goo blog サービス終了のお知らせ 

yuzuの記

優しい風に誘われて

十三回忌

2025-06-24 17:31:33 | つれづれ

 

 

まるで真夏のような暑さの中

 

十三回忌を迎えた母の法要で懐かしい両親のふるさとの

 

お寺さんに妹たちと行ってきました。

 

「 こんなに早く十三回忌なんてとても不思議な感じがします 」

 

「 あの頃のことは私にとっても、このお寺に来て初めての葬儀だったのでよく覚えています」

 

当時まだ青年らしさが残っていたご住職が

 

はや五十台に差しかかり、貫禄も纏ってにこやかに話してくださいます。

 

「 十三年よくお祀りされましたね 」

 

「 急でしたし何も知らないまま日々に着いて行くのが必死でした 」

 

兄が母よりも早く病気で逝ってしまったので

 

どこにも後継ぎの居ない我が家では従弟の一言で

 

わたしが喪主となりあれよあれよという間に仏壇を守ることになりました。

 

前もって心構えもしていなかったことから

 

ずいぶん知らないことだらけで当惑したものでしたね。

 

その時はもう気力もなく落ち込んで

 

それでいい、誰が祀ってもいいのだからと、なるようになっていくのを傍観していたようです。

 

ただ母の不在が受け入れられずに初めの2年ほどは腑抜けのようでした。

 

その49日までまで住職が7日ごとに来て下さってお経をあげ

 

元気のない私を心配して法事のお弁当屋やらお花を差し入れて下さり

 

「 はやく社会復帰されて頑張って生きて行かなきゃお母さんが心配されますよ 」と

 

ずっと励まして下さっていました。

 

もう母の居なくなった家に一人ポツンといる私の心に

 

静かであたたかな風が通っていくような気がしたものです。

 

そういえば一度マンションで控えめにお線香をたいていると

 

警報音が鳴ったり大慌てしたことも今では笑えますね。

 

そんなこんなを振り返って話せるのもお寺さんとの思い出なんですね。

 

ここに来るのもあと何度ある事か・・・

 

片道4時間近くの道中は少しきつくなってきましたね。

 

近くにお墓があれば何度も行けるのですが、でもここが両親のふるさとです。

 

こんなことっていろんな方が悩まれたりするのでしょうね。

 

 

ブログを書くのが少し困難になりましたが

 

色んな事が落ち着いたらまた頑張ってみますね。

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大荒比古神社の流鏑馬

2025-05-28 09:59:37 | イヘ゛ント

 

 

例年滋賀県高島市の大荒比古神社では

 

5月4日に例祭七川祭が開催されています。

 

中でも流鏑馬は人気のイベントで多くの人たちが楽しみにしています。

 

時間のゆとりを十分に取って見てきましたよ。

 

 

子供たちの神輿は親も一緒になって楽しそうです。

 

 

もちろん大人の神輿も・・・

 

この日は近隣の各村でお祭りが一斉に行われていました。

 

 

さて、午後からの流鏑馬は

 

神社関係の人、村の若者たち、招かれた小笠原流の名人などによって

 

参道の300mを駆け走り3つの的を射ることで行われます。

 

 

馬の背で手綱も持たず、矢を取りだし射るのですから

 

相当な難しさなんでしょうね、それも一走3回も・・・

 

 

今年は9頭の馬が参加しそれぞれ3回疾走しました。

 

なかでも小笠原流のこの方は所作はとても美しく魅入ってしまいましたね。

 

 

馬と一体になって的に狙いを定め

 

 

射る!!!

 

この一連の動作が素人目にもとても綺麗でしたよ。

 

 

走り終えた休憩場所の馬場で息を整え

 

馬達が話しているようです。

 

「お疲れさん~ ♪ 」

 

「いやあ後半きつかったわ~ 」  なんて(笑)

 

 

地方の村に伝統的に受け継がれている行事は素晴らしいですね。

 

若者の中には流鏑馬の上達を目指して

 

自分で馬を飼い訓練し、おかげでどこにも出かけられないのだと

 

司会者が笑っていました。

 

こんな世代が育っている事を頼もしく思っているのでしょうね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルーメの丘 

2025-05-14 17:24:23 | 季節

 

 

今年の5月連休は

 

