折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

近くのお寺の紅葉

2017年11月28日 | 風景


名古屋の秋、街路樹のケヤキ、イチョウ、ユリノキ、モミジバフウ・・・それぞれ競うように
紅葉は今が盛り。

自転車で官庁街や大通りの並木を見てまわり、モミジが美しい禅隆寺さんへ向かいました。
禅隆寺さんはブロ友さんがよくアップされていてる名古屋東区にあるお寺です。
小さいけれど門をくぐると街中とは思えない静かなお庭に、京都に来たのかしらと思うほど鮮やかな
モミジに出会えます。
小さめの葉は黄色からオレンジ、赤と様々で苔のお庭一杯に手を広げています。

今日はデイサービスのグループの方達が介護の方と一緒に笑い声をあげて記念撮影。
とても楽しそうでした。
夫もデイにお世話になっていた時はお花見、紅葉狩りと、楽しみにしていたな…‥と。





        駐車場の垣根ごしに



オレオレ詐欺の電話

2017年11月27日 | 
 黄葉を待っていたら散り始めてしまったノブドウ
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今日、オレオレ詐欺の電話がかかってきました。
昼前に「I(息子の名前)だけど2,3日風邪ひいて体調悪くってさぁ…ちょっと行きたいんだけど
今日午後家にいる?」
「来るなら家にいるよ」
「ちょっと休みたいんだ、用を済ませて行く時また電話する」
私は大急ぎで息子の部屋に布団を敷き、着替えを出して冷蔵庫の飲み物チェック、準備万端。

1時前にまた電話
「行こうと思ったけど、名古屋駅でちょっとトラブルがあって遅くなって・・・」
その後は、半年ほど前に株屋に勤める高校の同級生に会って株を勧められ、かなり儲けた後、今度は
未公開株を勧められて・・・・・そこまで聞いて、あら~これって~・・・と思いました。
初めからチョット話し方が違うとは思っていました。
「あなた本当にI? だったら私の旧姓言って見て?」
「なんだよお母さん、疑うのか~Iだよ~・・・そんなに疑うならもういい」と電話は切れました。


ホッとして胸はドキドキ、すぐ息子にラインで「今電話した?」と、返事を持つのがもどかしくて
仕事中とは思いながら携帯にかけると「電話してないよ」と。
ラインには「気を付けてね」と返信がありました。
新聞やテレビではよく見聞きますが、実際に出会うと「だまされた振り作戦」なんてとても無理。
相手は我が家の住所と電話番号、息子の名前も知っているのが怖いですね。



15年ほど前、夫が中国に単身赴任している時のこと。
「愛知県警交通課ですが、ご主人が交通事故に・・・」
「えっ どこで?」
「瑞穂区の住宅街ですが、今は病院に」・・・ここは高級住宅が多い地区です。
当時、夫が住んでいた大連なら事故が一番心配ですが、私はホッとして思わず笑ってしまいました。
「これって オレオレですかぁ~」で、電話は切れました。
でも、夫が車通勤していた現役の時なら引っかかったかもと思います。
私は息子の部屋の布団を片付けながら「気を付けねば!」と自分に言い聞かせました。
布団を用意した時は騙されていたのですから・・・

こんな秋の良い天気に、詐欺電話をかけ続ける男性にもお母さんがあるだろうにと思います。


皆さん『秘密の質問』も用意して、気を付けてくださ~い!

100円ショップのクリスマス小物

2017年11月26日 | 彩林展
 トナカイと小人さんとサンキライの実


家の中を整理する棚や箱を下見に街へ行きました。
オシャレな籠や引き出しのある箱、素材も色も多彩でモデルルームの写真のように夢が広がります。
ネットで見たお値打ち家具を見て歩いても決められないまま一休み、よ~く考えたら、
物があり過ぎて片付かなかった我が家です。
せっかく色々処分したのに何かを買って増やしたらまたもと通り。
これは工夫しなければ・・・と。

