駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識した駄菓子屋24年の軌跡とだが活!新「だがるだじゃれ」駄菓子紹介R4/8開始~

救世主

2019年08月14日 | 駄菓子屋
世の中、タイミングよく「助かった~」と思うことは、だれでも良くあることだと思いますが、子どもというのは、人が困っている状況に出くわすと、必ず、良い子に変身してくれます。
 たかさんちでは、時々、良い子に変身した天使が舞い降りてきて、お店の運営を助けてくれます。
 近所の小学校の行事はある程度、把握できるのですが、近郊の他の小学校にもたかさんちの存在が、広く知れわたり、時々、遠足などで、たくさんの子ども達が予測なしに訪れるのです。
 そんな時、天使の登場です。この天使は、毎回違います。そろばんが得意な〇くんが、籠に入った、たくさんのお菓子をすばやく計算してくれたこともあります。
 ついこの間は、中学生の〇君が、ごったがえす店内で、交通整理をしてくれたり、自転車をきちんと並べてくれたりと、大活躍。いつもは、おごってというタイプなのですが・・でも、本当に助かりました。
 こうやって、たかさんちは、多くの天使達に助けられ、何とか子ども達の居場所としてやっていけるのだと思います。

(当時の学年で記載)

久しぶり!

2019年08月13日 | 駄菓子屋
地域に住む子ども達は、ずーっと同じ所に住んでいるわけでは、ありません。
「僕、今度引越しするんだ。」とか、「卒業で、学校遠くなるんだ。」とか、店から、足が遠のく子も少なくありません。
でも、うれしいのが、必ず、何かの用で、顔を出してくれることです。冬休みのこと、兄弟で転校してしまった〇君たちが、「久しぶり、覚えてる~?」と、ひょっこり現れました。「引っ越した所にも駄菓子屋あるよ~。」とか、「ここで、友達と会う約束しているんだ。」とか、にこにこと、話をしてくれました。
 また、女子高生になった〇さんと△さんの仲良しコンビもお互いに高校は違っても、定期的に二人で寄ってくれます。常連の小学生に話し掛けたり、店の中は二人のお姉さんを中心に笑いの渦になります。男の子達も女子高生のパワーに圧倒されたり、テレながらも、このひと時を楽しんでいます。不思議な異年齢の交流です。
 店に来れないほど遠い海外の学校に行っている子もいますが、「たかさんちのホームページをみたよ。みんなの様子がわかってなつかしかった。」と海外からメールをくれた子もいます。
 見慣れない子に話かけると、「転校してきた〇君に教えてもらったんだ。」とのこと、最近、ひとつ離れた地域に転校してしまった〇君が、転校先でもこのお店のことを宣伝してくれたようです。いつになっても、いくつになっても、たかさんちを忘れないでいてほしいですね。良い思い出になれればと思います。

(当時の学年で記載)