することが多くて例年のように信州へは行かず

 

近場で散策することにしました。

 

 

気の早い気象予報士さんは、早や梅雨の話題になっていますが

 

そーなんですね、あっという間に季節は進みます。

 

 

曇り空ではありましたが

 

ブルーメの丘はまだ色鮮やかな春が広がっていましたよ。

 

この小屋は、田舎のおじいちゃんを連想させるような好きな場所です。

 

 

9時半の開園に入っていくとまだ人も少なくて

 

朝が起き始めたようでうん、いいですね~ ^-^

 

 

ちゅうちゅうトレインが走る手前には

 

色とりどりのチューリップがまだ元気に咲いています。

 

 

すっきりとした東ドイツの風景に似て

 

何度も深呼吸~ ♪ 

 

 

ここは広くて家族連れも1日遊べそうですね。

 

周りにはポニーやアルパカ、ひつじなどたくさんの動物と

 

触れ合い放題ですね。

 

 

半日過ごして名残りの春を満喫し

 

次の藤棚へと向かいましたよ。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がり、新緑のメタセコイア並木

2025-05-03 17:32:20 | 季節

 

 

昨日は天気予報通り朝からしっかりと雨が降りましたね。

 

ここしばらくはすることが多くて

 

連休も遠くへは出かけられませんが

 

所要の帰りにメタセコイア並木に寄ってみましたよ。

 

 

着いたころには強めのしっかりとした雨も止んで

 

メタセコイアの若葉が雨しずくをポツリポツリと落として

 

それはなんとも綺麗な新緑の色ですね。

 

 

葉っぱの1枚1枚が生き生きと

 

うわぁ~ 綺麗な色ですね~ 。

 

少し眠かったんだけど・・・目が覚めました!!

 

 

瑞々しい木々の葉っぱのトンネルです。

 

雨だったので人も車もほとんど出て来ていません。

 

好きな角度で撮らせてもらいました。

 

 

しばらくすると少しずつ車も増えて来て

 

側道の方へと場所を移します。

 

 

こんなに好きなように撮らせてもらったのは

 

ほんと久しぶりです。

 

朝からの強い雨がやんで、不意にもらったプレゼントのようです。

 

 

 

まわりの田んぼには水が張られて

 

周囲の山々が映し出されています。

 

いい季節、ほんと美しい季節ですね~ ^-^

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇治平等院の春

2025-04-21 13:48:07 | 

 

 

やっと来たかと思った春は

 

桜のピークを急がせて、足早に通り過ぎようとしています。

 

更新の遅い私ですがgooブログサービスの終了予定に伴って

 

今ある写真のアップを急ぎたいと思います。

 

今日は京都宇治にある平等院からです。

 

 

桜の時期に醍醐寺に行った時に立ち寄るのですが

 

夜間のライトアップの見事な所ですね。

 

 

もうすぐしたら藤が美しく咲きますね。

 

 

まだ両親がいてくれた時に

 

家族でお花見したのは懐かしい思い出になりました。

 

時はあっという間に過ぎていきますね。

 

 

この日は平日だったので例年のような混雑は

 

避けられたようですが

 

相変わらず外国のお客様が多かったです。

 

 

いきなりの汗ばむ陽気でしたが

 

今年もあの暑さがやって来ると思うと

 

ファイト!!!!  ですね~ ^-^

 

 

今年は例年のように桜を追っかけて

 

信州を駆け巡ることはありませんでしたが

 

近場にこんな綺麗なところがまだまだたくさんあるのですから

 

贅沢は言わないことにしましょう。

 

 

宇治はお茶の名産地です。

 

駐車場に帰る道々、お茶を美味しく頂ける店も並んで

 

桜と風情のある景観の中歩かせてもらいましたよ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樽見鉄道の桜 ➁ 日当駅、木知原駅

2025-04-19 07:08:00 | 

 

 

日本のローカル線の中でも

 

五能線の轟駅と樽見鉄道の日当駅は特に好きな駅舎です。

 

半日でも1日でも眺めていたいような・・・^-^

 

 

山間の、他には何もないようなさびれた日当駅は

 

春、桜の時期になると圧倒的な華やかさに包まれます。

 

 

山間の短いトンネルを出ると

 

すぐに短い鉄橋を渡りきったところが駅のホームになります。

 

