折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

前の東京オリンピックの時

2021年06月28日 | 


小さな赤いバラ




毎月2回、絵の同好会があります。以前はおしゃべりが中心の会でしたが、この春から新人さんが入会されて真面目に絵も描くようになりました。2時間ほどはまじめに描いて、休憩。

「オリンピックほんとに開催されるみたいね~」
「大丈夫かしらね」
「まぁ、テレビで見るだけの私らは心配ないけど東京は大変でしょう・・・」
「前の東京オリンピックの時は中継が校内放送であってみんなで盛り上がってね・・・」と言ったKさんは当時中学生だったとか。
「女子バレーの試合凄かったわね、ドキドキだったわ。」
「その年の春に結婚してたから、夫と二人で夢中でテレビ見てた」というのは私。
「私は小学校に上がったばかりだったからあまり覚えていないわ」とMさん。
新入りさんは「その年に生まれたの」と言われて「まぁ~ 若いねー」
「ともかくオリンピックの時には生まれていたわけね」となりました。

絵を描いている時も普通に話している時にも年齢の差などは特に感じません。
この頃ワクチンの話が出ると接種した人が2人、あとの2人は「まだ接種券も来てないの」と言われて「あ、そうねぇ」となってその時には年齢の差を再確認することになりました。

戦前生まれとか、東京オリンピックとか、震災とかそれぞれの体験した記憶が違っていて、時々この同好会で一番年長なのは私なんだと思います。けれどいったいいつの間にこんなことになったのかとも思います。この同好会に入れていただいた頃は先輩方が大勢いらして、私は何をするにも小さくなっていました。それから28年過ぎて・・・そりゃぁ変わるはずです。でも、4人のメンバーの内3人はその頃からずっと一緒、年齢差も変わらずそのまま・・・で。





リアトリス (和名 キリンギク)

マスクを外したら

2021年06月26日 | 


ルドベキア プレイリーサン





緊急事態宣言中は絵の教室はお休みでした。仕方がないとはいえ昨年からお休みが多くて、時々外スケッチに出かけただけでした。
6月20日愛知県も緊急事態宣言が解除されたのでやっと皆さんに会えました。いったいいつからかと思うほど久し振りのことです。

「久し振りに会ったらマスクしてて誰かわからなかったワ」という方。
「マスクするようになってお化粧も手抜き、外すようになってももう変わらないかもね」とか。
「皆さんのマスク外したお顔を知らないの」と言われるのは昨秋新しく仲間に入られた方。
マスクで隠した私のシミも深いほうれい線もご存知ないのです。
「このままマスクしてすごそうか、お面でもかぶってこようかしら」って笑いましたけど。

外に出れば日除け帽子とマスクの間から見えるのは眼だけ、すれ違いながら、とりあえず会釈して「あの人誰だっけ・・・」と言う事がしばしばです。

ワクチン2回接種完了してもまだ当分はマスク暮らしは続けないといけないらしい。ただ昨年と違うのは何処でも色々選んでマスクを買えること。高性能でおしゃれなマスク・・・でも、やっぱり外したい。特にこれから迎えるの猛暑の間はまた引き籠ることになりそうです。
早朝にマスクを外しての散歩、胸の奥にまで空気が沢山取り込まれる気がします。外すとほんとに気持ちがいい。そんな当たり前のことに気づくコロナ時代なのですね。





ペチュニア

三日坊主の繰り返し

2021年06月22日 | 






若い時から私は早起きが苦手でした。これは低血圧のせいだと思っていました。その血圧はこの頃上がって来てほぼ正常値、なのに早起きが出来ないのは単に起きたくないだけのことらしい。ですから遊びに出かける時はちゃんと早起きできます。多くの方のブログに早起きして時間を有効に使われている記事に出会うと、良いことは真似しなければとその翌日から早起きして、先ずは目覚まし散歩へ。氏神様まで往復1・8キロの散歩。5時ごろの道は人通りも少なくてマスクも外して歩いて往復20分。気持ちもスッキリ。こんな良い気持ちが続けば良いのです。が・・・三日坊主。またしても三日坊主になった自分にあきれて休んで、気を取り直してまた始めてまた三日坊主、毎日とはいかなくても結局週に3日の早起きです。それなら三日坊主も繰り返せばいいじゃないかと思えるようになりました。

