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駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識したあそびと駄菓子屋「たかさんち」の25年の軌跡とだが活等!

第一章 駄菓子屋日記⑪「夏休みの出会い」

2021年09月10日 | 駄菓子屋

 

↑駄菓子屋さんの商品紹介↑

第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時より

⑪「夏休みの出会い」

夏休みは、地域に住んでいる子供たちだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんが、こっちに住んでいるから遊びに来たとか、海外に留学中だけど、夏休みだから帰ってきたとか、夏休みならではのお客さんが来ます。

「見ない顔だけど、どこの小学校?」などと、初めて見かける子には、声をかけます。「I市の小学校だよ。夏休みだから、おばあちゃんの家に泊まっているの。」と、当時3年生のT君が答えてくれました。

ひとりで、たかさんちにはじめて来るのは、結構勇気がいるのではないかな?とも思いますが、違う土地でのちょっとした冒険気分を味わっているのかもしれません。そわそわするでなく、買った駄菓子を座って、ゆっくりと楽しんでいます。

時々、また、立ち上がって色々な駄菓子を眺めています。他の子が少ない時には、「お金払わないでもっていく子とかいる?」とか、質問してきます。そんな会話を楽しみながら、しばらく時間を潰して、「じゃ、また来るね。」と帰って行きます。

また、「たかさんち」がOPENした頃、ミニミニ縁日などを手伝ってくれた当時6年生だった女の子たちが、留学先から一時帰ってきたと、店によってくれました。

「おぼえてる?」第一声、じーっと顔をみつめ、「あ~、覚えてるよ、ほら、そこに貼ってあるよ。」と当時、取材で取り上げられた記事のコピーが店に貼ってあるので、それを指差してあげました。「わ~なつかしい。」といいながら、一緒に来た外国人の友達に英語で説明していました。その発音のすばらしいこと!子供たちは、日々成長しているんだなあとつくづく感じました。

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『目次〈予定含む〉

いらっしゃい(はじめに)

第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時

①休みの日でも

②やさしい心

③招き猫

④夢

⑤世界一落ち着く

⑥ただいま・お帰り

⑦小さい6年生と大きい5年生

⑧弁護士事務所

⑨久しぶり!

⑩救世主

⑪夏休みの出会い

第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時

第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時

第四章 詩 「子どもの心」随時

第五章 つぶやき「たかさんの声」今

おまけ 子どものつぶやき

またね(おわりに)』

「たかさんち」実践報告書はこちら→駄菓子屋報告書

あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページ

たかさんち紹介動画はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=adhz9X7c0Qs



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