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駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識したあそびと駄菓子屋「たかさんち」の25年の軌跡とだが活等!

第一章 駄菓子屋日記⑦「小さい6年生と大きい5年生」

2021年09月06日 | 駄菓子屋

 

↑駄菓子屋さんの商品紹介↑

第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時より

⑦「小さい6年生と大きい5年生」

たかさんちには、色々な学年の子ども達が集まってくるので、学年を超えて、自然と会話がはずみます。気の合う子というのは、不思議なもので、学年が違っても仲良くなります。年齢、先輩後輩を気にしない、ある意味心の広い受け止め方が出来る子ではないかと思います。

初めは、当時6年生同士、5年生同士で遊びに来ていたグループが、いつのまにか親しくなって、その中の、比較的小柄な6年生と、その6年生より背の高い5年生のふたりが仲良くなりました。

ある日の夕方、私の前を歩いているこの二人を見かけました。夕日を背に受けて、小柄な6年生とその6年生より大きい5年生の後姿はなんとも、微笑ましく、網に入れたサッカーボールを蹴りながら、家路に着く二人は、満足げにみえました。

子ども達というのは、常に仲間を求めています。同じ考えをもつもの、趣味の合うもの、その他に、同じ時間帯を過ごせるというのも、条件のひとつになってきます。

特に習い事をしない子、家に帰る時間の遅い子は、同じようなタイプの子を求めています。高学年ともなると、この傾向は強くなります。よく「明日遊べる?」などと、声をかけている子もみかけます。こういった子は、学年を気にせず、小学生でも、平気で中学生についていきます。物怖じせず、一緒に楽しんでいます。

子ども達の社交の場に一役買えるのも、駄菓子屋ならではの効果だなと思います。

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『目次〈予定含む〉

いらっしゃい(はじめに)

第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時

①休みの日でも

②やさしい心

③招き猫

④夢

⑤世界一落ち着く

⑥ただいま・お帰り

⑦小さい6年生と大きい5年生

⑧弁護士事務所

⑨久しぶり!

⑩救世主

⑪夏休みの出会い

第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時

第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時

第四章 詩 「子どもの心」随時

第五章 つぶやき「たかさんの声」今

おまけ 子どものつぶやき

またね(おわりに)』

「たかさんち」実践報告書はこちら→駄菓子屋報告書

あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページ

たかさんち紹介動画はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=adhz9X7c0Qs