夏至のきのうは早くから明るくなって目が覚めてから寝直そうか起きようかと迷いました。ブロ友さんの中には夜明けには起きて活動開始されている方が何人もおられます。私も真似して眠くなったら昼寝すればいいと思って起きました。なんたって全てが自由時間なのですから縛られることは無いのです。そう、縛られないしどんなに怠けても誰からも叱られない。だからといって底抜けのダラダラ暮らしでは満足感が無いでしょう。
せっかくなら夜明けの早い今、爽やかな空気の中をマスクを外して歩ける時間、動いてもまだ汗の少ない時間をやはり大切にしたいなと時々は思っています。






数え年なら・・・

2021年06月20日 | 孫ちゃん


かぶり方をなおしてもらって



6月は私の誕生月、70代最後の年で数え年でいうなら80歳・・・。
口では「やっぱり歳だわね」とは言うものの医院で「加齢でしょうね」などと言われると「そんな」と胸の内で反論しています。








先日、娘夫婦と孫とお店で食事して、傘寿を祝ってもらいました。他府県在住の息子は参加できませんし、緊急事態宣言中なのでお酒の提供も無しですが、下戸の私はそれで充分。久しぶりのお店も私だけでもワクチン接種が終わっていて何となく気分が楽になりました。お店で借りたという紫の頭巾にちゃんちゃんこ「これ着るの~」とちょっと恥ずかしくて頭巾のかぶり方が変だと孫ちゃんに直されながら記念撮影。終わればもう「次は八十八まで頑張るっ!」なんて言いました。還暦祝いは赤、古希は紫、傘寿は?・・・黄色か紫どちらでもよいそうです。そんなことも初めて知りました。
私の両親も夫の両親も傘寿迄生きた人はいないのです。いつの間にか親の歳を過ぎてきて来月は夫の七回忌、来年は姑の五十回忌と法要が続きます。「法事があるからね」と言って自分で準備できるのはいつまででしょう。今はまだずっと先までのつもりでいるのです。

孫ちゃんが足元を気遣ってくれたり、料理を取り分けてくれたりすると普段よりずっとオバァサンになった気がします。本当におばあちゃんなのですが気持ちはまだと思う時、もうと思う時も。孫が成長してどんな大人になるか、楽しみながら見せていただきたいと思っています。







鉢を荒らしたのは誰っ!

2021年06月18日 | 


     


ヒメスイレン


小さな鉢にミニスイレン(姫睡蓮)を育てています。10年以上前、花屋さんで一目惚れして買ったもの。夏の間 5センチほどの可愛い花が次々咲いて植えっぱなしで手間もいらない丈夫な花です。睡蓮鉢にはボウフラ対策でメダカを入れています。メダカは卵を産んでは増えるのでメダカ専用の鉢も増やしました。
何年か前に夜になるとこの睡蓮をかき回してメダカを食べて行ったモノがいました。睡蓮鉢の泥をかき回して残した足跡は指の長いアライグマ。二晩続けてメダカをほとんど食べてしまってからはもう来た様子はありません。
それ以来ずっとスイレンもメダカも平和な日々でした。それが数日前に睡蓮鉢が荒らされて葉が散らばって、メダカの数も減っていました。ここを散歩道にしているネコか、でもネコはメダカを獲らないと言われています。横にあるキイチゴの実もいくつか落ちているので裏の庇に枇杷の種を大量に置いて行った奴、多分ハクビシンと思いました。

気になりながらも沢山のメダカだけ入っている他の鉢は少々減っても分からなし、お日様が大好きなスイレンとメダカなので蓋をしないでいました。
そして今日午前中に出かけてお昼前に帰宅するともうスイレンはメチャクチャ。根っこが上になって花も葉もちぎれてかわいそうな姿です。真昼間に通りに面した場所で、こんなことをするのは誰?



6/17 朝 数日前に一度荒らされた後 蕾も葉も少なくなりました


6/18 昼前に帰宅したら・・・根っこが上になり花も蕾もちぎれて浮いている


数日前、隣家の庭の木がたくさん切られました。切っていただけて明るくなったし落ち葉に悩む私は大助かりですが、もし住んでいる動物がいたら・・・困って出て来たのかしら。困っているのは私なのですが。
むかし父が「ネコぼうより 皿引け言うでな」と言っていました。「ぼう」は「追う」という意味です。
「獲られて困るメダカならネットでも掛けとかないかんで」そんなふうに父に言われそうな気がします。




↑こうして何本もの大木を切られてこれが最後の2本、高さ半分になりました。動物の棲家もなくなったか(>_<)
左下のチラリと見える屋根がわが家の二階

骨密度検査をしたら・・・

2021年06月15日 | 


絵のお仲間がモデル用に道路わきから摘んできたとのこと
名前は? キツネアザミでしょうか?



