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折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

テレビと本と家籠り

2022年02月06日 | 風景


名古屋城外堀
図書館南側 土塁の上に石垣が組まれています




立春は過ぎても続く寒さ、6日朝には積雪も少しあり降ったり止んだりの雪の日です。
この寒さでは出かける気にもならずオリンピック観戦。眼がくらみそうな高さからのスキーのジャンプ、それよりも恐ろしい気がするスノーボードやモーグルに挑む人間の気力や能力にただ驚いています。でも、ついご家族の身になってしまいどうぞ無事にとも思うのです。

暖かな部屋でテレビを見たり本を読んだりと私の冬ごもり。
ブログの記事でうさぎさんが面白いと書いておられた小林朋道著「先生、・・・・」シリーズ。細切れ時間に1話ずつでも読めて確かに面白い。うさぎさんありがとうございました。
この本の題名から図書館では児童図書の棚にあるのかなと思ったのですが、聞いてみると「ティーンズコーナー」。そんなコーナーがあることも知りませんでした。児童図書と大人の本との間と思える本が並んでいて時々は覗いてみようと思います。
他の方のブログで紹介されていた南杏子著「ディア・ペイシェント」も予約してきました。ブログのおかげで私の興味の幅が少しは広がります。

面白すぎる本は途中で止められなくなって夜更かししてしまうし、あまり為になる本は眠くなる。いろんな本を買うには予算も場所も無いので図書館はとても有難い存在です。






名古屋城外堀
50年近く前までこの空堀の中を電車が走っていました




ワクチン3回目接種の日

2022年01月28日 | 風景



図書館の帰りにもう一度寄ってみると男性はまだ継続中
あたたかい光の中で鳥を待つ きっと幸せ時間です




今日コロナワクチン3回目を接種しました。3回ともファイザーです。1月はじめに区役所の集団接種を予約しましたが、かかりつけ医の予約も始まったのでそちらに変更して28日夕方に接種でした。2回目の時は接種翌日に38度くらいの発熱があったので、今回もそれくらいは多分出るだろうと2・3日分の買い物を済ませて、図書館で読みたい本を借りて家籠りの準備も完了です。

予約時間にかかりつけ医に行って見ると次々と接種の人がやって来て、2回目接種後の8か月経過した人がこんなに大勢いたのかと思ったら、8か月たたなくても接種券があれば受け付けているようでした。今回も接種後15分して帰宅。今は何ともないですが、明日は・・・また発熱か・・・。

午前中に図書館へ行く途中、名古屋城のお堀沿いを自転車で走っていて、こんないい天気なら鳥も見られるかもしれないとちょっと寄り道しました。ブロ友さんの記事で知ったお堀沿いの少し引っ込んだ場所へ行って見ると男性が一人、カメラを据えて見つめる先に動く小鳥。あまり近づいてはいけないと遠くから見ていると派手に水を跳ね上げているのはヒヨドリらしい。ヒヨドリが飛んで行くとメジロが来て水を飲む。見かけない鳥も来ては入れ替わり、しばらくは賑やかでした。
鳥たちがみんな近くの木に飛んで行ってしまい男性が立ち上がられたので「今くらいの時間が鳥が多いのですか」と聞くと「いやぁ~その時次第だね~」と。「ちょうどよい所に水場があるんですね」と言えば「水がないと鳥は来んでね。水は入れてるんだよ」と言われて、あの石にはいつも水が溜まっている謎が解けました。何か食べているようだった鳥の名前を聞くと「シメかアトリかなぁ」とまだ始めたばかりで名前はあまり分からないのだとか。大きなレンズのカメラを据えて楽しみはこれからと言うことのようでした。

名前は分からなくても何種類かの鳥が見られて、本も借りられて、楽しく気持ちの良い日でした。
さて、明日は?なんとも無いのも効き目があるか心配になりますし、ほどほどに。





鳥が写ってはいるのですが、私のスマホで遠くからでは無理でした
ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラは私にもわかるのですが・・・

10年・・・

2022年01月25日 | 風景






昨日、娘の舅さん(91歳)のご葬儀がありました。
コロナ禍で参列したのはごく近親者だけでしたが、その分ゆっくりお別れも出来て余計な演出などのないとても良いご葬儀でした。

受付をしてくれた10才になる孫が生まれた時には、長野県まで舅さんご夫婦も私たち夫婦も電車に乗って泊りがけでお祝いに駆け付けました。
あれから10年・・・祖父母で残ったのはとうとう私だけになってしまいました。先日のブログで「目標は103歳で」と書きましたが「つぎは?」と言われているような気がしてきます。順番だと言っても期日は決まっている訳ではないので先延ばしにしていこうとは思っています。









帰りの電車からは冬枯れの田畑の向こうに雪の残る鈴鹿や養老山系、真っ白な伊吹山も見えました。
コロナが収まったら、リュックにスケッチブックを詰めてこの沿線を歩いて見たいなぁ・・・まだまだ元気でいたいなぁと・・・。





車窓から

食べられるドングリ!