ひとまず気分転換にクリスマスグッズ売り場をのぞくと可愛いものがいっぱい!
ダメダメ 今年も100円ショップで買ったばかりです。毎年買えば毎年増えるのです。
サンタさんの人形はごみ箱には捨てられず、孫ちゃんのお相手をしてもらいます。
まだちょっと早いのですが私もテーブルに並べて遊んでみました。

家の整理はひと休み、ふた休みです。


   
  

名城公園・秋

2017年11月25日 | 名城公園
 左の高木は旧国立病院のケヤキ

ブロ友さんの記事に秋の名城公園がありました。
しばらく行ってないなと思いました。

家に籠って気持ちだけ断捨離に追われて身体はちっとも動かず、その分ストレスだけがたまります。

今日は晴天!こんな日は気分転換、自転車でひとっ走り。
秋色に染まる街路樹の道をサイクリングして、公園の吹き寄せられた落ち葉の中を カッサ カッサ
歩けば気持ちいい。
チョットだけスケッチして、ぶらぶら歩いて気持ちも明るくなりました。
   
名城公園で 


帰り道の歩道にオジサンが野菜を並べて売っていました。
ミカン10個200円、大根100円。 300円買ったら大根1本とミカンも何個かおまけです。
大根2本もいらないけど・・・と思いながら、青空と大根ととっても得した気分でした。


赤と緑のクリスマス色

2017年11月24日 | 



緑の葉と赤い実、赤と緑はなんとなくクリスマスを感じる色。
ポインセチアの赤と緑、セイヨウヒイラギ、クリスマスホーリーとも言われる赤い実と緑の葉。
日本の柊にも葉の先に小さなとげがありますが種類が違うようです。
絵に描いた西洋ヒイラギのとげは大きくて鋭い。
昨日アップしたロウヤガキとこの西洋ヒイラギを買って帰る時、トゲトゲ チクチク大変でした。


庭のマンリョウも色づき始めたしヤブコウジの実は葉の陰にうつむいて赤い実をつけています。
冬の庭に緑と赤い実は貴重な色どり、こちらはお正月を感じる色ですね。


お隣のマンションが出来た時、道路に面した植え込みに四階まで届くほどの大きなウラジロモミの木が
植えられました。
ここに雪が積もって飾りがついたら素敵だろうなぁと思っていたのに、雪もあまり積もらず
クリスマスに飾られることもなく、1年過ぎた頃から元気がなくなり枯れてしまいました。
先日、小さく切られて運ばれて、半分ほどの大きさの木に植え替えられました。
今度雪が降ったらクリスマスツリーみたいになるでしょうか。

この木の下には土器で飾られた小さな古墳が埋まっています。
古墳の主は世の中の変わり方をどう眺めているのでしょう。
モミの木に雪が積もるのを見ながら昔の話しを聞いてみたいものです。
とは、思うだけ、お願い・・・出て来ないで、ゆっくりお休みくださいませ。


ロウヤガキ・ツクバネガキ

2017年11月23日 | 日記



老爺柿・老鴉柿(ロウヤガキ)・衝羽根柿(ツクバネガキ)
呼び名が色々ありどれが本当なのかよくわかりません。
花屋さんはで老爺柿と言われたのですが、調べると色々です。
姿がちょっと面白いかなとモデル用に買った一枝、鋭いとげの先から実がなっています。

絵のお仲間にこの柿を小さな盆栽に仕立て花も実も絵に描いて楽しんでおられる方があります。
名古屋城の外堀の土手にはこの木が数本、悠々と枝を伸ばし細い枝に小さな実がとても可愛い。
小鳥の落し物の種からの実生だと思います。
自転車でちょっと寄り道、眺めるのも楽しみ、
でも、他には誰も気にかける人はなさそうで、私だけのお楽しみかも。