家の近くに整形外科医院が開院しました。膝痛に五十肩の私には有難いことです。すぐ行って来たという義姉が医院の帰りに寄って「若くていい先生でね、骨密度の検査をしてもらったらね、若い人と変わらない数字で驚異的です」ってとニコニコです。81歳の義姉が若い人と変わらない骨密度って、それは驚きでしょう。私もしばらく検査していないけれどいつも「心配なし」と言われていました。最後に検査したのは2019年2月この時も「いいね」でした。

コロナ禍になってから行っていない整形外科、近くにできたのですから私も行ってみました。
そして膝と肩の診察と骨密度の検査です。少し気がかりなことは、今までの骨密度の検査は手を計っていました。ずっと以前ヘルニアでお世話になった大きな病院では大腿骨と腰椎の検査をして腰椎だけが「要注意」と言われたことがありました。が、そのまま忘れていました。そして今回検査してみるとやはり腰椎は「要注意」。先生は「治療しないと骨折の心配がありますよ」と。夫が晩年知らない間に圧迫骨折してずいぶん辛そうだったことを思い出します。早速月に1度の注射の治療開始です。
ただ、この治療の副作用で困っている知人が2人いて少し心配もありますが、骨折の方がもっと心配です。しばらく続ける事にします。
近くにこの医院が出来なければ、治療開始しないで過ぎていたはず、運が良かったと思います。「運」と言えば竹の花のおかげかしら?






これも道路わきから「ドクダミ」

図書館への道中

2021年06月13日 | 風景


図書館南側
住所も三の丸・名古屋城の石垣に囲まれています





県立図書館で3週間6冊の本を借りています。6冊といっても私が借りるのはほとんどが大活字本なので普通の本1冊分が3冊になり、今借りている本の活字は22ポイント・ゴシック体と老眼鏡無しで楽に読めます。そのうえ楽に読める内容の本ばかりで、すぐ読み終わるはずが何かあったりすると積読のままあっという間に3週間。雨の降らないうちに自転車で・・・。

図書館までの道は土曜日の官庁街を選べばとても静かで走りやすい。あまり手入れされない歩道のクローバーは時々摘んで帰ります。脇の植え込みには今年も背の高いセイバンモロコシが穂を広げ始めていてこんなビル街ではなくて、川の土手で茂っているのを見に行きたいと思います。その先の地元紙の本社の前にはワルナスビが勢力を広げてきました。この名前もブロ友さんの記事で知りました。花はナスかジャガイモのように可愛らしくて一枝折って家でスケッチしようと思ったら、「いたっ!」細くて鋭いトゲ。検索すると果実は有毒で駆除も難しい植物だそうです。英語名は「ソドムのリンゴ」「悪魔のトマト」ですって。日本名の「ワルナスビ」の「ワル」なんていい方はまだ優しい方でした。




セイバンモロコシ


ワルナスビ



本を返却してまた6冊借りて帰る道、そろそろ名古屋場所の準備が始まっているかと思い名古屋城二の丸にある県体育館(今はドルフィンズアリーナ)に寄ってみました。広場は資材を積み上げて準備中。まだ幟の柱は建ってはいませんでしたが石垣の横に櫓は高く出来上がり、新しい縄がキリっと結ばれていて2年ぶりの大相撲を待っているようでした。
  大相撲名古屋場所 7月4日~18日 



櫓も二年ぶり


大相撲会場ドルフンズアリーナ
2025年に名城公園に移転するのでここでの開催はあと何回?



本を借りに行く道の少し先には昔の街のが残る四間道や堀川もあって気候が良ければ寄り道も楽しい。
時間が合えば・・・合わせれば、丸亀製麺でテイクアウトもうれしい・・・良い道です。





図書館前にある少女像 
芸術院賞受賞者 柴田鋼造作 この方の女性像はどれも素敵です♪

ガーデンパラソル

2021年06月11日 | 名城公園


「大きなパラソル」
この大きなパラソル、ネットで検索したら「ガーデンパラソル」というらしい。
ずっと昔は「ビーチパラソル」って言った気がしますが、確かにガーデンで使うのですからビーチではないですね。
後ろの建物「トナリノ」にはピザやさん、スターバックスコーヒーなどが入っています






