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第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時より
⑦「小さい6年生と大きい5年生」
たかさんちには、色々な学年の子ども達が集まってくるので、学年を超えて、自然と会話がはずみます。気の合う子というのは、不思議なもので、学年が違っても仲良くなります。年齢、先輩後輩を気にしない、ある意味心の広い受け止め方が出来る子ではないかと思います。
初めは、当時6年生同士、5年生同士で遊びに来ていたグループが、いつのまにか親しくなって、その中の、比較的小柄な6年生と、その6年生より背の高い5年生のふたりが仲良くなりました。
ある日の夕方、私の前を歩いているこの二人を見かけました。夕日を背に受けて、小柄な6年生とその6年生より大きい5年生の後姿はなんとも、微笑ましく、網に入れたサッカーボールを蹴りながら、家路に着く二人は、満足げにみえました。
子ども達というのは、常に仲間を求めています。同じ考えをもつもの、趣味の合うもの、その他に、同じ時間帯を過ごせるというのも、条件のひとつになってきます。
特に習い事をしない子、家に帰る時間の遅い子は、同じようなタイプの子を求めています。高学年ともなると、この傾向は強くなります。よく「明日遊べる?」などと、声をかけている子もみかけます。こういった子は、学年を気にせず、小学生でも、平気で中学生についていきます。物怖じせず、一緒に楽しんでいます。
子ども達の社交の場に一役買えるのも、駄菓子屋ならではの効果だなと思います。
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『目次〈予定含む〉
いらっしゃい(はじめに)
第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時
第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時
第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時
第四章 詩 「子どもの心」随時
第五章 つぶやき「たかさんの声」今
おまけ 子どものつぶやき
またね(おわりに)』
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