迷路
だいじょうぶだよ
ちょっと迷い込んだだけ
誰だって そんな時あるから
そう・・慌てることはないよ
大した距離じゃないから
休み休み進めばいい
前だけを向いて
ゆっくり行けばいい
ホラッ もう見えているはず
一筋の光・・
そこに あなたの未来がある
迷路
だいじょうぶだよ
ちょっと迷い込んだだけ
誰だって そんな時あるから
そう・・慌てることはないよ
大した距離じゃないから
休み休み進めばいい
前だけを向いて
ゆっくり行けばいい
ホラッ もう見えているはず
一筋の光・・
そこに あなたの未来がある
○どのくらい会わないと「久しぶり」?
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「久しぶり~」と、入ってくる子や、こちらから「久しぶりだね」と、声をかけることも多いです。
常連で、毎日のように来ている子が2、3日来ないだけで、「久しぶりだね」ということもあれば、もう4~5年ぶりに訪れた子が「久しぶり!」と、やってくることもあります。
遠くへ引っ越したり、地方の学校に行ってしまった子でも、長期の夏休みや春休みにこっちに来たついでに、必ず店に寄ってくれる子もいます。
もちろん開口一番「久しぶり」が、挨拶になります。
よく来る子は、ちょっと来ないと「どうしたのかな?」と思うところから、こちらから「久しぶりじゃない。どうしたの?」と声をかけることになり、大抵は「忙しかったから」との返事が多いです。
こちらの地域に立ち寄る定期的に訪れる子達や高校・大学の休みに合わせてやってくる子は、自ら「久しぶり~」と挨拶しながら店に入ってきます。
必ず「あいつ元気?みんなどうしてる?」と、離れ離れになった友達の現状を聞いてきます。
そして、本当に久しぶりで、小学校以来来ていない高校生や大学生は、まるで初対面のような感覚から徐々に「覚えてる?懐かしいな~久しぶりだな・・」というお互い徐々に打ち解けていくような不思議な感じになります。
また、子どもだけでなく、私の小学校や中学校時代の先輩や同級生が店を訪れることもあり、こちらは、名のってもらわないとほとんど名前が浮かばない状態です。
「あっ!見たことある・・面影がある・・○○先輩ですか?」のように遠い遠い記憶をよみがえらせます。
何にせよ、元気で再開はとってもうれしいものです。
○昔と変わったね!と言われますか?
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どの子も学年が上がるごとに、内面も外見も成長していきます。
時には少々悪いことを覚えたりと、反抗期も含め、健全な大人になるために、不健全を体験しつつ、正しいと思われる道を手探りで進んでいるようにも思われます。
大抵は、「成長したな~」と、感じるのですが、中には明らかに「変身!」してしまう子もいます。
小学校の時は、どちらかと言えば地味でおとなしかった子が、中学に上がると、世間の広さや情報を知り、自分の魅力に気付き、自分に磨きをかけ、アイドルのようなかわいい子になって、店に現れたこともあります。
少々ふくよかだった男の子が、高校に上がり「僕のことわかる?」と、訪ねてきたこともあります。すっかり、スマートになっていました。
また、3年ぶりくらいに、大学進学を報告しに来てくれた子も顔がシャープになって、すっかり青年らしくなっていました。
過去の記憶とギャップが大きいほど、変身と感じてしまうのです。
だけど、どの子も昔の面影はどこかに残っていて、「○○さんだよね」
「○○君でしょ!」と、言うと、「よく判ったね!」と微笑んでくれます。
もしかしたら、昔の自分を知っている人への少々の照れがある反面、覚えてくれていたんだという安心感があるのかもしれません。
また、変わったことへの自信のようなものも感じます。
中学になって、突然、タレントみたいな髪型に変わって店に来る子を見ると、どんなきっかけで、どのようなことを思い、考え、行動に移したのか知りたくなります。
本当の自分探し、魅力探し、可能性・・プラス思考にポジティブに・・
さて、また、ミラクルな変身を遂げてくれる子に出会えるかと思うとワクワクしてきます。
○悪い子とはどんな子でしょう?