2021年10月23日 | 風景


「スダジイのある公園」




ブロ友さんの記事で拾ったドングリを「少し食べて、残りはいつも来ているキジバトのために・・・」とあって私はびっくり。ドングリって人も食べられるとは全く知りませんでした。検索してみると私がひっくるめてドングリと思っていたものにはコナラ、クヌギ、シイと各種あり、アクが少なく食べられるものにシイの仲間のマテバシイ・スダジイがあるとのこと。それなら一度食べてみたいなと思いました。

友人のTさんに話すと「子供の頃には近くの神社で拾っておやつに食べたよ。モクモク大きな木があってね、拾ったら水に入れて浮いてきたのは捨てて、沈んだのだけ炒って食べるの。シイの実は細くて小さくて色が濃い・・・」と、彼女はしばらく前から1時間前の記憶も消えてしまうようになったのに、子供の頃の記憶の鮮明なことに驚きながら戦後の食糧事情の話で長話になりました。


私はまずスダジイの木を探そうと近くの大きなお寺へ。その隣が区役所なので期日前投票を済ませてからお寺の前にある公園へ行ってみました。ここも以前は境内だったので、と・・・探す間もなくモコモコと大きな木の下はドングリがいっぱい。人や犬が踏んでいなさそうな所から拾ってきました。クヌギのドングリと違うのは殻斗(かくと)の形、帽子と呼ぶ部分です。
片手にひとすくいほど持ち帰って、聞いた通りに水につけて浮いてきたものは捨てて、沈んだものだけフライパンで炒りました。皮がはじけて白い実が見えたら完成。温かいうちに食べないと固くなるとかで、さっそく中の白い実を食べてみたら、あっさりした栗のようで、甘みもありどちらかと言えば美味しい。レシピ検索するとそのまま食べたりご飯に炊き込んだりも出来るとか。レシピがあるほど食べられていることにも驚きました。
ほんの少し食べただけですが、初体験でちょっと嬉しい!次はマテバシイの実を探してみようと思っています。













10月31日閉館の杉本美術館へ

2021年10月12日 | 風景


杉本美術館入り口 



愛知県知多郡美浜町にある「杉本美術館」洋画家で挿絵やデザインの分野でも活躍された杉本健吉さんの作品寄贈を受けて1987年に開館。ここを訪れるといつも作品に感激した後は、休憩室でお抹茶をいただきながら伊勢湾を行く船や中部空港へ向かう飛行機をながめられる静かで落ち着ける場所でした。まだ元気だった夫と知多半島をドライブがてら何度か寄ってのんびり過ごした思い出の場所でもあります。それなのに杉本先生は2004年100歳を前に亡くなられて、入館者も少なくなったとかで今月末に閉館されることになりました。コロナ禍でもありましたが、その前からもいつでも行けそうな気がして、何年も行かずに過ごしていました。早く行かなくては、終わりに近づけば込み合うだろうと思い立って、11日にミニひとり旅してきました。




丘の上の美術館




市営地下鉄で金山駅へ、ここから名鉄電車で美浜緑苑駅で下車 徒歩7分
急坂を登ってテクテク行けばいつもは静かだったのに、駐車場に入りきれない車が道路にもあふれるほどの人。中高年のファンが多いのです。
私の憧れだった数々の絵、東大寺、阿修羅像、新・平家物語・・・この先この作品がまた見られることがあるのだろうかと思いながら、長い時間ながめてきました。








いつものようにお抹茶をいただいて



絵を見た後は海を見に美術館から下って・・・先ずは昼食、国道247号線沿いの「丼丸」
地図を見ていて見つけたここは持ち帰りが専門で、イートインもOKの店
このお値段ならまぁまぁ・・・か?・・・
空腹で写真撮るのも忘れて完食!