道路からトントントンと階段を降りるとそこはすぐホームになっていて

 

2両編成の電車だと短いホームは隠れてしまいます。

 

駅舎というものではなく雨よけの2~ 3人入るといっぱいの小屋がポツンと ^-^

 

近くには人家もごくまれで、どうしてこんなところに駅が出来たのか

 

どんな人がここを利用しているのだろうかと思ってしまいますね。

 

階段のところには今では珍しい公衆電話ボックスがあり

 

ここの景色に何の違和感もなく立っています。

 

電車はここを出発すると数秒でまたトンネルへと姿を消します。

 

何度来ても物語がいっぱい詰まったような日当駅ですね。

 

 

こちらは木知原駅

 

どこか遠足に来た子供たちが写生をしている姿が思い浮かびます。

 

電車の来ない時間帯だったので周りをぶらっと撮ることにします。

 

 

踏切を渡ると下は公園のようになっていて

 

シーズンになると釣り人も多くなるのだろうな・・・

 

温かく春の風が心地よい川辺ですね。

 

 

穏やかな景色の中

 

樽見鉄道を辿っているこんな時間も楽しいひと時でしたよ。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樽見鉄道の桜 ① 谷汲口駅エリア

2025-04-16 07:28:41 | 

 

 

岐阜県を走る樽見鉄道は、ローカル線の中でも好きな路線です。

 

コロナ前には桜の時期には、毎年のように訪れた所です。

 

 

久しぶりに行ってみると

 

いろいろと様変わりしていましたね。

 

カメラマンが競って陣取って電車を狙っていた場所に

 

遊歩道が設置されて撮影スポットがあ~ ああぁ。

 

何年かするとどこでも変化はあるものですね。

 

 

桜はピークから少し過ぎていたようですが

 

まだまだ綺麗です。

 

 

乗降客が増えるこの時期には

 

普段は無人の駅に駅員さんが派遣されていた記憶がありますが

 

この日は出会いませんでしたね。

 

 

ここも大きく変化することなく残っていって欲しいものです。

 

 

駅の周辺をあちこちとうろうろしていると

 

ぽかぽかとあったかくて、周りは「春」に囲まれているようでしたよ。

 

うーん 季節が柔らかくて心地いいです。

 

 

鉄橋を渡っていく電車は絵になりますね。

 

近くを流れる川の下流では

 

釣り人たちが竿を出してキラキラとした水面に揺れていましたよ。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

醍醐寺の桜

2025-04-11 10:51:42 | 

 

 

今年の桜は各地のお天気など調べているうちに

 

ピークを外してしまったのか、どこも遅れ気味になってしまいました。

 

毎年、桜の時期は満開に合わせるのは難しいですね。

 

遠くは諦めて、まずは豊臣秀吉ゆかりの醍醐寺に行ってみましたよ。

 

 

 

秀吉が側室や家来を伴い花見をしたという醍醐寺は

 

宇治の平等院や 小野小町ゆかりの随心院などのほど近い所にあります。

 

ここで豪華絢爛な花見が行われたのですね。

 

 

桜のピークから2~ 3日遅れたようですが

 

花曇りでしたがまだまだ綺麗でしたよ。

 

 

2日前にも大阪から電車で来たというカメラマン氏とお話していると

 

よりいいものが撮りたいというのが伝わって来て

 

皆さん熱心に通われているのに脱帽します。

 

 

私は殊に総門のしだれ桜の流れる様が好きですね。

 

 

桜は一気にピークになって

 

やがて見事に散っていくのでしょう。

 

 

西大門

 

ここから伽藍エリアに向かって行きます。

 

 

五重塔

 

これらは世界遺産の一部として大切に管理されています。

 

 

金堂

 

醍醐寺は桜の時期も華やかですが

 

秋、紅葉の名所でもあります。

 

特に夜間ライトアップは綺麗ですので機会があれば是非 ^-^

 

 

すぐに花散らしの雨が降るようです。

 

この日曜日が最後のお花見のチャンスでしょうか。

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松の木内湖のコハクチョウ ( 滋賀県高島市)

2025-04-05 07:53:26 | 季節

 

 

10月頃から、遠くシベリアから越冬の為多くの鳥たちが

 

日本の北に位置する湖や沼にやってきます。

 

