共鳴

Hikkiを見ていると、つくづく有名人というのは大変だなと思う。ほんのジョークでさえ一部ではゴシップネタとして取り上げていってしまう。メッセでは結局受け流ししていたHikkiだけども、最初にあの記事見つけた時は内心驚いたんじゃないのかな。それにしても『騒がれる　うちが　華だよ　ひかるちゃん』と、したり顔で言うくまちゃんは何とも良い味出してるよね。くまちゃんのこの一言で一件落着、という感じ。
こうして見るとHikkiとくまちゃんはお互いの事を補え合える、良いパートナーだよね。一方がへこめば、もう一方がなだめてあげるという具合に。宝くじの一件の時は、Hikkiとくまちゃんの役がちょうど反対だったのも記憶に新しい。
くまちゃんが登場するまでは、Hikkiはこうした一連の感情の流れを全部自分の中だけで起こしていた。何か思う事があっても、誰に話してみることもなく起承転結を全部自分の中で展開してしまう上に結論に達するまでが常人よりも速いので、何を考えてるのか分からない人だとか、掴みどころの無い人だと周囲に思われてしまいがちなのも仕方のない事だったのでしょうね。それが、くまちゃんという存在によってワンクッション置く事で私達も入っていけるようになったと思うのです。Hikki自身も、くまちゃんと対話するようになった事で何か変化を感じているんじゃないのかな。『ぬいぐるみ療法』だとまでは言わないけれど、このところメッセを通して伝わる素直さと奔放さを見ていると、そう思います。
ちょっと無情な言い方をすれば、くまちゃんが無機質なものだからこそこうあれるという事なんだよね。余計なものが無いから、Hikkiと共鳴し合えるんだよ。