美術館から西へ歩けば伊勢湾の東岸、奥田海岸
左端に中部国際空港へ渡る橋が見える
陽射しが強いので堤防の狭い日陰にくっついてスケッチ(F2)
素晴らしい絵を見た後だというのに、私の絵はチマチマとして






積まれた流木の向こうは貝を養殖している浜「密漁禁止」看板多数!(F2)
ここはずっと以前潮干狩りに来た想い出も




海には海苔養殖用のそだが並ぶ 後方は左に空港と連絡橋


海岸沿いの昔ながらの家並みの間の細い道を駅までぶらぶら歩いて、折よくやって来た電車に乗れて、5時過ぎには無事帰宅。
この日の歩数は9621歩、登った階段6階、今の私にしては歩き過ぎですが、楽しく歩けたのですから頑張った脚に湿布を張って念入りにマッサージ。
緊急事態宣言が解除されて最初のお出かけが杉本美術館、行って良かったです。




今日は祝日

2021年09月20日 | 風景


ごんぎつねの里の彼岸花・ブロ友さんの写真お借りして




敬老の日が20日で三連休なんだとか。今年はオリンピックの影響で祭日が移動してカレンダーの表示が当てにならない。その上いつからか敬老の日は15日ではなくなった。もう私には訳が分かりません。
その連休の中日に孫ちゃん一家が来てくれて一緒に昼食、私は前の日から栗をむいて栗ご飯を炊きました。会うたびに背が伸びる孫ちゃん、また大きくなりました。
お土産のケーキをいただいて10月の歌舞伎公演も予約してくれて、一日早い敬老の日は良い日になりました。
「敬老の日」私も老人なのだと改めて思う日でもあります。

少し前のことですが、勧めて下さる方があって名古屋市美術館で開かれていた「グランマ・モーゼス展」を見に行きました。(9月5日終了)
パンフレットには「生誕160年記念 ステキな100年人生」とあります。
アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860ー1961)は無名の農婦でしたが70代で本格的に絵を描き始め80歳の時にニューヨークで初個展開催。それから100歳まで農作業や四季折々の暮らしを描きアメリカの国民的画家として知られるようになりました。
絵を習ったことは無いモーゼスさんは戸外で多くの時間を費やして観察して思い出して自分の絵にしてゆく。丁寧に楽しそうに描かれた絵はつい引き込まれてしまいます。最晩年も美しく過ごされて、歳をとることは素晴らしいとさえ思える方でした。

「人生は自分で作りあげるもの これまでも これからも」グランマ・モーゼス パンフレットより
素敵な人生100年・・・私もまだまだいけそうな気がしてきます。この展覧会をすすめて下さったT・Iさん有難うございました。





児童書は面白い

2021年09月16日 | 風景


公園フラリエで





4年生の孫ちゃんと時々スマホのメッセージでやり取りします。電話機能は私には聞き取りにくいので、文字のメッセージが便利なのです。

先日は読書の話題になりました。小さい時からよく本を読んでいるようでしたが、緊急事態宣言下の学校ではで鬼ごっこ禁止になって余計に教室で読書する機会が増えたのだとか。今どんな本を読んでいるのと聞くと、孫ちゃんお気に入りでお勧めの本を教えてくれました。
 ロアルト・ダール作 「マチルダは小さな大天才」「チョコレート工場の秘密」「魔女がいっぱい」
「他にも面白い本があるから、是非読んでみて♡」ですって。

私にとって孫ちゃんはまだまだおとぎ話の絵本を開いているイメージなのですが、いつの間にか読書を勧めてくれるようになっていました。
今年の夏には孫のミュージカル発表会があるはずでした。演目は「オズの魔法使い」、どんな話だったかしら。ずっと昔に絵本で見たことがあってもほとんど覚えていないので図書館で借りて読みました。あれからいくらも経っていないのにまた孫ちゃんお勧めの本を借りに児童図書のコーナーへ。受付で読みたい本のメモを渡すとすぐ書架の場所を調べてもらえて、無事に借りられました。
時計を見ると11時、帰りにテイクアウトのお弁当を買うつもりでしたので、少し時間をつぶしてから出ようと思い1階ロビーのテーブル席で気楽に読み始めたら、これが面白い。もう少しちゃんと読もうとテーブルの上を整えて、自販機で水も買って腰を据えました。それから2時間、まだ読み終わりはしませんでしたが、やっと立ちあがってお弁当(丸亀製麺・うどん弁当)を買って帰りました。










家に帰って続きを読んで、結局3時間余りかかって読了。面白かったです。
孫ちゃんに話すと「私は45分位で読んだけど」と。何をするにもゆっくり時間がかかるようになりました。でも、時間はあるのですから気にしないで自分のペースで読もうと思います。児童書といいながら大人が(ババですが)読んでもこんなに面白いなんて、思いもかけない事でした。これからも時々は孫ちゃんお勧めの本も楽しもうと思っています。





