星ぼしが時間と共に回る姿を何度も見た。

動かない北極星!

Wikipediaで北極星を調べると、やはり、いろいろな発見がある。航海術など人類の文明の歴史と殆ど重なると思っていたが、やはりアッシリアやエジプトでの北極星の記録がある。

そして、もうひとつは、伊勢神宮の式年遷宮に使用される材木等は、天皇に関わるものに太一(北極星)と書かれるとのことである。伊勢神宮の式年遷宮をこの2日興味深く見たこともあり不思議な想いがした。

動かない北極星、祖先も同じように感動しつつ見てきた北極星!

身が引き締まる体感である。

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