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毎日出会う子ども達の中に、悪い子はひとりもいません。
少々、悪いことかな?と思われることやいたずらをしたりする子はいますが・・
どんなに良い子でも、悪いことをする瞬間があると思います。でも、悪い子にはなりません。
悪いこと=不健全とも、言えるかもしれません。
ただ、不健全が何かを知らないと、健全の意味がわからなくなります。
子どもは、悪いことかな?と、半信半疑で確かめながら、体験しながら成長していくように思えます。
悪いと思われることをした時、「それは、悪いことだよ!」と、きちんと教えてもらわないと、悪いことが楽しいことだと(やっても平気なことだと)、間違った認識をしてしまう恐れもあります。
悪いことを悪いと教えるのは、悪いことを悪いことだと理解して育った大人の役目です。
それを怠った時、子ども達は、善悪の判断を誤ってしまうかもしれません。
子ども達が、「これは悪いことかな?」と、確かめたい(知りたい)行動をとった時、大人は見て見ぬ振りをせず、きちんと「悪いことをしてはいけないよ」と、注意してあげることが大切なのではないかと思います。
ひょっとして、悪いことだと気付かずにしてしまうことだってありえると思います。
誰でも悪いことを知ってか知らずか、してしまった時、「だめだよ」の一言で、「あっ!やっぱりいけないことなんだ」と、気付かせる機会を持つことが必要だと思います。
大人の役割というものは、こんなところにもあるんだ・・と感じています。
悪いことをしてしまう瞬間は誰にでもあるけれど、決して「悪い子」なんて、いないと思います。
君の魅力
ポイ捨てした君を追っかけて
その帰りに話したね
人に慕われ
友達を惹きつける
そんな魅力があるから
良い見本になると助かるんだけど・・
人の上に立つような
みんなを守るような
そんな大人になる気がして・・
「ポイ捨てしてすいませんでした」
ホラッ!やっぱり君は
大したやつだよ・・
○どんな駄菓子を知っていますか?
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駄菓子屋が人気なのは、駄菓子そのものにも魅力があるからです。
まず、目に付くのはネーミング。怪しげな名前はもちろんパクり?のようなもの、中身をまるで想像出来ないものまで、買う前から楽しめちゃいます。
ふがし、カルメ焼きなどは、そのまんまのなつかしい駄菓子です。
うまい棒○○味やガリボリラーメン、カメレオンキャンディなどは、なんとなく中身を連想出来ます。
でも、
らーめんばばあ、らーめんじじい、キャベツ太郎にどーん太郎、かばやきさん太郎・・・・・えっ?!あなた達は誰?
ってな感じの商品も多いです。
ネーミングだけでなくコメントのついている駄菓子もあります。
「よい子わるい子あめ」には、「テレビゲームインターネットで目玉チカチカ」などの吹き出し文字が、
「コギャル梅」には、「梅おくれ」というおばあさんにコギャルが「ホラ!くれてやるよ!」というようなおかしなキャラも登場します。
どういう意図があるのかは判りませんが・・
「ドコモ」をパクって、携帯の形をした「コドモ」というものがあったり、うんちくんグミやチュッチュグミ・・ちょっとやば系
モロッコヨーグル・・どういう意味?
タラタラしてんじゃねーよ・・・・・えっ?!すいません。
日本一長いチョコ・・ホントかよ!
まけんグミ、バトルラーメン・・対戦か!
などなど・・
けっこうツッコム子も多いです。
もちろん、夜空の星やきびだんご・・ホッとするようなものもあります。
駄菓子の製造会社の方たちも、あそび心いっぱいのようで、安心するとともに感謝します。
子ども達は、楽しく、おかしく、おもしろい商品に心惹かれ、今日も笑顔一杯で、キラキラ目を輝かせながら駄菓子を見つめています!
○くじ運は強いですか?
