「インド旅行記〈1〉北インド編」を読みました。
女優の中谷美紀さんが、生まれて初めて訪れたインドで体験したあれこれが書いてある本です。
女一人旅と銘打ってはいても、実際はガイドさんに案内されてのインド旅行。
インドという国に魅了され何度も行く人からすれば、旅行記というには物足りないかもしれないけれど、中谷美紀さん自身の物事の捉え方がよく描かれていて面白かったです。
日本から持ち込んだインドに関わる本の中に「深い河」があったのは、Hikkiファンとしては感慨深いものがありました。
そもそも中谷さんが、映画「嫌われ松子の一生」に出演したことで心身共に疲れ果て、癒しを求めて訪れたのがインドに行く事になった経緯だとか。
Hikkiも以前、楽曲を作り上げた後は空っぽになってしまうというような事を言っていたけれど、与えられた役という枠の中で可能な限り自己表現をしていく俳優というお仕事も、Hikkiのそれとあながち遠くない世界にあるのかなと思いました。
女優の中谷美紀さんが、生まれて初めて訪れたインドで体験したあれこれが書いてある本です。
女一人旅と銘打ってはいても、実際はガイドさんに案内されてのインド旅行。
インドという国に魅了され何度も行く人からすれば、旅行記というには物足りないかもしれないけれど、中谷美紀さん自身の物事の捉え方がよく描かれていて面白かったです。
日本から持ち込んだインドに関わる本の中に「深い河」があったのは、Hikkiファンとしては感慨深いものがありました。
そもそも中谷さんが、映画「嫌われ松子の一生」に出演したことで心身共に疲れ果て、癒しを求めて訪れたのがインドに行く事になった経緯だとか。
Hikkiも以前、楽曲を作り上げた後は空っぽになってしまうというような事を言っていたけれど、与えられた役という枠の中で可能な限り自己表現をしていく俳優というお仕事も、Hikkiのそれとあながち遠くない世界にあるのかなと思いました。
歌手や俳優、演出家、作家、漫画家その他エンターテイメントに関わっている人たちは自分の中にある「何か」を切り売りしている様に思います。
だから、自分の精いっぱいを出し切っちゃうと自分が空っぽになっちゃう様な、そんな喪失感があるのかも知れません。
もっとも、ボクはそんな創造性のある仕事してないんで想像で思っているだけですが、、、
それだけ自分自身へのリスクの高い仕事なんだなと思います。
達成感と喪失感では、どちらの方が大きいのでしょうね?