先日の鶴舞公園でのスケッチ会に参加できなかった方と昨日は名城公園でスケッチしました。
梅雨の合間とは思えないこの日も晴れ!
日陰は気持ち良い風が吹いてまだ涼しく気温は高くても夏の暑さではありません。

この日ご一緒した方は車椅子のお二人、お世話して下さるヘルパーさんがずっと付き添って下さって、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
明るいヘルパーさんはよく気が付いてよく動かれて、自宅から公園へ、そしてまた家までとずっと付き添ってお友達のように会話してと、さすがプロだなぁと感心することばかりでした。とてもヘルパーさんの真似は出来ませんが私にも出来ることがあれば・・・と思ったことでした。





「お話し中」




この日はあちこち移動は大変なので、広場に面したレストランなどの入る建物「トナリノ」前の大きなガーデンパラソルなどを中心にスケッチ。お二人はいつもは部屋の中で花などを描かれているので広い空間に「どこ描くの~?」と言いながらも2枚スケッチ。
「たまには外もいいよね。」「うん、またね」と。
名古屋の暑い夏が過ぎたらまたみんなで出かけたいものだと思います。
涼しくなった頃には・・・コロナも収まってきているでしょうか。




「小さなガーデンパラソル」

今日のスケッチ会も晴

2021年06月09日 | 鶴舞公園


今回はB5サイズのスケッチブックで




2週間前、6月も外へスケッチに行きましょうと、お仲間から話が出ました。緊急事態宣言中は狭い部屋で集まるより外がいいに決まっています。ただ梅雨のこと、お天気を心配していましたが、決めた9日は朝から晴天。こんなに晴れなくてもと思うほどでした。
4月、5月と2回続いて名城公園でしたので今回は鶴舞公園です。





バラ園はまだ美しく背後の明るい樹々に映えていました




10時に公園シンボルの噴水前に集まってからスケッチしたり歩いたり、適当におにぎりを食べて午後2時まで過ごしました。
晴れていてもまだ日陰は涼しいので日陰を探してそれぞれ気に入った場所で自由に描いて見せあって、褒め合って・・・。
それぞれ描きたい所が違うのが面白いのです。すぐ近くに座っているのに全く違うところを描いている。違う見方を知ることが出来るのはお仲間のお陰です。丁寧に下書きして丁寧に色塗りする人、ペンでザックリ描く人、それぞれ楽しい絵でした。私は相変わらずチャッチャと描いては移動して、今回も落ち着かない絵ばかりになりました。


公園までは家から自転車で30分、池もあって見どころの多い公園です。
今は「あじさいの散歩道」が人気で多くの方が散歩されて、私は自転車で走り抜け、またいつかゆっくり行きたいと思っています。




噴水塔



噴水の下にいたカルガモ親子


これは「吉兆」に違いない!

2021年06月07日 | 


今日のタケノコ



庭の隅に大名竹(トウチク)を植えています。細くて節の間隔が長い竹で、本来はカメなどを埋めてその中に植えるものだそうです。それを地面にそのまま植えたので今の季節にはいたる所に細いタケノコが生えてきて、1年そのままにしたら庭は竹やぶになるほどの勢いです。ネットで見るとタケノコは食べられるとありましたが、アクが強くて私にはダメでした。そのタケノコが今年は少ない気がします。周りの木が大きくなり過ぎたせいかと思っていました。





下がっている「花」見えるかしら



ところが、竹の隣に笹のように小さく出てきた芽に花が咲いたのです。はじめは花とは思えない程、でもよく見ると1センチも無い薄い黄色のシベが下がっていていつか公園フラリエで見たことがある姿です。この時は新聞で話題になっていました。
ネットで「竹の花」を検索してみると「イネ科の植物なので花弁が無くオシベのみ、1本の竹の寿命はは10年から20年、竹は地下で繋がっていて竹林の寿命は60年から120年で花が咲くと竹林全体が枯れる、まれに種が出来る」とあります。
枯れることを知って子孫を残すために一生に一度だけ花を咲かせる。健気です。

花が咲いた竹は枯れる・・・実家から株分けしてもらってから57年、もう寿命なのでしょうか。
花が咲くのは120年に1度というめったに起こらない不吉な事が起こる前触れであるとも言われるようです。

でも、縁起物の竹、せっかく珍しい花に出会えたのですからこれは特別の「吉兆」だと思うことにします。
コロナの向こうにきっといいことが、間違いなく「吉兆」です!




大名竹「トウチク」ネットより拝借 


にほんブログ村ブログパーツ

アクセスランキングにほんブログ村