相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

心に映るもの

2006-01-11 | Weblog
 あらゆる相場、例えば株式、為替、金利、商品などの相場は、相場が行く先を、しゃべる時がある。

私は高くなりますよ、とか。これから下がりますなど。

それは誰にでも判る時もあるし、ほとんど判らない時のほうが多い。

あまり相場のウズの中にいると、判らないが、少し遠くに離れていると、それが見えてくるのである。

心眼とでもいうか、無心でないと、相場様が、一生懸命に、しゃべってくれている言葉が耳に入らない。

心眼は目に見えるものでなく、目に見えないものの仕組みを知ること。

人間、普通の生活をしていても、なにか嫌な予感のする時や、なんとなく嬉しい気持ちになっている時がある。

なぜだろうと考えても判らない。要するに、なにかの現象が、心に映るのである。これを大切にすること。


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