相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

泣く時は泣くに限る

2006-01-16 | Weblog
 淋しさの極というものがある。心細さの、きわみもある。

泣きたくなる。昔、東海林太郎という歌手が『国境の町』という歌を(昭和 9 年)全国的に、はやらせた。

このうたの中の歌詞で『一ツ山越しゃ他国の星が、凍りつくよな国さかい(境)』という文句は、うまいと思う。 二番に、故郷はなれて、はるばる千里、なんで思いがとどこうぞ、遠きあの空つくづく眺め、男泣きする宵もある。 男泣き。淋しさのきわみは本当に泣きたい。どうすることもできない心細さ。泣けたら泣くことである。 どんな悲しみも、泣いたら少しは、やわらぐ。

うれし涙というものはスポーツ選手によく見かける。 くやし涙は、甲子園の高校野球で、よく見かける。泣くことは感情を癒す効果がある。

芭蕉の句に 『塚も動け我が泣く声は秋の風』 号泣だ。


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