混んでいる時などは、一旦暇つぶしにどこかへ行っても、また、舞い戻ってきます。どこかで遊んだついでに寄るところでなく、ここで、時間を費やし、他の場所がついでになるようです。なぜか、入り浸る子が、後をたちません。狭い店内の雰囲気がいいのか、色々な友達と気軽に交流できるのが良いのか、一人でも平気で訪れます。
小学生も中学生も男女問わず「なんか、ここ落ち着くよね~。」と誰もが思わず口にする不思議が、きっとたかさんち(駄菓子屋)の魅力のカギを握っているのかもしれません。
たかさんちは、月曜日がお休みです。
でも、「たかさ~ん、開けてよ」と、呼ぶ声が聞こえてきます。
「明日野球の合宿があるんだ。おやつ買わせてよ。」
6年生の○君が、5年生を引き連れてやってきました。
こんな時、お店は開きます。
普段でも、開店時間より早く来た子は、「あけて~。」と、声をかけてきます。きまりはきまりだけど、遠慮なく、融通がきかせられるのも、いいなと思います。たっぷり、おやつを買った3人は、満足げに帰っていきました。
少し、自転車を走らせれば、他にも駄菓子屋やコンビ二、スーパーはあるのに、「たかさんち」を利用してくれる子供達に感謝したいですね。
閉店時間でも、ちょっと、品物を並べたりしていると、看板も出していないのに、すぐに、子供達がやってきます。不思議なものです。
開店前だと、看板を出してくれたり、品物を並べてくれる子もいます。子供達と一緒に作っていくお店なんだと、つくづく感じます。もちろん、大きな声を出して、近所に迷惑をかけないよう、注意しています。
駄菓子・屋業界勝手に活性化プロジェクト第一弾「駄菓子屋を知ろう!2」
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『あそびのプロが始めた子どもの居場所23年のメッセージ』byたかさん
駄菓子は心の栄養!駄菓子屋は心の切り替え場所!
駄菓子屋の良さ、不思議等を伝えたく、ほっこリアルな子ども達を駄菓子屋目線でありのまま綴ったブログから、再度、ピックアップでご紹介!セレクト+α!として、まとめたものを随時掲載していきます。
=駄菓子屋「たかさんち」~みぃんな元気になぁれ~=スタート!
いらっしゃい(はじめに)
『とある町。
学生通りの商店街を、左に入り、ゆっくり下る・・、
すると、大人には見えない?
秘密基地?
子ども達が行ったり来たり。
ここが、駄菓子屋「たかさんち」。
駄菓子屋には、魔法のような不思議な魅力があるようです。
店前では、
「初めてなんだけど・・」
「誰かいるかな?」
「何買おうかな・・」
と、ソワソワ、ドキドキが止まらない。
中に入ると、
「味や色が変わるんだ!」
「ソースで絵を書いてみようっと。」
と、駄菓子でも遊べちゃう。
「当たったの?すごいね!いいな・・」
と、一躍ヒーローに。
「ここで食べると、おいしい。」
「わー懐かしい。」
「お父さんは、これ買うね。」
と、大人も子ども目線にタイムスリップ。
幸せ気分になると、人にやさしくなる。
いやなことも忘れる。
そんな駄菓子屋「たかさんち」のほっこリアルな二十三年。
はじまり、はじまり 』
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『目次〈予定含む〉
いらっしゃい(はじめに)
第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時
第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時
第四章 詩 「子どもの心」随時
第五章 つぶやき「たかさんの声」今
おまけ 子どものつぶやき
またね(おわりに)』
「たかさんち」実践報告書→駄菓子屋報告書
あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページ
たかさんち紹介動画はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=adhz9X7c0Qs