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駄菓子が、人気なのは、それ自体でも遊び心があるからだと思います。特に、当たりつきお菓子は大人気。
当たればもう一個もらえたり、金券分のお菓子が買えたりと、得した気分を味わえます。
不思議なのは、良く当たる子は、良く当たり、当たらない子はなかなか当たらないと言うことです。
確立上、誰が買っても同じに当たるはずなのに・・ここにくじ運の差というものが、何かしら感じられます。
普段の行いが良いから?当たる?・・残念ながら、そうでもなさそうです。逆に、あまり良いことがないので、くじくらいは当たる?・・と、思われることも・・
当たりの効果は、結果までドキドキするだけでなく、「当たった!」と、いうことで、とても幸せな気分になれることです。
ついていない日でも当たりが出ると、いやなことがすべて吹っ飛んでしまいます。特に子どもは純粋なので、「私ってホントはついてる?」「俺ってすごい?」と、とたんに生き生きとしてきます。
周りの子も「すごいな!」「いいな~」と、素直に認めるからよけいにうれしくなります。
店では、どんな子でも、くじを当てると英雄になれるのです。
初めて読めたひらがなが、「はずれ」なんて、幼児もいます。読めるようになっただけでなく、「はずれ」は、残念、「当たり」はうれしい!と、意味まで理解していて、文字をよく読んで、がっかりしたり、ニコニコしたり、小さな楽しさの小さな幸せを感じてくれているようです。
運試しにお一ついかがですか?
○時間を気にしますか?
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「今何時?」と、良く聞かれます。「そこに時計あるでしょ」と、指をさし、「5分くらい進んでいるから○時だよ。」と、念のため、時刻を教えてあげます。
「進んでいる時計っていいよね~」と、少しホッとする子もいます。時間は気になるけれど、もっとここにいたい、もっと遊びたいと思うのでしょう。
子どもの本質は変わっていないと思いますが、週休二日制になって、平日の時間割が増え、下校時刻が遅くなり、習い事も増えて、遊ぶ時間は確かに削られています。
でも、どの環境でも、子ども達は懸命に対応しようとします。少しでも楽しい時を過ごせるように、遊べるように与えられた時間をめいっぱい凝縮した内容にしています。
一分でも一秒でもだらだらせず、楽しみに変える子ども特有の才能に驚かされます。
忙しい時代だからこそ、自分で時間配分をきちんと決め、時には、塾に遅れても「まっいいか・・」と、神経質にならず、のびのびとした子どもらしさの中、充実した日々を送っているようです。
5時の鐘が聞こえると、さあ~っと帰える子も多いです。
意外と時間を守っているように思います。
時には、「あっ!いけね!親に怒られる・・」と、時間を忘れて夢中になることだって・・昔と変わらない子どもらしさを感じています。
卒業
来なくなって しばらく経つね
いつもの席に君がいないと
心配する子も入るんだよ
本当に卒業したのかな・・
少し広い居場所が見つかったかな・・
今度はふるさとになって
待ってるから・・
大人になって
訪ねておいで・・
○10円で何をしますか?
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店では、不思議と「10円」と言う言葉が多く聞かれる気がします。
「10円頂戴!」「10円貸して!」「10円落ちていないかな・・」
「10円おごって!」「10円まけて!」「これ、10円にして!」
「10円おまけして!」「ギザ10に換えて!」「やった!きれいな10円だ」
「10円くらいならあげるよ」「10円ならおごってあげる」
「好きなもの10円ずつ選びなよ」「誰か10円持ってない?」
まだ、よちよち歩きの子どもを抱っこしたお父さん。毎回10円握らせて、子どもの好きなものを買ってあげます。
「これ10円、何個買える?」50円もらった子がお母さんに尋ねます。
時にはあきらかにどこかで拾ったと思われる10円を持ってきて、ちゃっかりお買い物・・なんてことも?
お小遣いがたくさんある時は、少々太っ腹?「10円くらい・・」となります。
お小遣いが底をつくと、「10円様・・」となるのかも・・
ちなみに10円で買えるものはたくさんあります。
うまい棒・どーん太郎・ふがし・梅ジャム・マシュマロ・あめ・ガム・ゼリー・かばやき他・チョコ・金券くじお菓子などなど・・ごえんチョコなら2個買える!
10円あれば電話も出来るし、コピーも取れる。
ちゃっかりものの中学生「誰か後1円くれ~」周りの子が一斉に財布をのぞきます。「ハイ、どうぞ」やさしい誰かが1円を差し出します。
「やった!10円になった!」店の中が1つになった気がしました。