愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
夏の太陽は雲の中 7/20 5:30
7月18日名古屋も梅雨が明けました。梅雨が明ければ酷暑の名古屋です。20日の朝は雲が広がり気温も湿度も高く空気がどんより、清々しさがありません。梅雨の最中のようでした。
いつものように名古屋市役所の北西を堀に沿って少し行き、左に折れて堀を渡れば三の丸。石垣の向こうに愛知県体育館があります。
石垣に挟まれた道を通り抜けると最初に目に入るのが横綱照ノ富士の幟で、番付通りの順に琴桜、豊昇龍、貴景勝、阿炎、霧島、大の里・・・と立てられています。
体育館の反対側には力士の他に行司さんや呼び出しさんの幟もあることに驚きながら見上げていました。
幟の色もデザインも面白く、家に帰って検索してみると大相撲は伝統ある神事だけに幟にも決まり事が色々ありました。
・幟は縁起ものなので大相撲一場所ごとに新しく染める
・力士名に黒色は使わない(黒星を避ける)
・スポンサー名に赤色は使わない(赤字を出さない)
・右上に書く熨斗には茶色、水色を使わない(勝負に茶々を入れたり水を差さないため)
・四股名は右肩上がりに書く(成績も右肩上がりになるように)
まだまだ他にもありましたが、少しは決まり事を知ってから幟を眺めると楽しみも増えました。
愛知県体育館北方900mの名城公園に建設中の新アリーナ
帰り道でお堀沿いの柵に張られたロープにセミの抜け殻が並んでいて、この辺りにも木は沢山あるのになぜここで?と。もっとも暗くなればこの辺りは人通りもなくわざわざ木登りしなくても安心して羽化で来るのかもしれません。
珍しいもの気になるものが有れば立ち止まったりちょっとスケッチ、私の朝散歩は捗りません。