12月初めに予定しているプチリホームのためのプチ断捨離、思い切りが悪くてなかなか進みません。
ゴミ袋、とりあえず袋へ入れたり出したり・・・何十年かの想い出を捨てるのはなかなか難しい。
古い整理ダンスやソファーは粗大ごみへ、シルバー人材センターから来てくださった方に外へ運んで
もらって、私の外出中に回収されて行きました。
シルバーさんお二人はいいコンビでテキパキ家具を運び、通り道をあけるために動かした家具も
終わればていねいに元通りに。
「荷物運んだり雑用とか出来ることをやらせてもらっています」とお元気なお二人。
シルバーさんは自分が働けると思えば年齢の上限が無く働けるのだそうです。
人の役に立ってちょっと実益もあり、いい制度だなと思いました。

部屋は少し広くなったけれど、今まで入っていた場所を失った小物達が別の部屋に散らばって
この先、探し物が増えるに決まってると・・・先が思いやられます。

プチ断捨離

2017年11月16日 | 孫ちゃん
 ちょっとポーズ

蛇の目傘 

この絵は写真館でカメラマンさんが撮った写真から。
家族も好きなだけ撮ってよいと言われて沢山写しましたが、全然違いますね。
プロはプロ、餅は餅屋でした。

10月は個展で大忙し。
11月は七五三とプチ断捨離月間。
新築して30数年そのままで傷んできた壁紙と床の張替えを12月に予定しています。
一部の部屋なのですが、壁紙を張り替えるには家具を動かさなければ…動かせるようにしなければ…
で、棚の中アッチコッチ片づけながら断捨離です。
戸棚は中身がいっぱい。
昔は家で法事があったり、二家族が集まってお正月を過ごしたりしたので食器だけでも沢山です。
お銚子が20数本、その他のお皿、お茶碗も買い足して来たので絵柄もそろわず安物ばかり。
それでも捨てる決心はなかなか難しい。しっかり心を決めて断捨離です。
思い出のありすぎるものは「とりあえず袋」に入れて、残りを不燃ごみへ。
買う時の楽しい高揚感、それにひきかえ捨てる時の何と暗い決断力のいる事かと思います。

古くてガタガタのタンス、脚が取れそうなソファー、いつからあるのかわからないカラーボックス等…
粗大ごみは月に一度の収集です。家から外に運び出すのも大変と思ったら、ちゃんとお願い
できるところがありました。名古屋市は65歳以上の独居世帯は年に4回までシルバー人材センターに
依頼すれば手助けしていただけるのだそうです。
1人170円 家具は2人で運んでいただくので2人340円の負担で外まで運んでいただけます。
あとは補助金が出るのだとか。申し訳ない程、ほんとにありがたい制度です。

見回せば家の中は30数年たまった物の山、家中断捨離したらほとんど空っぽになるでしょう。
ま、そのうち・・・いつか、ぼちぼち・・・やれれば・・・片づけたいと思います。

と、いうことでまた、しばらくブログお休みします。


高山のコーヒー屋さん

2017年11月13日 | スケッチ旅
飛騨古川で 

せせらぎ街道から飛騨古川へ移動して古い街並みを見て、名古屋へ戻る前に高山に
Nさんご夫妻が行きつけのカフェがあると言う事で連れて行っていただきました。

高山市内の複雑な細い道を車でくるくる行くと高山桜山八幡宮。
すぐそばにあるお勧めカフェ「わらじ屋さん」入った途端、Nさんご夫婦とカフェオーナーさん
ご夫婦と再会の笑顔満開!でした。
落ち着いた陶器とアクセサリーが並ぶお店の一角にあるカフェのご夫妻が、またとびっきり素敵な方
でした。奥様の明るい笑顔、さりげない会話のご主人、Nさんご夫妻も素敵な方達ですが
親しくされている方もやはり素敵!
そして頂いたカフェラテ…名前は違うかも…食べるのがもったいない程可愛くて、美味しくて
Nさんによればここのコーヒーは高山1番と。





定年後を趣味のように鼻歌を歌いながらお店に立たれるご主人と笑顔の奥様、ふんわり温かい空間でした。
ぜひ、また行きたいなと思います。
「わらじ屋」さんは冬の間は寒さを避けてタイに行かれるのでお店は閉まるのだそうです。ご注意!



道中で 

今回の飛騨ドライブは虹に迎えられて、また虹に送られて素晴らしい黄葉とNさんご夫妻の心遣いに
感謝いっぱいの旅でした。
JR春日井駅を出発したのが6:40 お別れしたのが17:10頃、長い道中有難うございました。

翌日、古川で買ったムカゴでムカゴご飯を炊きました。
少しほろ苦くねっとりとした山芋の風味もあり、思い出と共に美味しくいただきました。

せせらぎ街道から飛騨古川へ

2017年11月12日 | スケッチ旅
 土蔵と瀬戸川 F3

せせらぎ街道を歓声を揚げながら通り抜け、お仲間のご主人Nさんお勧めの飛騨古川へ。

私は初めての街です。
ニュースで見る勇壮な「起し太鼓」や街中の用水に放たれた鯉を厳しい寒さから守るために
移動させる様子くらいしか知識がないのです。

駐車場も見どころもよくご存じのNさんについて一回り。
白壁土蔵の裏手を流れる用水(瀬戸川)にはニュースで見かける鯉が街中とは思えない程大きくて
沢山泳いでいました。
白壁の土蔵、表は大きな杉玉を吊るした造り酒屋さん、朝ドラでも見たことのある和ロウソクの
お店、伝統的な町屋が連なりこじんまりとしてとても風情のある街でした。


古川は小雨の予報どおり青空がのぞいても日が射しても小雨。
「こんなお天気は狐の嫁入りって言ったよね」と話しながら、この場所には狐の嫁入りも似合いそう
だなと思えました。

☆ ブロ友さんから古川には「狐の嫁入りの行列などの行事」が行われるとコメントがありました。
   この町に似合いそうだと思うはずです。

大銀杏の近くにあった若山牧水の歌碑
「ゆきくれて ひと夜を宿る ひたのくにの
          古川の町に 時雨ふるなり」 
ここではまさに時雨ふるなりでした。


土蔵の浅いひさしの下で雨を避けてスケッチ…これもイマイチ・・・
次の場所で少しだけ描いて、後は家で描き足した大銀杏と落ち葉の黄色。
大好きな与謝野晶子の歌
  「金色の ちひさき鳥のかたちして
        銀杏ちるなり 夕日の丘に」    
大木の葉が降り注ぐようすも見たかったなぁ・・・

大銀杏と落ち葉 F3 

ベンチで揚げたて飛騨コロッケをふうふうしながら食べて「ちょっと温まったわね」
小雨では絵を描けないので三寺めぐり朝市でお買い物、帰り道を考えると重いものは買わないように
ここは我慢です。

Nさんの提案で高山によって「コーヒー飲んでから帰りましょう」と、次は高山へと出発!


「蓬莱」の看板の渡辺酒造 

せせらぎ街道

2017年11月11日 | スケッチ旅
 F3

絵のお仲間がスケッチドライブに誘って下さって、ご主人の運転で飛騨地方へ。
車の無い私には行くことが出来ない「せせらぎ街道」をめざしました。
夫と度々訪れた思い出の場所「せせらぎ街道」は岐阜県郡上八幡から高山市までを結ぶ
72キロの道路の愛称です。
何度も出かけられているご主人のお勧めの最初のスケッチポイントは川と黄葉とが調和して最高!
それなのに、あまりに美しすぎてただ見とれてばかりの私・・・出来はイマイチ・・・

時々車を止めていただいて写真を撮ったりながめたり、高低差のある街道は場所によりすでに
初冬の姿の地域から少し下れば黄葉の盛りへと変化に富んでいて、落ち着いた自然の秋の色を
堪能することが出来ました。
金色のカラマツ林、ナラやクヌギの明るい茶や、オレンジ色見ているだけでため息ばかり。

パーキングで 

晴れ男さんのご主人、雨女の私、一日中綱引きするようなお天気でしたが、最高の黄葉に出会えました。
往く時も帰る時も黄葉の山に大きな虹がくっきりとかかり、いいことありそうと次の古川へと移動しました。



 車中から

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