春先になるとまた帰っていくのですが

 

季節をたがえることなく毎年のようにそれは繰り返されて・・・

 

 

去年、高島市の松の木内湖にもやって来ているとの情報で

 

初めてその姿を見ることが出来ましたよ。

 

そう大きくはない湖ですが今年もコハクチョウが来ていて

 

わ~ 湖北にいるのは知っていたけど安曇川にもいるのですね。

 

3月初旬の寒さもぶり返す気候で、まだシベリアに帰らずにいてくれたようですね。

 

8時頃から2時間ほど、コハクチョウ達の様子をずっと見ていました。

 

少し肌寒かったけれど目の前の風景に飽きることは無く

 

穏やかな時間はゆったりと流れて平穏だなあ~ ^-^

 

 

しばらくするとなにやらバタつき始めて

 

10羽ほどのグループが助走し始めました。

 

 

普通水鳥は真上にふわっと飛び立つのですが

 

コハクチョウの面白い所は

 

やはり体重が重いのである程度の助走がいるのですね。

 

それもドタバタととても優雅なんてものではありません。(笑)

 

 

飛び上がるとグループでどこかを目指して飛んでいきます。

 

写真を撮りに来ていた人から

 

向こうの田んぼへ食事に行くのですよ と教えてもらいました。

 

 

若山牧水が23歳の頃でしょうか

 

「白鳥は哀しからずや空の青うみのあをにも染まずただよふ」

 

と 詠んでいますがこれを若者が詠んだというのが

 

哀愁帯びた歌に青年の純粋さを加えているように思います。

 

安曇野の遊水池で観察したコハクチョウなどは、気品ある優雅さとはかけ離れて

 

小競り合いばかり多くて追っかけまわす印象が強く見飽きないですね。

 

泳いでいる姿とのギャップに笑ってしまいます。^-^

 

また夕方には池に戻って来て羽を休めるのでしょうね。

 

たくさん食べておいで~ ~ ♪ 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪のビーナスラインで

2025-03-29 11:39:51 | 雪景色

 

 

夜明け前のAM6.00過ぎ、これは2月初旬の激寒の朝ですね。

 

大門峠を白樺湖へと向かい、車山から霧ヶ峰、池のクルミへ走りました。

 

ビーナスラインには綺麗に富士山が展望できる場所が何か所かあります。

 

まずは白樺湖側から富士見台の展望台へ。

 

 

朝焼けが最もくっきり見られるのは夜明け前です。

 

私はこの時間帯が好きなのですがまだ暗いですね。

 

 

驚いたことにこの時間で広い駐車場は

 

すでに満車近い数の車が押し寄せていて すごっ!!

 

ずらりとカメラマン氏がその時を待っていました。

 

みんなよく調べてるのですね。

 

 

眼下の街もちらりほらりと明かりがつき始めました。

 

次いで霧ヶ峰から池のクルミへ向かっていくと

 

なんと霧ヶ峰あたりから山側1車線は、何百mも停車している車で埋まっています。

 

ここも富士山のビュースポットなので人気のエリアです。

 

片側が通れなくなっているので、渋滞が発生し下りて来た人たちで道は塞がれています。

 

1キロ内には駐車場もあるのですが皆さん歩くのは嫌なようで・・・

 

 

池のクルミに着くと、なんとか車を道の膨らんだところに停められて

 

あ~ だいぶ明るくなってきていますね。

 

この日の日の出は明るすぎてまた次回に・・・

 

 

誰かが通報したのかしばらくするとパトカーがやって来て

 

路上駐車の人たちにマイクで注意し、排除し始めました。

 

霧ヶ峰の渋滞はパトカー1台では処理できないだろうな・・・

 

 

そんなこんなでまた白樺湖まで引き返すと

 

湖は全面しっかりと凍っていました。

 

スケートも出来そうな厚さまで凍っているようです。

 

ついでなので女神湖もどうなっているかと行ってみると

 

あはは、なんと車のラリーよろしく何台もの車が氷の上を走っています。

 

 

え~ これって大丈夫なのかな~ 

 

きちんと調査した上でしょうがなんか怖い・・・

 

 

これも女神湖の冬の風物詩になっていくのでしょうか。

 

2月9日のビーナスラインでの様子でした。^-^

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする