何時もより少し早くウオーキングを開始したのであるが、牡蠣のシーズン・オフの現在は牡蠣業者の人々は、秋に向けての準備で早朝より働いておられ、活気に満ちていました。今日は牡蠣をどの様に作るのか、その一端を紹介します。
何時もの位置より、瀬戸内と宮島の朝の風景を写し、今日は写真の上の小田島公園に向けてウオーキングを開始します。
牡蠣用漁船が船底に着いた貝殻などを除去してもらい、新たに塗装をしてもらっていた。
漁師さんの話に寄れば、船底に貝殻が付くと水の抵抗が大きくなり、燃料の消費量とスピードが大分違うそうです。
☆新しい牡蠣いかだ作り☆
牡蠣養殖の種貝を吊るす為の筏を作っています。使用する竹は、モウソウ竹で真っ直ぐに成長したものだけが、利用できるそうです。
この白い袋の山は、南米アマゾンから輸入された牡蠣養殖のための貝殻が入っています。
輸入された貝殻には、中央に穴が開けられており、これを針金に筒(プラスチック・パイプでマカロニ位の長さと大きさ)と貝殻を交互に通して牡蠣のネックレスを作ります。
連結して作られた牡蠣用貝殻
この様に柵に入れられ、一つずつ分けられています。これらを養殖場に持って行き、牡蠣筏に吊るされます。
新しく出来上がった牡蠣筏です。まだ竹の緑が残っています。
新しい筏が、船に引かれ漁場に運ばれます。
ここ牡蠣の養殖場は、牡蠣が植物性プランクトンを食べて育つので、後ろの宮島からの清流と下の大竹・小瀬川の水とが混ざり最適の場所だそうです。
牡蠣専用漁船
塩屋入江の夕方>牡蠣養殖場に行きかう漁船や魚釣りの船も引き揚げ、静けさを取り戻した瀬戸内の海です。
この付近の海岸は土日曜日ともなれば、家族ずれや太公望で賑わいます。このウオーキングコースの様子を次回ご覧いただきましょう。