相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

人を呪わば・・・

2006-01-13 | Weblog
 人を呪(のろ)わば、穴二ツというが、なぜ落ちる穴が二ツなのか。
これは、呪われた人間と、呪った人間が共に落ちるからである。
呪いというものは、それを受けると、体の調子が悪くなったり、なにか悪い事が起きたりする。

古くは江戸城の大奥のワラ人形に 5 寸釘がある。
筆者も、生駒の聖天さんの奥の高い山に眞夜中に登ったことがあるが、(寒の行)ワラ人形に 5 寸釘が打ち込まれているものを見て、ゾッとした。
呪いは生き霊という。生きた人の霊、すなわち『生き霊は、払いがたし』という。

『死に霊は、払えども』。本式に眞劍に呪われたら、たまったものでない。
故に、人に、うらまれるようなことは、しないこと。

この世の中、なんの関係もない人を呪ったりする人はいないのである。


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