図書館1階の自由に使える机・飲食も可
3・4階の閲覧室よりこちらの方が開放的でいい感じ
窓の外の名古屋城外堀の石垣と大きな木も素敵です

スマホで計測すると

2021年09月09日 | 風景


夕方・ユリノキの並木道





今日は朝から傘をさして出かけたのに昼前に帰る頃は晴天!気持ちいい青空をしばらく見上げていました。
青空と共に暑さも戻ってきましたが・・・

暑かったリ長雨だったり、オリンピックを見ていたりと、夏の間に散歩をサボったせいか体力が落ちて来た気がします。涼しくなってきたのでここしばらくは真面目に歩いています。
きのうの夕方、小雨の中をユリノキの並木の下を通ると傘にバタバタと大きな音、高い木から滴る雨粒でした。少し低いケヤキ並木の下ではポツポツと軽い音、木がない所の小雨の音は聞こえない。マンホールで滑らないよう足元に気を付けながらの散歩でした。

スマホの距離を頼りに1キロ歩いて「今日はここまでにして戻ろう」と同じ道を通って家に着くと1・9キロ。1キロを往復したのに、なぜでしょう。違う日には同じ道で同じ場所で1キロに満たなくて、930m。単に目安としているだけなので少々のことは違ってもいいと思いながら、スマホって結構いい加減だなと。本当はスマホに正確な数字が出ないのは私がスマホを手提げ袋にに入れたりポシェットに入れたり手で持って歩いたりと日によって条件が違うせいだろうと思っています。正確ではなくてもスマホ頼りに体調と相談しながら1キロの往復にするか1・5キロの往復かと、続けていけば、体力も脚力も戻るはず。いずれ遠からず自由に旅に出られる日も来るでしょうから、その日を目指して歩きます。


8月の終わりの朝

2021年08月31日 | 風景


市役所近くの駐輪場・通勤通学時間になるとぎっしり埋まります





オリンピックと長雨と戻ってきた猛暑の8月が今日で終わり。セミも鳴かなくなりました。コロナを恐れて必要以外は引き籠り、早朝か夕方に散歩に出るだけの暮らしでした。
今日の散歩は5時30分出発、スッキリした青空に秋を感じるほど風が気持ち良い朝でした。自転車で市役所まで行き、近くの駐輪場に止めてその日の気分に合わせて歩きます。が、この頃少し長く歩くと膝の調子が良くないので距離と歩数が減りました。その分、夕方買い物ついでに歩いています。

名古屋城南側の通りの草むらに野ブドウの実が付き始めて覗いてみるのが楽しみです。楽しみにしているのですが例年これが色づく頃、名古屋まつりが近くなると草刈りが始まってきれいさっぱりなくなります。今年は名古屋まつりも中止なので、草刈りも中止になると良いのですが、そんな思うようにはいかないでしょう。

広い歩道を自転車用と人用に分けた植え込みの木が枯れて、今はエノコログサが茂っている場所があります。この揺れる姿が涼し気で爽やかで優し気です。信号待ちで立ち止まったのにもう一信号待ってしまいました。この美しさは私のスケッチでは無理でした。
また挑戦してみたいです。




歩道のエノコログサ






いつも迷ってばっかり・・・

2021年08月29日 | 風景

今夏の想い出 7/21 三重県鈴鹿の海





愛知県にも8月27日から9月12日まで緊急事態宣言が出されました。
夏休み最後の日曜日、本当は孫ちゃんの発表会があるはずでしたが緊急事態宣言が出たために延期となりました。名古屋市外の会場だったためで、名古屋市内だったら今まで通り開催出来たのに、私もがっかりです。県内でも市町村によって緊急事態宣言に対する制限が違うようです。

私の教室は今は夏休みですが、9月からの再開をどうするか迷います。
各所の文化教室などは今まで通り開かれているようですし、劇場も映画館もスポーツ観戦も制限があるものの今まで通りOKです。この先コロナが収まって…などと言う日は当分来ない気がします。そうなら注意しながらも趣味は続けていった方が良いのか、昨年春以来ずーっと、迷いながら安全第一でお休みばっかり・・・。
以前はワクチンを打てば安心と思っていたのです。それが安心ばかりではないらしい。新聞報道によると藤田医科大の調査で「ワクチン接種して三か月後の抗体は平均で四分の一にまで減少した」とあります。私が2回目接種したのが5月27日・・・あらっ、もう三ヶ月過ぎてます。それでも「感染して出来る抗体量よりはまだ高い」と。2回接種した人は重症化しにくいと聞けば少し安心して、最後は出来ることを続けるより仕方がないと思うことになります。
となると不安に思いながら趣味の会を開くより、安心をとることになりそうな気がしています。
でも、ひとまずお仲間の意見も聞いて決めることにしようと、ブログ書きながら思いました。

マスク、手洗い、不要な外出や外食も無し、友人とも電話だけ・・・こんな暮らしがいつまで続くのでしょうね。





鈴鹿市千代崎港 7/21

今日の絵は写真からハガキに描きました

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